劇場公開日 2024年3月29日

「諸行無常」オッペンハイマー エレベーターガールさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5諸行無常

2024年3月29日
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鑑賞方法:映画館

オッペンハイマーは戦時中である社会情勢の影響から原爆の大義を見いだす。しかしその意義は「つくる」から「つかう」に本質を変化し、世界の在り方を変える発明へと繋がる。

原爆が日本に投下された当時は、終戦に導くヒーローのように称賛された彼も、その非人道的な兵器の真実が明るみになり、否定的な見方がされるようになった

それは彼の内情にも同じく、原爆の発明が正しかったのか、誤ちであったのか、その揺らぎの中で葛藤する。犠牲と進歩は表裏一体。

大義は一方通行で、多くの代償を払わなくてはいけない。それがどれほど無慈悲なことなのか、思い知らされた。

エレベーターガール
あらじんさんのコメント
2024年4月19日

沢山の共感ありがとうございました

あらじん
かばこさんのコメント
2024年4月2日

こんにちは
共感をたくさん、フォローをありがとうございます。私もフォローさせていただきました。
大義って、一方通行ですよね。異を許さない感じです。

かばこ
トミーさんのコメント
2024年4月2日

「モスペンハイマー」への共感ありがとうございます。
原爆落とされた恨み言も怪獣映画で言うなら、ウォンビンかなと思いました。

トミー
トミーさんのコメント
2024年3月30日

共感ありがとうございます。
“大義”は立場によって全く意味が違ってきますね。ロバートたちは国の為、出来る仕事を精一杯やりました!というのも真実なんでしょうが、結果は・・

トミー