劇場公開日 2024年3月29日

オッペンハイマーのレビュー・感想・評価

全928件中、521~540件目を表示

3.5長い・冗長・そして難解

2024年4月4日
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ConicalSpoon436

1.5もっと違う作り方なかったかな

2024年4月4日
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難しい

寝られる

基本、会話です
言い方悪いですけど、
ダラダラと会話が多い映画なので、
途中途中に
「過激なSEXシーン」
「爆発音」
「アート的な光の演出」があります
でも、私からしてみたら、会話シーンで退屈させない為の演出でしかない
素晴らしい演出なんか感じなかった

特に「過激なSEXシーン」これ、いるかな?
被爆国の日本では、学校でこれ見せているみたいですね、
大勢の学生服が映画館に入って見てましたよ、
その都度、このSEXシーン見せられるの?
こんなシーン削れるでしょ?不要

でも私が、
有名人や知名度ある人間なら
「大絶賛」します
なぜなら、アートに理解できる人って世間に訴える様な事です
「私はこの映画の素晴らしさに気付ける人間です」ってね
だから、テレビで見たと言う人達は全員が大絶賛、、、そうなるわな

原爆を扱う映画なら、
「原爆の怖さ」
「日本人がどれだけ恐怖したか」
「日本人がどれだけ失ったか」
「そしてあなたたちはどんな気持ちだったか」
そこしっかりやろうよ

エンドロールが終わり、席を立とうとしたら
後ろの席から、
「なんでアインシュタイン怒っていたか意味わからんわ」
と、言う声が聞こえてきました
そう、わかりずらいんですよ、この映画

そして今回の映画はお洒落すぎます
そして原爆を扱うなら「軽い」
私は、3時間で尻が痛くトイレに行きたいと言う思い出の方が大きいです。

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MIKI

2.0んんー

2024年4月4日
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Keita

4.0力は感じたが、熱を感じず

2024年4月4日
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「さすがにオスカーを獲得しただけのことはあるな」と納得させる、力のある完成度の高い作品だと思いました。

でも、セリフの量が多く、字幕を目で追っていくのが大変だった。ちょっと読書しているような気にもなりました。
当然そんな作業を3時間も集中してつづけられないので、登場人物たちの話していることが頭に入ってこない箇所がいくつもありました。
まあノーラン監督は、英語圏以外の観客のためにいちいち考慮して映画づくりをしているわけではないのだから仕方ないですが……。

それから、イメージの集積、重ね方は秀逸だと感じましたが、作品の構成をもう少しシンプルにしてもらったほうが僕のような凡人には話の流れがわかりやすかったです。でも、それだと「NHKスペシャル」みたいになっちゃいかねないな。そこが伝記映画(?)のむずかしいところでしょう。映画的な表現をしないと、わざわざ劇映画にする意味が薄れてしまいますからね。

また、本作では7割か8割以上の時間でBGMが流れている。つまり、それだけの量のBGM、音楽を使用しないと間がもたなかったのではないか。音楽と音響の力でストーリーをかなり補っているなと感じました。

あと、——というか、これがいちばん不思議だったのですが。冒頭に書いたように、本作はとても力のある作品だと思います。
でも、どういうわけか、作品から受ける「熱」というものを僕はほとんど感じませんでした。
力はじゅうぶんに感じたけれど、熱を感じなかった。何故だろう?
感情を抑えた監督の冷徹な眼差しがそうさせたのでしょうか。

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peke

3.0アメリカ目線のドキュメンタリーみたい

2024年4月4日
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もんも

4.0天才の葛藤

2024年4月4日
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悲しい

難しい

 オッペンハイマーについてのドキュメンタリーを事前に見ていたので、ある程度知識は入っていたが、改めて本作を観ると彼の苦悩や周辺人物、マンハッタン計画の実情というものが具体的に分かって興味深く観ることが出来た。

 原爆の恐ろしさを、その開発チームの視点を通して描くという野心的な試みが実に大胆である。
 と同時に、彼等を取り巻く権力の恐ろしさも実感される作品であった。本作はオッペンハイマーという個人のドラマであるが、その背後には常に権力が付いている。彼らは第二次世界大戦で核兵器を使用し、冷戦下で核開発競争をエスカレートさせていった。このまま進めば人類は破滅しかねない。そんな未来に対する警鐘も感じられた。

