劇場公開日 2024年3月29日

オッペンハイマーのレビュー・感想・評価

全953件中、541~560件目を表示

4.0レビューの数が物語る

2024年4月4日
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鑑賞方法:映画館

登場人物が多く、時系列もバラバラという前評判だったので、私は役者の顔と役名、あとはオッペンハイマーに関する大まかな歴史的な流れは予習して観たからストーリーを見失うことはなかったが、予備知識無しの所見では若干「難解」かも。
でも『TENET』の嫌がらせみたいなややこしさに比べたらとっても分かりやすい。

上映時間3Hはちゃんと「長い」。
登場人物が多く、説明が少なく、展開は速いため、ついていくのに必死で眠くなることはないが、長い。

作品としての大きな軸は、上映2時間辺りでようやくたどり着く「トリニティ実験」に向けた研究の盛り上がりと、その後のオッペンハイマーが被る『赤狩り』にまつわる「公聴会」と「聴聞会」での質疑の二本が、平行したり交錯したり前後したりして進んでいく。

オッペンハイマー、その妻キティ、そしてストローズ。その他、俳優達の演技はさすが。

映画全体のベクトルは決して「核の肯定」ではないが、多くの日本人が持つであろう「核の恐ろしさ」は到底含まれていない。
作中では単に「格段に威力の凄い爆弾」であり、これはハリウッド映画の「核あるある」だけど、放射能による被ばくについてはほとんど触れられない。
監督が、あえてそういう伝わり方を目指したのであれば、やはり日本人の私としては素直にこの作品を原爆の映画としては評価しにくいな、という感じ。

そもそもアメリカ人にとっては、この映画を観て、同時期に公開した『Barbie』と掛け合わせて「バーベンハイマー」などというミームが生まれるくらいの、我々には到底理解できない受け止め方だったワケだし、同じ物差しで計ることはできないんだろう。

トリニティ実験なんて、成功=広島・長崎への投下が確定するワケで、その後の仲間達の喝采についてはもちろん彼らがこのために心血注いでたどり着いた実験の成功として理解はするものの、描かれた事象と、この先に待つ地獄を思い浮かべるこちらの温度差は歴然として存在する。

トリニティ実験の直前、ドイツが降伏して原爆の使いどころがなくなったことを受けて少人数の会議が開かれ、「まだ日本があるじゃないか」「(核の怖さを世界に知らしめる意味で)被害のインパクトを大きくするためにも攻撃予告はしない」と話が進んでいく。
決してドラマチックなシーンになっていないけど、明らかに場内にいた我々観客が息を呑む雰囲気になり、それがため息に変わるのを感じた。

詰まるところ、テーマはオッペンハイマーという、人間としては未熟だが、物理学の上では天才的な才能を持つ男の半生を「原爆」と「謀略」にまつわるお話とその孤独についてまとめたもの。
おそらく監督はこれを映画として表現する上で「原爆」というモチーフを使いたかったんだろうと考えると、やはり原爆は彼らにとってはエンタメのギミックの一つなんだろうな。

もちろんオッペンハイマーは自分が原爆を作り、実際に人間に対して使ってしまったことを悔やむんだけど、この恐ろしさの本質をちゃんと理解していたのか。
爆発光の下で消滅した命や生活や思い出、その後何十年も続く被曝者たちの苦しみなど「そこに存在した生命」に、彼の後悔は向いていたんだろうか。
惨状の写真を見ようとしなかった彼が、実際に思いを馳せ、恐怖していたのは広島・長崎ではなく「扉を開いてしまった自分」と「これからの世界」でしかない。

監督も、作品をオッペンハイマーの主観、という体裁にし、あえて積極的に広島と長崎を描写しなかった以上、やはりそこにはスッキリしないモヤモヤが残ってしまう。

ただ、もう数十年経ったら、戦争経験を伝える人が減って、原爆についてこういうアメリカ的な解釈をする人がもっと増えるだろうし、それは時間の流れとして受け止めるしかないのかな。
『はだしのゲン』が教材から排除される国で、あの戦禍を語り継ぐのはやはり難しい。

