劇場公開日 2024年3月29日

オッペンハイマーのレビュー・感想・評価

全835件中、601~620件目を表示

3.5予備知識はあった方が、、、

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 14件)
おでん

5.0科学者の恐れとおののき、そして抵抗

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2023年。クリストファー・ノーラン監督。アメリカの原爆開発を主導した物理学者の栄光と失墜、さらに名誉回復までを描く。プロメテウスという原題が表しているように、原爆開発が切り開いてしまった負の側面をしっかりと描いている。たとえ、被爆者が一人も表象されていないにしても。
未知のものへの恐れとして描かれる原子力は、人生への恐れ、女性への恐れ、政治的な失敗への恐れ、真理への恐れ、などと同列に、隠喩的に描かれている。宇宙の真理が恐ろしいように原子力は恐ろしいし、女性も恐ろしいのだ。重厚な音楽と相まって、オッペンハイマーは常に恐れおののいている。だから、女遊びがすぎるとか、口先だけだの男だとか「軽率な男」として説明されてもあまり説得力を感じられない。映画自体が重々しい「恐れ」とともにある。
原爆開発にいたる展開とは別に、ところどころで、開発後に失墜していく場面と、その数年後その失墜を画策した黒幕が失墜していく場面が描かれる。時間軸が入り乱れているのだが、二つの失墜場面は、ともに政治的闘争と科学者の真実追求との葛藤という同型なので、まぎらわしいことはない。裁判ではない場で人生の決定的なことが決まってしまうということが強調されることで、真理の追求ではなく政治的な闘争が支配的な現代社会が批判的に描かれていると思われる。科学者である者はそうした社会に抵抗するのだ。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
文字読み

4.0

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿

皆んな見た??
トリニティ実験のピカドン、太陽がもう一個地球に落ちたかの発光に人間を吹き飛ばすかの爆風。
1分くらい後かな、爆音のドーーン!!!!

なんかあのシーンでポロポロ涙落ちてきちゃったよ。
アレが広島に落ちたんだ、長崎にも。
俺はあの時この世にも居ないし、教科書と映画とアニメでしか知らないんだけど、もう怖くて悲しくて震えたよ。
知識としてだけどアメリカじゃ核はあの戦争を終わらせた神の正しい兵器みたいなイメージなんだってね。
あのシーン見りゃ解るけど神の雷、人間の力超えてるしね、アメリカみたいな歴史も浅い国だから神話に扱われてんだろな。
俺ら日本は核の被害者、被爆国なんだけど、世界の歴史上で兵器として人を目標に核使った事例ってコレしか無いんだよね。
こないだ見たデューンでも核兵器出てたけど、未だ死の大量殺戮兵器で人類の手に余るんだよ。
たぶんソレ一番解ってるのは俺ら日本人と作った本人なんだな。
 凄え怖かったよノーラン、アメリカと被爆国を見てくれたノーランはイギリスだからね。

でも日本はこれで発電する装置を10ヶ所くらい国中に持ってるよ。
しかもちゃんと扱えて無いよ。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
永田製麺

3.5「原爆を生み出した苦しみ」を体験する映画

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿

ノーラン監督の作品は欠かさず見ているが、本作品は"リアルに"その人を追体験するという、とてもチャレンジングで、これまでのジャンルとはまた違った取り組みだったと思う。(+18のセンシティブな場面含めて)

インセプションやテネットのようなアクション映画を求めてしまうと、拍子抜けすることに注意が必要。

この作品のテーマとして、「原爆を生み出した苦しみ」を一つ目にあげさるをえない。

某番組のインタビューで、ノーラン監督は「自分の息子が戦争(原爆?)のことに興味がないのがショックだった」と語っていたが、オッペンハイマーを追体験する本作品により、ノーラン監督がやりたかったことは果たせたのではないかと思う。

日本人としてあの時代の記憶というものは、原爆を落とされた被害者の立場だったが、原爆を落とす加害者という側面で理解することはなかなか無かったと思う。

アメリカの世論的には当然、英雄ではあるが同時に大量殺戮を図ってしまったという後悔の念、表裏一体の感情。

他のレビューやインタビューでは、もっと悲惨さを表現しろという声もあったが、映画として最大限ここは表現できていたと思う。

それを超えて核戦争という「パンドラの箱」を開けてしまった苦悩がとても良く表現されている。

二つ目のテーマとして「オッペンハイマー達の名誉挽回」というものがある。

国家の為に尽くしたはずが、逆に国家反逆罪になぜ問われてしまったのか。

様々な陰謀が渦めく中で、発明に罪はないという事を言いたかったと思う。これは戦争云々の議論とは切り離されるべきものであること。

テーマとしての明確さは過去作一だが、作品として純粋に楽しめたかというのは微妙なところ。というか楽しむものではないのかな。と感じた。

公聴会のシーンなどは字幕版ではなかなか理解が追いつかず難しい場面が続いた。何度か見返したら気づける部分もありそうだが、一回の視聴では理解できず。

これまでのノーラン監督の作品は、理解できなくても楽しめたが、残念ながら本作はそういうコンセプトのものではなさそうだ。

作品の展開として、仲間集めをして、強力なキーマンの助言を受けて、プロジェクトを成功させるという、インセプションと同じようなワクワク展開である事はノーラン節が効いてて良かったなと思う。

