「映画としては大いに評価されるべき作品だが…」オッペンハイマー いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては大いに評価されるべき作品だが…
さすがアカデミー賞13部門ノミネート作品、全てにおいて観ごたえあり。
クリストファー・ノーラン監督らしく歴史ものでも普通に時間操作しているため、やはりストーリー把握には四苦八苦させられるが、俳優陣の熱演や凝った映像、そして授賞は逃したものの常に緊張感漂う研ぎ澄まされた音響には圧倒される。個人的には「録音賞」授賞にもじゅうぶん値すると感じる。
ただし、映画としては当然大いに評価されるべき作品だとは思うが、やはり日本人としてはとてもつらく悲しくなる作品でもある。
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みかずきさんのコメント
2024年5月5日
共感&フォローありがとうございます。
私の方からも共感&フォローさせて頂きます。
私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。
こちらのサイトには、2022年2月に登録しました。
宜しくお願いします。
さて、本作、いけいさんのレビューに同感です。本作は作品としては、作品賞に相応しい作品です。しかし、原爆投下について、日本の視点がないのは、被爆国の国民としては、残念です。悲しいです。複雑な心境です。
ー以上ー