それでも作品賞受賞とは言え、公開たった1週間で+R15の洋画がこれだけのレビューを集めるって凄い。
書かずにいられなかったんだろうな。
日本人の心に何らかのクサビを打ったという意味で、意義のある作品になった。

IMAXレーザー(名古屋にも最大規格のIMAX来て欲しいよ)で観賞したのは正解。
実際に身体にビリビリくる音圧を感じながら観るからこそ、事態の大きさが伝わってくる。

ぜひ、音響の良い劇場で。

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キレンジャー

5.0トム

2024年4月4日
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悲しい

興奮

知的

トムコンティが渋かった。ノーラン作の中ではわかりやすい部類。次はIMAXで鑑賞予定。

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vn0nv

3.0難しいテーマだからこそ

2024年4月4日
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怖い

知的

難しい

通常スクリーンで鑑賞
原爆の父と呼ばれた人の話を漠然としてだが日本人として見ておいた方が良いような感じがして鑑賞しました。
物語が佳境に進むにつれ、この映画を広島と長崎の方々はどのような心境で見るのだろう?としきりと考えてしまいました。
IMAXで見なかった理由が、こういうテーマはスクリーンの大きさとかで出来映えの印象が変わるべきではないと思ったからです。
自分としては高くない評価になった一つの理由で、大きな音で驚かせたり、抽象的な光の粒やラインアートみたいな映像を多用して語るべき物語ではないと感じます(きっと中性子や素粒子等を表現したかったのだと思いますが・・)、もっと違う部分に時間を割いて欲しいと思いました。
見る上で、物理の知識は少し必要、当時の時代背景の知識はかなり必要かなと、オッペンハイマーの置かれてる立場や背景などがなかなかわかりづらかった気がします。
物語の後半で彼が審問会?でいつから道徳的な懸念を持つようになったのか?と問われるシーンがこの映画のテーマなのかなと思いました、科学者と兵器との切っても切り離せない永遠のテーマですよね・・・・
登場人物達がどこまで現実に即しているか解りませんが、即しているのだとするとやはりアインシュタインはスゴいのかと思ってしまいました。
学者として頭角を表してからのオッペンハイマーしか描かれてないので、幼少期からの生い立ちや引退後の彼の思想などを知りたかったかなと思います。
とはいえ、こう言うテーマを映画として取り上げる事には大変な価値があると思います(米国目線ではあるが、多分それが当時の当事者達の目線なのかと思ってしまいます)。
文明の発達に応じて人の誠心も追い付いて行きます様にと願ってやみません。

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スキーヤー

5.0傑作

2024年4月4日
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LC

3.5長い・冗長・そして難解

2024年4月4日
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ConicalSpoon436

1.5もっと違う作り方なかったかな

2024年4月4日
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難しい

基本、会話です
言い方悪いですけど、
ダラダラと会話が多い映画なので、
途中途中に
「過激なSEXシーン」
「爆発音」
「アート的な光の演出」があります
でも、私からしてみたら、会話シーンで退屈させない為の演出でしかない
素晴らしい演出なんか感じなかった

特に「過激なSEXシーン」これ、いるかな?
被爆国の日本では、学校でこれ見せているみたいですね、
大勢の学生服が映画館に入って見てましたよ、
その都度、このSEXシーン見せられるの?
こんなシーン削れるでしょ?不要

でも私が、
有名人や知名度ある人間なら
「大絶賛」します
なぜなら、アートに理解できる人って世間に訴える様な事です
「私はこの映画の素晴らしさに気付ける人間です」ってね
だから、テレビで見たと言う人達は全員が大絶賛、、、そうなるわな

原爆を扱う映画なら、
「原爆の怖さ」
「日本人がどれだけ恐怖したか」
「日本人がどれだけ失ったか」
「そしてあなたたちはどんな気持ちだったか」
そこしっかりやろうよ