 ただ、映画としては、いささか捻った作りになっているため万人向きとは言い難い。
 物語はオッペンハイマーの聴聞会と、適役となる原子力委員会委員長ストローズの公聴会をクロスさせながら、原子爆弾の開発とその後のドラマを回想形式で描くという構成になっている。登場人物の多さも相まって、全てを理解するのは難しい。

 今作には原作(未読)がある。それを「TENET テネット」、「ダンケルク」、「インセプション」等のクリストファー・ノーランが製作、監督、脚本を務めて撮り上げている。果たして原作はどういった内容なのか分からないが、時間軸や世界観を複雑に交錯させた作りを得意とするノーランだけに、今回も一筋縄ではいかない難物となっている。きっとノーランはこういう作劇手法を意識的に取り入れることで作家としてのスタイルを標榜したかったのだろう。普通に時系列に描いても伝記映画としては何らそん色ない仕上がりになっていたと思うが、敢えて複雑な構成にしたあたりが如何にもノーランらしい。

 とはいえ、この作劇手法がサスペンスやドラマチックさを生んでいるかと言えば、今回に関してはそれほど効果をあげているとは思えなかった。本作は基本的にはオッペンハイマーの主観に寄った作りになっている。これなら時系列で描いたほうが、よりエモーショナルな物語になったのではないだろうか。
 ストローズの公聴会を描くモノクロパートは戦後の赤狩りをテーマにしており、言わばオッペンハイマー失墜の重要な一コマである。これも時系列で描けば、物語の抑揚が明確になり成功と転落という伝記映画の定石にハマったかもしれない。

 ただ、逆に言うと、この複雑な構成のおかげで、3時間という長丁場も飽きずに観れたという気もする。
 モノクロとカラーを使い分けた映像演出、中性子や核分裂をイメージした短いカットイン等、凝りに凝った編集も面白く、思いがけず3時間という上映時間が苦にならなかった。

 印象的だったのは、聴聞会にかけられたオッペンハイマーが、妻キティの「何故あなたは戦おうとしないの?」という糾弾に沈黙を決め込む姿だった。彼の中では科学者としての探求心が図らずも大量殺りく兵器を作ってしまった”後ろめたさ”があったに違いない。だからこそ”殉教者”として沈黙を続けた。しかし、赤狩りで周囲の関係者が次々と自分を裏切り、原爆以上に恐ろしい水爆の開発に邁進する世界を目の当たりにし、ついに黙っていられなかったのだろう。最後に戦う姿勢を見せた。そこに自分はオッペンハイマーのジレンマを見た。

 ノーラン作品と言えば、IMAXカメラにこだわった映像も見所の一つである。本作では中盤のトリニティ実験が大きな見せ場となる。この臨場感と迫力はぜひ映画館で味わいたい。
 また、オッペンハイマーが実験の成功を祝って演説するシーンも印象に残った。彼の主観による幻視的な映像演出が秀逸で、喜びと恐怖が入り混じった混沌とした心情を見事に表現していると思った。

 オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィの好演も見事であった。特殊メイクを施した造形もさることながら、聴聞会における繊細な感情表現も実に巧みであった。
 共演陣も実に豪華で見応えがある。
 オッペンハイマーの盟友となるアーネスト・ローレンス役でジョシュ・ハートネットを久しぶりに見た。以前よりも大分ふっくらとした体形で驚かされた。ちなみに、先述したドキュメンタリーではオッペンハイマーと袂を分かつように紹介されていたが、ここではそこまで仲違いするようなことがなかった。一体どちらが正しいのだろう?
 久しぶりと言えば、アインシュタインを演じたトム・コンティも随分久しぶりに見た気がする。
 恋人ジーンを演じたフローレンス・ピューは、先日観た「DUNE 砂の惑星PART2」と全くイメージが異なり、これにも驚かされた。ただ、彼女の役柄についてはドラマ上どこまで必要だったのか疑問に残る。やや中途半端な扱いで勿体なく感じられた。

