劇場公開日 2024年3月29日

オッペンハイマーのレビュー・感想・評価

全879件中、501~520件目を表示

4.5専門用語が多く、勿論日本語吹き替え版上映も無く、それでなくても登場...

2024年4月3日
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鑑賞方法:映画館

専門用語が多く、勿論日本語吹き替え版上映も無く、それでなくても登場人物が多くて、相変わらず時系列を崩した構成だが3時間掛けて丁寧に描いてくれているので集中して観ればそこまで難しくない。
オッペンハイマー視点がカラー、ストローズ視点がモノクロで描かれる。
それが親切で分かりやすい。
アクションシーンも無く、ド派手なシーンも少ないが音楽がいい。とにかく音楽が退屈させない為にずっと緊張感を出し続けている。
しかし寝不足の状態での鑑賞はNGで酒に強くない人はアルコールも避けよう。
個人的に最後まで見終わった直後にノーランの伝えたかった事が解った気がした。チラシの内側に16人の紹介が有るので それぐらいを抑えて、後は「赤狩り」の事を知らない人はサラッと勉強して観れば良いと思う。

そういえばノーランは子どもから「核爆弾の脅威よりも地球温暖化の方がより脅威だ」と聞いて、考えさせられたと言っていた。時代だろう。
オッピーとストローズの視点で全編描かれるからか「デーモン・コア事故」※は出て来なかった。せめてオッピーの耳に事故の話が入るシーン位はあるかと思ってた。
しかし、オッピーとの愛称があったとは。

※デーモン・コア:ロスアラモス国立研究所で実験中に誤って核分裂反応を発生させてしまい、大量の放射線を浴びたスローティン博士とダリアン博士の二人が急性放射線症候群で亡くなった事故。
プルトニウムの塊にはもともと「ルーファス」という愛称が付けられていたが事故以来デーモン・コア(悪魔のコア)と呼ばれるようになった。 IMAX 前から4列目

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ナイン・わんわん

4.0午前中見てきました。 入りは4割程度、年齢層も高めでした。 この映...

2024年4月3日
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知的

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みにまに

3.5予習必須

2024年4月3日
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難しい

広島長崎の状況は直接描かれないが逆にそこに悲惨さを感じた もっと予習していった方が理解度が上がって分かりやすかったと思う

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しんしん

2.5パンドラの箱を開けてしまったプロメテウス。

2024年4月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

本作の感想で、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品の「風立ちぬ」を引き合いに出している人が散見される。

あちらでは、「零式艦上戦闘機(零戦)」の生みの親として知られる、堀越二郎の物語が描かれた。
零戦は1万機以上、作られたと言われ、即ち、その同等に近い数の兵士の命が散っていった。
とてつもない罪を背負ってしまったのだ。

これは、原子爆弾という悪魔の遺産を開発してしまったロバート・オッペンハイマーにも、同じ事が言えるのでは無いだろうか。
ちなみに、本作の劇中で、オッペンバイマ―はギリシャ神話に登場するプロメテウスにたとえられている。

ただ、映画としては力作だとは思いますが、いくらいつものノーラン作品とはいえテクニックに凝りすぎていて、せっかくのドラマパートを阻害しているような気がします。

テンポが早い、台詞も登場人物も多く、複数の人物の視点が展開され、時系列もシャッフルされ、とどめに3時間という長編。
極めて複雑で難解、鑑賞後は凄まじい疲労感に襲われた。

早い話が、もう少し分かりやすく作って欲しかった。

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ガッキー

5.0確かに賛否はある。が、ノーラン好きは見る価値あり。

2024年4月3日
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moon-yoko

3.5予備知識得てから見れば良かった…

2024年4月3日
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予備知識なくても面白い、とどこかのコメンテーターが話していたけど知識があるないでのめり込み方は雲泥の差、だと思った。オッペンハイマーを取り巻く人間関係の駆け引きは作品見ているだけだでは追いつくだけでやっと…
Jrの演技はすごいなー、と思ったけどどの俳優も必見。音響効果もすごくて絶対映画館で見ることおすすめ。

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peanuts

4.0世界が変わる潮目に

2024年4月3日
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泣ける

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tomokuni0714

3.5ジョナサンノーランの不在。

2024年4月3日
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クリストファーノーランがアカデミー賞を獲るならこういう作品であろう、というのが納得できる作品。
題材にノーランの映像センスが加わり、見応えのある大河ドラマになっている。
核の破壊力や脅威をあの映像と音で描かれては、もはやホラーかパニック映画のよう。
原爆投下後の、狂喜乱舞するアメリカ人達とその熱気に圧倒され動揺する開発者のオッペンハイマーの描写は極めて不気味で良かった。