エンドロールが終わり、席を立とうとしたら
後ろの席から、
「なんでアインシュタイン怒っていたか意味わからんわ」
と、言う声が聞こえてきました
そう、わかりずらいんですよ、この映画

そして今回の映画はお洒落すぎます
そして原爆を扱うなら「軽い」
私は、3時間で尻が痛くトイレに行きたいと言う思い出の方が大きいです。

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MIKI

2.0んんー

2024年4月4日
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Keita

4.0力は感じたが、熱を感じず

2024年4月4日
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鑑賞方法:映画館

「さすがにオスカーを獲得しただけのことはあるな」と納得させる、力のある完成度の高い作品だと思いました。

でも、セリフの量が多く、字幕を目で追っていくのが大変だった。ちょっと読書しているような気にもなりました。
当然そんな作業を3時間も集中してつづけられないので、登場人物たちの話していることが頭に入ってこない箇所がいくつもありました。
まあノーラン監督は、英語圏以外の観客のためにいちいち考慮して映画づくりをしているわけではないのだから仕方ないですが……。

それから、イメージの集積、重ね方は秀逸だと感じましたが、作品の構成をもう少しシンプルにしてもらったほうが僕のような凡人には話の流れがわかりやすかったです。でも、それだと「NHKスペシャル」みたいになっちゃいかねないな。そこが伝記映画(?)のむずかしいところでしょう。映画的な表現をしないと、わざわざ劇映画にする意味が薄れてしまいますからね。

また、本作では7割か8割以上の時間でBGMが流れている。つまり、それだけの量のBGM、音楽を使用しないと間がもたなかったのではないか。音楽と音響の力でストーリーをかなり補っているなと感じました。

あと、——というか、これがいちばん不思議だったのですが。冒頭に書いたように、本作はとても力のある作品だと思います。
でも、どういうわけか、作品から受ける「熱」というものを僕はほとんど感じませんでした。
力はじゅうぶんに感じたけれど、熱を感じなかった。何故だろう?
感情を抑えた監督の冷徹な眼差しがそうさせたのでしょうか。

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peke

3.0アメリカ目線のドキュメンタリーみたい

2024年4月4日
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もんも

4.0天才の葛藤

2024年4月4日
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悲しい

難しい

 オッペンハイマーについてのドキュメンタリーを事前に見ていたので、ある程度知識は入っていたが、改めて本作を観ると彼の苦悩や周辺人物、マンハッタン計画の実情というものが具体的に分かって興味深く観ることが出来た。

 原爆の恐ろしさを、その開発チームの視点を通して描くという野心的な試みが実に大胆である。
 と同時に、彼等を取り巻く権力の恐ろしさも実感される作品であった。本作はオッペンハイマーという個人のドラマであるが、その背後には常に権力が付いている。彼らは第二次世界大戦で核兵器を使用し、冷戦下で核開発競争をエスカレートさせていった。このまま進めば人類は破滅しかねない。そんな未来に対する警鐘も感じられた。

 ただ、映画としては、いささか捻った作りになっているため万人向きとは言い難い。
 物語はオッペンハイマーの聴聞会と、適役となる原子力委員会委員長ストローズの公聴会をクロスさせながら、原子爆弾の開発とその後のドラマを回想形式で描くという構成になっている。登場人物の多さも相まって、全てを理解するのは難しい。

 今作には原作(未読)がある。それを「TENET テネット」、「ダンケルク」、「インセプション」等のクリストファー・ノーランが製作、監督、脚本を務めて撮り上げている。果たして原作はどういった内容なのか分からないが、時間軸や世界観を複雑に交錯させた作りを得意とするノーランだけに、今回も一筋縄ではいかない難物となっている。きっとノーランはこういう作劇手法を意識的に取り入れることで作家としてのスタイルを標榜したかったのだろう。普通に時系列に描いても伝記映画としては何らそん色ない仕上がりになっていたと思うが、敢えて複雑な構成にしたあたりが如何にもノーランらしい。