これまでの作品では、キーマンとしてマイケルケインが務めていたところを、ケネス・ブラナーが見事に演じられていたところには感銘を受けた。重要なキーワードも本作では彼が語っている。

キリアンマーフィーもそうだし、これからも演者側の活躍も含めて作品を楽しみにしたい。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
みなもと

4.5映画として完成度が高い

2024年3月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

戦時下で国家の大事業を任されたら全力出しきって当たり前。そして、その破壊力を知ってどうして良いかわからなくなる。という意味で、オッペンハイマーは物理の天才という部分を除いては普通の人という印象。物語上もう1人の主役とも言えるルイスストロースが怪人なんだろうが、最初に出てくる良い感じのおじさん印象が抜けずに話が分かりづらい。事前にオッペンハイマー事件の概要を掴んでおくともっと物語に入れたと思う。しかし、アメリカの国内にいれば遠くで原爆落として何十万人死のうが、やっと戦争終わって良かったぐらいの感覚だったんだろう事がよく分かる。最初から2発用意したから2発落としたとしか考えられないトラックの運搬シーンが印象的。

コメントする (0件)
共感した! 17件)
Salu!!

4.0人類視点で見た方がいい映画

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

優れた映画は感情を揺さぶるものだと思っているが、この映画を見ることでしか得られない感情があるという意味で価値のある映画だと思う。
愛国心や探求心が結果的に人類を滅ぼし得る兵器を生み出すって、これほどの皮肉はないんじゃないだろうか。
この映画のテーマに愛国心によって憤りを感じる人は多いのだろうが、オッペンハイマーや開発者達も同じ愛国心によって最悪の発明をしたというところがなんとも・・・。
おそらく人類が争いを始めた遥か昔からこの未来はある程度決まっていたのだろう。世界情勢やテクノロジーの発展度合で多少の誤差はあったとしても人が人である以上、この発明自体は避けられなかった事だという事を改めて感じた。

この発明以上に人を殺してるテクノロジーはあるのに普段ほとんど問題視されてない事にも人間の都合のよさを感じる。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
サラダチキン

4.0オッピーの走馬灯

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

映画としてはオッペンハイマーの死に際の走馬灯かと。
事情を知らなものにとっては時系列追えないし名前も追えないだろう。その方面の好きな自分は有名な物理学者数学者が登場して盛り上がったけど。
厳しい映画でもある。(最近NHKやNetflixでたまたま関連番組見てたので助かった。)
アメリカ人は知ってて当然の事なんだろうか。マンハッタン計画、赤狩り、個人的なゴシップ、ユダヤ人コミュニティ。知らなくても知ったふりして気取ってオスカーを与えないといかんと考えるのもまあ当然か。
広島長崎の惨禍はその後の冷戦の一部として消化されてるのがアメリカ的。
日米の価値観歴史観は永久に交わることは無いだろう。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
HigeKobo

4.0ドラマとして良かったと思います

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 15件)
福島健太

3.5苦い気持ちも

2024年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

オッペンハイマーの苦悶が伝わってくる。
カラーと白黒の映像対比、
音楽がずっと流れて効果的。

原爆が完成したあたりは、
なにか苦い思いも。
日本も他国へ戦争の傷みを与えているけれど…

アメリカの歴史的なことを予習しておけば良かったかな。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
meromero

3.5もしかして太鼓叩いてた人はファインマン?