ノーラン作品にストーリーの巧みさを与えていた弟の脚本家ジョナサンノーランとのタッグはここ最近ないが、もしこのオッペンハイマーや前作TENETに参加していたらどんな名作になっていただろうかと思う(アカデミー賞は取れなかったかもしれないけれど)。

ちなみにハイゼンベルグと聞くと、どうしてもあの人を思い出してしまう私は良くない。

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はりねずみ。

4.0緊張感に目が離せない

2024年4月3日
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オッペンハイマーの揺れが伝わってくる
世界を滅ぼす、とんでもないものを造ってしまった男
それを落とされた被爆の描写が無いと言う方もいるが、核心はそこではないだろう
それは日本から発信すればいい
何ならゴジラのように

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すぅ

1.0最低の映画

2024年4月3日
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ちょうど広島旅行から帰ってきてから見たのがあるかもしれんが、原子爆弾の実情、広島長崎で数十万の一般人をたった2発の爆弾で殺したこと、またしなずとも後遺症でどれほどの人間が今もくり死んでいるかを何も語っていない。
原爆による平和均衡を世の中にもたらし新しい秩序を築いたのはアメリカでオッピーは英雄だなんて、

原爆を投下したのは誰、苦しみを映像表現だけで済ませて真実の言葉では一切告白はなかった。

この映画を賞賛している日本人は一体何者。

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gottama

4.0天才の栄光と理不尽

2024年4月3日
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難しい

天才が政府にこき使われて、役割を果たすと手のひらを返される。才能が大きすぎて落ちこむ崖も厳しく深い。

我々の(多くの人の)人生には、自分ではコントロールできない幸福と不幸がランダムにやってくる。幸福と不幸の振れ幅とスケールを大きくしたのが天才オッペンハイマーの人生だろう。

人生の理不尽に同情し、共感する。
楽しい映画ではまったくない。

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惑星

5.0心を揺さぶる素晴らしい音楽

2024年4月3日
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キリアンマーフィーは、主人公の葛藤を見事に演じ切ってました。
とにかく、全編の素晴らしい音楽が、うまくマッチしてましたね。
【TNET】から引き続き、ルドウィグ・ゴランソン。これから期待の映画音楽作家です!

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ジュー

1.0欧米人の、欧米人による、欧米人のための原爆映画

2024年4月3日
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yuuuko

5.0なんとも複雑な気分

2024年4月3日
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伝記映画なのでストーリーにネタバレも何もないので書きたい事書くことにする。
この映画でクリストファーノーランが何を伝えたいのかがポイントではないだろうか。

映画の冒頭、いきなりオッペンハイマーが追求されている場面からはじまる。それも一方的に。。。ちょっと混乱した。

原子爆弾を開発できた事はものすごい事だけど、こう言っちゃなんだが、原爆はオッペンハイマーが開発しなくても当時の化学、物理の第一人者ならいづれ開発されているものだったと思う。

(ちなみに、化学や物理の用語が時たま出てくるけど知っていればそれに越した事はないけど知らなくてもこの映画の要点はそこではないから気にせず流して良いと思う)

それをたまたまオッペンハイマーの性格を『利用』され、優れた能力を『利用』され、開発を『させられた』のではないかと思ってしまう。

原爆の威力が想像以上に恐ろしいものである事を感じてしまったオッペンハイマーは水素爆弾を作る事を拒むと、今度は何だかんだとソ連のスパイだとでっち上げられて(作品中でもスパイに仕立て上げる為に「一方的に言いくるめて追い込むんだ」みたいなセリフがあったと思う)結果スパイ扱いにされて追放され人生どん底へ。。。

現在では完全にその疑惑は白とはなっているものの、時代の大きな端境期を生きたオッペンハイマーには気の毒としか言いようがない。

なんともひどい結末で観た後もモヤモヤがとまらなかった。

この作品の趣旨として私が感じたのは、水素爆弾は原子爆弾の延長線にある開発物だけど爆弾がどうのこうとか、オッペンハイマーが原子爆弾をつくったから水素爆弾が完成してしまったとか、原子爆弾を作ったオッペンハイマーってどんな人?とかいう事よりも、地球で生きている人間っていう生物は、こんな下品な生き物なんだというメッセージが強かったように感じた。そしてそれは自分も然り。