 とはいえ、この作劇手法がサスペンスやドラマチックさを生んでいるかと言えば、今回に関してはそれほど効果をあげているとは思えなかった。本作は基本的にはオッペンハイマーの主観に寄った作りになっている。これなら時系列で描いたほうが、よりエモーショナルな物語になったのではないだろうか。
 ストローズの公聴会を描くモノクロパートは戦後の赤狩りをテーマにしており、言わばオッペンハイマー失墜の重要な一コマである。これも時系列で描けば、物語の抑揚が明確になり成功と転落という伝記映画の定石にハマったかもしれない。

 ただ、逆に言うと、この複雑な構成のおかげで、3時間という長丁場も飽きずに観れたという気もする。
 モノクロとカラーを使い分けた映像演出、中性子や核分裂をイメージした短いカットイン等、凝りに凝った編集も面白く、思いがけず3時間という上映時間が苦にならなかった。

 印象的だったのは、聴聞会にかけられたオッペンハイマーが、妻キティの「何故あなたは戦おうとしないの?」という糾弾に沈黙を決め込む姿だった。彼の中では科学者としての探求心が図らずも大量殺りく兵器を作ってしまった”後ろめたさ”があったに違いない。だからこそ”殉教者”として沈黙を続けた。しかし、赤狩りで周囲の関係者が次々と自分を裏切り、原爆以上に恐ろしい水爆の開発に邁進する世界を目の当たりにし、ついに黙っていられなかったのだろう。最後に戦う姿勢を見せた。そこに自分はオッペンハイマーのジレンマを見た。

 ノーラン作品と言えば、IMAXカメラにこだわった映像も見所の一つである。本作では中盤のトリニティ実験が大きな見せ場となる。この臨場感と迫力はぜひ映画館で味わいたい。
 また、オッペンハイマーが実験の成功を祝って演説するシーンも印象に残った。彼の主観による幻視的な映像演出が秀逸で、喜びと恐怖が入り混じった混沌とした心情を見事に表現していると思った。

 オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィの好演も見事であった。特殊メイクを施した造形もさることながら、聴聞会における繊細な感情表現も実に巧みであった。
 共演陣も実に豪華で見応えがある。
 オッペンハイマーの盟友となるアーネスト・ローレンス役でジョシュ・ハートネットを久しぶりに見た。以前よりも大分ふっくらとした体形で驚かされた。ちなみに、先述したドキュメンタリーではオッペンハイマーと袂を分かつように紹介されていたが、ここではそこまで仲違いするようなことがなかった。一体どちらが正しいのだろう?
 久しぶりと言えば、アインシュタインを演じたトム・コンティも随分久しぶりに見た気がする。
 恋人ジーンを演じたフローレンス・ピューは、先日観た「DUNE 砂の惑星PART2」と全くイメージが異なり、これにも驚かされた。ただ、彼女の役柄についてはドラマ上どこまで必要だったのか疑問に残る。やや中途半端な扱いで勿体なく感じられた。

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ありの

4.0難しいけど、さすがアカデミー賞

2024年4月4日
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天才物理学者「オッペンハイマー」戦争を早く終わらすための核開発、ただ核爆弾を使用すると多数の死者が出ることは、分かっているが開発する、そして物理学者としての名誉のために開発する。
何が正義で、何が負義、人間くさいオッペンハイマーも描かれて、さすがアカデミー賞と言った感じだった。

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Bookcorner

4.0不謹慎だけど面白い

2024年4月4日
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ノーランの映画の中で一番楽しめた。もちろん物理に関する用語が分からなくてついていけないところもあったけど、シンプルに対立構造だし、カラーとモノクロで視点を分けてくれてるので、わかりやすかったというのもあるかもしれない。