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

クリストファー・ノーラン監督作品にも関わらず、題材に配給会社が気を使って、日本での上映がないと聞いてガッカリして、米国amazonからブルーレイを取り寄せていました。荷物が届いた次の日ぐらいに日本での公開決定のニュース。狙いすましたかのようにアカデミー賞直後の封切り。ブルーレイを封印してIMAXで鑑賞。

時系列を分解して見せるのが、この監督の得意技ですが、今回は登場人物が多く(全員、オッピーやアインシュタインのようにわかりやすく区別がつけばよかったのですが)、話についていくのがたいへんでした。

鑑賞後にパンフレットを見て、カラーシーンはオッペンハイマー視点、モノクロシーンはストローズ視点になっていたと知って、あー、それ観る前に聞いておけば、もっと見通しがよかったかもと思いました。これからブルーレイで見直します。(追記:オッペンハイマーを2回目見ることをモッペンハイマーというそうです)

米国と日本の一般人の原爆に対する温度差を考慮すると、本作品が与えたインパクトはかなりのものだったのではないかと、彼の国では。それこそアカデミー賞7部門受賞するぐらいの。前評判と違って、原爆の被害もきっちり表現されてますし。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
jfs2019

5.0伝記なのにちゃんとエンタメ演出

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

心が痛い。
人間として、日本人として。

実験・原爆・国家戦略と
大きく三つに分かれる構成は観やすく
そしてノーラン監督的複雑。

ジャンルは伝記なのだが
人生の描き方が動と圧なので飽きない。
テキストの説明も一切ない。
エンタメに振り切れる演出が圧巻。

反戦映画とも取れるけどそう謳いたくない。
でも、戦争の怖さや
日本に対する描き方も
日本人が観る観点と
米国人が喜ぶ観点を
バランスよくイギリス人監督が描いている。

3時間と聞いて「えー、長そう」
って思う人がいるかもしれないが
6時間を3時間に圧縮編集しましたって
くらいのリズム感なので
大人の方には本当にお勧めです。

熱と圧は凄いけど映画館(出来ればIMAX)で観るべき作品です。

コメントする 2件)
共感した! 26件)
溶かしバター大盛りポップコーン

2.5胸糞悪い作品!

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「胸糞悪い作品」だった!
どの様に、米国人は受け留め
どうして、米国アカデミー賞・作品賞を受賞したのだろうか?
日本では、意図的に、
米国公開から、8ケ月も遅れての公開となりました。
この事も面白くない。
また、当該作品は、2006年にピュリッツァー賞を受賞した
「原爆の父と呼ばれた男の栄光と悲劇」を
映画化しただけの作品です。
本当に、胸糞悪い作品でした、最低です!
Michi

コメントする 1件)
共感した! 8件)
Michi

4.5天才だが愚かなオッピーの伝記映画

2024年3月31日
Androidアプリから投稿

面白かった。

ノーラン監督の映像作品として、すばらしい完成度でした。3時間があっという間てすが、時間軸が入り乱れ、登場人物と台詞がめっちゃ多いので集中力が必要。

しかしながら、トリニティ実験成功〜原爆投下の場面は観るのがとてもつらくて涙出ました。でも、作品のメッセージとしては間違いなく反戦、反核だと思います。何故ここまで日本公開が延期延期になったのか…。
たしかに広島長崎の被害は直接描かれないが、オッペンハイマーが原爆の威力や被害状況、パンドラの箱を開けてしまったことについて衝撃を受けて悩んでいることは明らかにわかる(が、開発時点で分かっていたことであり、やや偽善っぽい)し、それをキリアン・マーフィーの抑制的な演技で見せたのは、個人的には良い演出だと思いました。

オッペンハイマーは物理学に限定されず、文理芸術問わず何でも出来て何ヵ国語も操れる天才であった一方で、神経質で情緒不安定なところがあり、女たらしで、好人物でもない。キリアン・マーフィーはぴったりでしたね。インテリで、ちょっと不健康そうで、でもなんか色気がある。

ジーンとの情事で、サンスクリット語読ませるところエロかったな…

後半はストローズとの対立と、赤狩り。あんまり詳しくなかったけど、ロバート・ダウニー・Jrの演技も、聴聞会の演出も見ごたえ十分。

できれば原作を一周してからIMAXで2回目に行きたいのだが間に合うかな〜。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
Rui

3.5なんとも

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿

難しい視点を描いている
3時間20分は長く感じてしまった
ほぼ会話なので人を見失わないように必死だった
原爆の描写は凄かった
日本の国の名前が出てきた時は言い表せない気持ちになった

映画館の入り口に原爆の描写があるので注意の貼り紙が貼ってあって丁寧だなと感じました

コメントする (0件)
共感した! 14件)
ビタミン

4.5難解

2024年3月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ノーランさんよぉ、また一回観ただけでは解らない映画を作りましたね、が第一の感想

スピルバーグならもっと解りやすく作りますよ、と

でも、ノーランはいつもそうだから…

「インターステラー」は自分の中では父娘愛モノとして、「テネット」は2回観てオモシロ動画として納得

シン・ゴジラのようにひたすら会話劇が続くなか、一番の見せ場として最終実験からの広島、長崎のあの日の場面は、自分も含め観客一同、日本人なら強く思う部分はある!