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ありの

4.0難しいけど、さすがアカデミー賞

2024年4月4日
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天才物理学者「オッペンハイマー」戦争を早く終わらすための核開発、ただ核爆弾を使用すると多数の死者が出ることは、分かっているが開発する、そして物理学者としての名誉のために開発する。
何が正義で、何が負義、人間くさいオッペンハイマーも描かれて、さすがアカデミー賞と言った感じだった。

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Bookcorner

4.0不謹慎だけど面白い

2024年4月4日
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ノーランの映画の中で一番楽しめた。もちろん物理に関する用語が分からなくてついていけないところもあったけど、シンプルに対立構造だし、カラーとモノクロで視点を分けてくれてるので、わかりやすかったというのもあるかもしれない。

冒頭から「爆発」を言葉を選ばずに言えば美しく、激しく描くのかというつかみ。

やっぱりトリニティ実験の恐ろしさ。ドイツやロシアにしか目配せをしてなかったのに、唐突に「広島」「長崎」という言葉が出てきてから、日本人として感情をぎゅっと掴まれる。『この後の日本がどうなってしまうか』を分かっているからこそ、実験失敗してくれーって思ったり、オッペンハイマーの努力を無駄にしないでくれーって思ったり。そして実験の地獄のカウントダウン。発射からの炎や煙の美しい映像を無音で見せて、身構えが終わった頃に爆音がなる。この無音の引っ張りが映画的にすごい演出だった。己の動悸をはっきりと感じるほどの怖いシーンだった。

その後の実験成功称賛シーンや原爆投下からの戦争に勝った喜びにあふれるシーンは、日本人としては観るのはきついけど、史実としてはそうだし、1つの出来事を別の視点から観るとそりゃそうだとなるし、感情論だけでこの映画の評価を落とすのは違うとはっきり言える。

オッペンハイマーの「とんでもないものを作ってしまった…」という反省によって見てしまう幻想を「とんでもないものを作りたい」という原爆完成を想定した前半の幻想と対比させると、ここも凄いなと。

個人的には濡れ場がいらなかったなとは思った。

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わたろー

1.0そうですか

2024年4月4日
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くそじじい

4.5映画作品としてはアカデミー賞も納得の出来!

2024年4月4日
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市丸よん

4.5シーツを入れろ

2024年4月4日
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悲しい

怖い

難しい

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カズユキ

2.5時系列がわかりにくい

2024年4月4日
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悲しい

興奮

難しい

ダイジェスト風に彼の人生を追って行くのだが、〇〇年という記載がないので、いつに起こったこと、どのくらい経過したのかがわかりにくかった。

結局のところ何を見せたいかハッキリしなかった。

「トリニティ実験」のシーンは興味深かった。

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YOU

4.5映画として面白かった。日本人としてはしんどかった。

2024年4月4日
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てけと2

4.0広島に原爆が落とされるまで

2024年4月4日
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知的

だけではなく、ナチス対策だったはずの原爆がなぜ日本に落とされてしまったのかをアメリカ側から見るとこうなる。日本はやはり当時は狂信的に見られていたのだった。ということが再確認できた。そんな戦争映画の要素を含みつつ、原爆の父の人となりに迫りながら、取り巻く人々の思惑も描いてしまう。伊達に長いわけではない。

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印刷局員

5.0人類の終わり無き争い、天才達の償い

2024年4月4日
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戦時下、化学の進歩によって発明された大量破壊兵器。
その時代、天才達は発明せざるを得なかったのか。
天才達でさえ、予想が出来なかった破壊力と汚染。核拡散。
兵器を生み出してしまった世界を戻すことはできなくても、改善しよう後始末をしようと行動し続けていたのは素晴らしかった。
その後の償いが世界を良くしていく、それが人間にはできると信じたい。

世界から核の傘が無くなる時代はくるのか。
兵器の使い方だけは間違えてはならない。

時系列での見せ方、原子の美しさ。
音響の臨場感、恐さが凄かった。
爆破シーンは、ほぼ無音で逆に恐怖を感じた。
また劇場で観たいですが、3時間膀胱尿分裂耐えれるかな。