冒頭から「爆発」を言葉を選ばずに言えば美しく、激しく描くのかというつかみ。

やっぱりトリニティ実験の恐ろしさ。ドイツやロシアにしか目配せをしてなかったのに、唐突に「広島」「長崎」という言葉が出てきてから、日本人として感情をぎゅっと掴まれる。『この後の日本がどうなってしまうか』を分かっているからこそ、実験失敗してくれーって思ったり、オッペンハイマーの努力を無駄にしないでくれーって思ったり。そして実験の地獄のカウントダウン。発射からの炎や煙の美しい映像を無音で見せて、身構えが終わった頃に爆音がなる。この無音の引っ張りが映画的にすごい演出だった。己の動悸をはっきりと感じるほどの怖いシーンだった。

その後の実験成功称賛シーンや原爆投下からの戦争に勝った喜びにあふれるシーンは、日本人としては観るのはきついけど、史実としてはそうだし、1つの出来事を別の視点から観るとそりゃそうだとなるし、感情論だけでこの映画の評価を落とすのは違うとはっきり言える。

オッペンハイマーの「とんでもないものを作ってしまった…」という反省によって見てしまう幻想を「とんでもないものを作りたい」という原爆完成を想定した前半の幻想と対比させると、ここも凄いなと。

個人的には濡れ場がいらなかったなとは思った。

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わたろー

1.0そうですか

2024年4月4日
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くそじじい

4.5映画作品としてはアカデミー賞も納得の出来!

2024年4月4日
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市丸よん

4.5シーツを入れろ

2024年4月4日
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悲しい

怖い

難しい

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カズユキ

2.5時系列がわかりにくい

2024年4月4日
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悲しい

興奮

難しい

ダイジェスト風に彼の人生を追って行くのだが、〇〇年という記載がないので、いつに起こったこと、どのくらい経過したのかがわかりにくかった。

結局のところ何を見せたいかハッキリしなかった。

「トリニティ実験」のシーンは興味深かった。

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YOU

4.5映画として面白かった。日本人としてはしんどかった。

2024年4月4日
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てけと2

4.0広島に原爆が落とされるまで

2024年4月4日
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知的

だけではなく、ナチス対策だったはずの原爆がなぜ日本に落とされてしまったのかをアメリカ側から見るとこうなる。日本はやはり当時は狂信的に見られていたのだった。ということが再確認できた。そんな戦争映画の要素を含みつつ、原爆の父の人となりに迫りながら、取り巻く人々の思惑も描いてしまう。伊達に長いわけではない。

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印刷局員

5.0人類の終わり無き争い、天才達の償い

2024年4月4日
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戦時下、化学の進歩によって発明された大量破壊兵器。
その時代、天才達は発明せざるを得なかったのか。
天才達でさえ、予想が出来なかった破壊力と汚染。核拡散。
兵器を生み出してしまった世界を戻すことはできなくても、改善しよう後始末をしようと行動し続けていたのは素晴らしかった。
その後の償いが世界を良くしていく、それが人間にはできると信じたい。

世界から核の傘が無くなる時代はくるのか。
兵器の使い方だけは間違えてはならない。

時系列での見せ方、原子の美しさ。
音響の臨場感、恐さが凄かった。
爆破シーンは、ほぼ無音で逆に恐怖を感じた。
また劇場で観たいですが、3時間膀胱尿分裂耐えれるかな。

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アザラシ3

2.0ぱっとしない

2024年4月3日
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悲しい

前半のオッペンハイマー教授の、使わないとその効果が人類に伝わらない的な製作意欲と、トリニティ後の軍に原爆投下の指揮権があることの実感と水爆反対への博士の心情の変化の描写が上手く伝わらない。脚本が良くない印象。全体に史実に対する映画化の目的があいまいで、Imitation Gameに較べても表現したいことが今一つわからない。これなら45分くらいの短編で十分表現できる内容に思えた。お金を出すのは惜しいかな、Amazon Primeで待つ、という感じ。

Feb.1st.2024追記:そのアマプラで見てみたが、やはりつまらん。

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Whiterock
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