最後に、オッペンハイマーが作らなくてもいづれ原子爆弾、水素爆弾はできていたであろうし、今となってはソレがあるから互いの国が牽制をし合うだけで、人類が滅亡するような戦争が起きていないのだから。もし可能であれば核爆弾軍縮に賛成だし、原子爆弾が日本に投下されたのは寂しいが、あのタイミングで原子爆弾を完成し世界大戦を完全に終わらせた功績はやはり大きいと感じる。やはり賞賛されるべき人物なのだと改めて思わされた。

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おのちゃん

4.5IMAXの圧が凄い

2024年4月3日
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アカデミー賞で7部門受賞も納得の作品であり、ノーランの映像と音響の静と動を堪能した。出来る事ならIMAXでの鑑賞をお勧めしたい。
加えてキャストの演技が極上であって、キリアン・マーフィーと後半にかけてのロバート・ダウニー・Jr.の演出の比較が唸るほど素晴らしい。

ただ、観終わり落ち着いて考えるに、あれほどの民間人を無差別・一瞬にして亡き者にした原爆。作中に広島・長崎に関する演出は、オッペンハイマーの思考シーン以外はほぼ無い。
娯楽映画だとしても日本人として思う所はある。ただレビューの場で、それを語っても仕方がない。ハリウッド映画にして然もありなんといった感想だ。

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Iwarenkon

4.0時系列を考えながら鑑賞

2024年4月3日
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ノーラン監督は難しい撮り方をしますね。時系列が途中ちょっと混乱しましたが、まぁ見ていれば理解できます。
唯一の被爆国に住む日本人の私から見ると、原爆の被害があまりにあっさりな報告だし、あんな会議で投下場所も決まったんだねって思ってしまう。でもアメリカではやっぱり、戦争を終わらせて兵士を帰国させることができたという大義名分がある。
だから原爆の父であるオッペンハイマーはヒーロー!なのにちょっとした策略にハマってしまい、彼の良心の呵責や責任感からくる苦悩もあり、プラス周囲の人間への疑心暗鬼も出る展開に陥ってしまいます。
でも最後まで味方でいてくれる友人や奥様(ちょっと怖いけど逞しい)の支えもあり、晩年は幸せに過ごせたのかな?
そういえばアインシュタインやケネディなど、教科書で見るような名前も出てきて、改めて世界史の年表見ながら時系列を復習してみようと思います。
終わってみれば、3時間あっという間でした!

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たかな

3.0天才って本当に人間として欠落している

2024年4月3日
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難しい

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yoite

4.5科学のセールスマンオッペンハイマー

2024年4月3日
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歴史映画好き

3.0「理系は文系に使われる」

2024年4月2日
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と、母校の世界史教員はよく言ってたことを思い出した。
オッペンハイマーは、自らに重要な決定権があると思いこんでいたんだろう。
薄っぺらい罪悪感に唾を吐きかけたくなるトルーマン大統領のほうに共感。「清濁併せ呑んで覚悟を決めたのはお前じゃない。俺の苦しみに較べたら屁でもない」と言いたかったんだろうなぁ。常にトロッコ問題に答えを出すような立場だから。「あの泣き虫坊やを二度とよこすな!」は最高の引導だ。

クリストファー・ノーラン監督ならではの時系列の多重性が「宇宙のパワーを使った」新兵器という本作のテーマにピッタリと思いつつ、インセプションほどの没入感は味わえなかった。
年を取ったからか、3時間の集中は持たなかった。そして誰が誰だかわからない。ごめんなさい。

原爆という主軸よりも、妻キティの魅力にぞっこん。強く、知的で、激しくて、セクシー。
聴聞会の切った張ったの応酬が最高。

最後に。日本人であれば、「原爆はあんなもんじゃねーよ」と感じたのでは。クリストファー・ノーラン監督には、『はだしのゲン』と『この世界の片隅に』を完読していただきたかった。

「過ちは繰り返しませぬから」これだけは、死ぬまで守りたい。

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ぽちゃ子

4.0人間の怖さ、弱さ、凄さが猛烈に表現されてました😱

2024年4月2日
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怖い

難しい

原爆〜恐ろしい。
それを作った人の苦悩〜深淵。
でも、それを作った事の是非は〜難しい。
でもって、それを利用しようとする人々は〜もっと恐ろしい。
人間の怖さ、弱さ、凄さが猛烈に表現されていて、映像もストーリーも凄い映画でした😱

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タモン