原爆投下の直接描写が無かった訳だが、もし被害描写があったら平静を装うのは難しかっただろう‥

作った側の論理、使った側の責任、日本人であるなら観なくてはいけない映画なのだが、これ難解すぎるからな~ノーラン!

エンドクレジット見ながら、フローレンス・ピュー、ケイシー・アフレック、マット・デイモン、お前ら出ていたのか⁉と(そういえば、君たちあの役ダッタノネ‥)

こうやって作って、リピーター増やす魂胆ダナ、ノーラン‼ とりあえずオスカーオメデトウ(・∀・) オワリ!

コメントする (0件)
共感した! 15件)
うんこたれぞう

3.5気が抜けない

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

場面展開が早く、セリフも矢継ぎ早なので、3時間気が抜けないです。原爆の開発は、戦争で日本を降伏させる大きな役割をしましたが、能力が大きく、それに伴う罪悪感をももたらせた。ロバート・ダウニー・Jrはイメージが全然違いましたね。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ごっとん

4.0目と耳に、そして脳内、想像に訴える

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

観終わりました、3時間が1時間にしか感じない。
超一流のドラマにして、
見応えたっぷりの大衆娯楽映画のバランス。
ノーラン監督はますますレベルアップしてます!
今年いちばん見るべき作品。
広島長崎を想像させるあたりが、恐ろしくて闇が深い。

キャスティングの豪華さでちゃんとサービスしてますから、安心して楽しめる作品です。

みなさん、テーマのことばかり言及されてる人がたくさんで、映画自体のすばらしさを語らない。

そりゃ専門用語や情報量は一度ではわからないことばかりですが、それよりも、主人公の一挙一動についていけば、しっかり理解できると。

君たちはどう生きるかは、眞人について行けばいい。
眞人の感知した世界を味わう。

オッペンハイマーは、オッペンハイマーが、どう生きたかを掴むこと。

ラストエンペラーやケンラッセルが描いたマーラーを思い出しました。
映像をしっかりみて、音を聴いて、感じること。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
青樹礼門

3.0自滅へのカウントダウン

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 12件)
吠えない狼

3.5日本人を守る為に原爆を使った?

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

第一次世界大戦が終わって、外国で物理の勉強をするオッペンハイマー、林檎に青酸カリを入れて、先生を殺そうと?あれ?辞めた。何で?
じゃ、この先、人殺しでもやるのかなと想像。
でもオッピーさん、とてもいい人でしたね。
この映画、登場人物がめっちゃ多くて、会議ばかりしてました。話しながら過去と現在、カラーとモノクロが行ったり来たり。もし自分がアメリカ人だったら、知ってる名前、もっとあったかもなぁ。
第二次世界大戦中に核開発のリーダーに任命されて、研究用の街を作る。えっ!そんな凄い事してたんだ。
1番驚いたのは、オッピーとアインシュタインに接点があった事。それ本当?
戦争中でチョコチョコ軍服は出てきたんだけど、具体的な戦闘の話は一切なくて、戦時中って感じゼロだった。それ、本土を攻められていないほぼ勝ってるアメリカだからなのかな。
原爆はとてもやばい兵器と分かっていながらアメリカが開発をやめなかった理由に納得。このままでは日本は降伏しないから、戦争を早く終わらせる為に凄い爆弾を中くらいの街に2回使い、被害を及ぼし、降伏を促す。確かに正しい選択だっかも。ただ予想より被害がでかかった。それでオッピーは、水爆の開発にますます反対する。その後、ソ連のスパイ容疑を受けるんだけどね。
最後の方で、やっと日本の名前が出るようになって、ワクワクが止まらなかったです。
ずっと会議だったけど結構楽しめました。続編として、はだしのゲンが観たくなっちゃった。

コメントする 3件)
共感した! 48件)
涼介

4.0American Prometheus

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作を読んだ上で鑑賞。登場人物も用語も多い為、ある程度把握しないとしんどいですかね。アインシュタインぐらいは分かりますが。容姿も寄せてある。似てる!ルイス・ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr)もかなり寄せてる。トルーマンに至っては…

原作にかなり忠実であり、あの感じで3時間ダレずに観れるのはさすが。ただ、トリニティ実験の成功で頂点を迎えて以降の流れはやや失速感があります。オッペンハイマー自身の伝記ですからこの流れで正解ではあるが、映像で見るような展開ではありません。文字で見た方が引き込まれました。

産み出したオッペンハイマーや、それを実際に使ってしまったトルーマン。個人的には憎悪の対象でしかありません。しかし、単純にこいつらだけが悪魔だとは言えない複雑な…いや、案外複雑でもない…背景があります。こいつらがやってなくても、どうせ誰かがやったんだよ。人間だもの。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
よしお