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アザラシ3

2.0ぱっとしない

2024年4月3日
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悲しい

前半のオッペンハイマー教授の、使わないとその効果が人類に伝わらない的な製作意欲と、トリニティ後の軍に原爆投下の指揮権があることの実感と水爆反対への博士の心情の変化の描写が上手く伝わらない。脚本が良くない印象。全体に史実に対する映画化の目的があいまいで、Imitation Gameに較べても表現したいことが今一つわからない。これなら45分くらいの短編で十分表現できる内容に思えた。お金を出すのは惜しいかな、Amazon Primeで待つ、という感じ。

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Whiterock

4.5核戦争の危機

2024年4月3日
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IMAXにて鑑賞。
とにかく音が凄い。ドンパチものではないのにIMAXにこだわった理由が分かる。
オッペンハイマーの見る世界の表現、核兵器を生んだ後の群衆の足音など強烈なインパクト。
間に挟まるサウンドも重厚感溢れ、鑑賞後はどっと疲れた。
終始繰り広げられる会話劇で全て理解できたとは言い難く、もう一度鑑賞したくなった。

本映画の公開が日本で危ぶまれたが、公開に踏み切ってくれたことを賞賛したい。
確かに日本人として色んな感情が湧くシーンはあるが、本質は核戦争への脅威を描いている。

余談だが、周りの知り合いにオッペンハイマーの話をしても何その映画?と言われて残念でならない。
洋画離れも加速しているが、本映画のように議論の的となる映画が公開されることで、過去を思い出し未来に目を向けることも重要だと思う。

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オプオプ

4.5人間の愚かさに泣けてきた…

2024年4月3日
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泣ける

知的

こんなことのために
なんの罪もない普通の人たちが
原爆で無惨に殺されなければならなかったのか…
こんなことのために
稀に見る天才科学者は
自分の頭脳を消耗しなければならなかったのか…
要は、国と国との覇権争い
劇中での「サイエンス ギャンブル」という言葉が印象的だったが、
まさに巨額の金を賭け、
自国こそが世界の覇者となるべく、
狂ったように猛進した
その結果が、広島、長崎の悲劇である
…なんか、愚かすぎて泣けてきた
最初の爆発実験では、大気に引火する可能性が
ゼロではなかった
計算通りにいかない、
予測不可能なことが起これば、
今頃、地球ごと燃え尽きている
…恐ろしすぎる!
アメリカ側から見た原爆ストーリーは
あまり知らなかっただけに、衝撃的だった
科学者には越えてはいけない一線が
絶対にあると思う

オッペンハイマーという人もまた
神なのか、悪魔なのか…という人物だ
天才だが、人間的に好きにはなれない
原爆を夢中で生み出してしまったが、
それ故に苦しむ道徳心はある
キリアン・マーフィーのこのあたりの演技は素晴らしかった
また
アインシュタインの、トム・コンティが
ピリッといい味を加えていた

オッペンハイマーの内面の苦しみを
セリフではなく、
映像や音楽でダイナミックに表現したり、
時間軸が交錯するあたり、
クリストファー・ノーラン監督だなぁって感じがした

ロシアがウクライナに核をチラつかせて
戦争をしている現在だからこそ、
この映画は今、見るべきだと思う

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ぴーちぱい

3.5難度が高い、脳がフル回転する

2024年4月3日
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泣ける

悲しい

難しい

予備知識ゼロで観に行き、最初30分なんでこんな映画をみに来てしまったのかと悔やむほど難しく、なにがどこで起こっているのかわからなかった。しばらく休む暇なく見終わったあとでは、3時間に感じないくらい。音響もすごい。気軽に観に行く映画ではなかったが、これから観に行くなら、勉強してから行くことをオススメする。

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はち

4.0トリニティ実験の描写だけでも2000円の価値はある。

2024年4月3日
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原爆開発・アカ狩り・女性・名声への嫉妬など様々な要素が絡み合い、時系列は入り乱れ、多勢の名前が飛び交って、鑑賞者を混乱の渦に誘う作品ではあるものの、やはりクリストファー・ノーランの映像作家としての技量は凄まじく、クローズアップで見せられる役者の表情や、オッペンハイマーが頭の中で想い描く物理現象、そしてなによりトリニティ実験の破壊的な描写は、物語の複雑性に頭を悩ませる我々のモヤを吹き飛ばしてくれるかのような出来栄えで、見ていてとても気持ちが良かった。

「誰か真実を語る者はいないのか」

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たく