身代わり忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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吉良孝証「バカでいいんだよ」
2024年映画館鑑賞14作品目
3月2日(土)シネマ・リオーネ古川
通常価格1900円
監督は『映画鈴木先生』『親物語!!』『ニセコイ』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』『都会のトム&ソーヤ』『総理の夫』の河合勇人
脚本は『超高速!参勤交代』『超高速!参勤交代 リターンズ』『サムライマラソン』『引っ越し大名!』『水上のフライト』の土橋章宏
吉良上野介の弟が松の廊下で重傷を負いのちに亡くなった兄になりすますコメディー時代劇
吉良弟と大石内蔵助の間で友情が芽生える
名門武家の生まれか覚悟すれば死を受け入れる天晴れぶりは意外な展開
三文芝居の生臭坊主が千両役者に成長する絵巻
監督と脚本家のこれまでの作品実績から見て少なくともそこそこ楽しめることは間違いない
ただムロツヨシの演技がうざい
いつもにまして鬱陶しい
下積みが長かっただけでは正当化できない
大石内蔵助といえば自分はまず片岡千恵蔵を思い出すがそれを思うと永山瑛太は随分と若く軽く感じてしまう
しかし実際何歳で亡くなったかといえば43歳
今の瑛太の年齢に近い
なぜか御首級でラグビーを始めてしまう斬新な展開
たけし映画『座頭市』のタップダンスを彷彿させる自由奔放さ
配役
出家し僧になったが真面目に修行せず実家に度々行ってはカネをせびる上野介の弟の吉良孝証にムロツヨシ
吉良上野介にムロツヨシ
大石内蔵助に永山瑛太
貧乏御家人の生まれで孝証を支える吉良家女中の桔梗に川口春奈
孝証を上野介に仕立て上げた家臣の斎藤宮内に林遣都
孝証に厳しい吉良家剣客の清水一学に寛一郎
元赤穂家家臣の堀部安兵衛に森崎ウィン
吉良家家臣で門番の堀江半右衛門に本多力
元赤穂家家臣の原惣右衛門に星田英利
内蔵助の妻の大石りくに野波麻帆
花魁の高尾太夫に橋本マナミ
吉良家家臣の加藤太右衛門に板垣瑞生
元赤穂家家臣の片岡源五右衛門に廣瀬智紀
元赤穂家家臣の奥田孫太夫に濱津隆之
吉原遊女の春凪に加藤小夏
元赤穂家家臣の岡野金右衛門に野村康太
元赤穂家家臣の間十次郎に入江甚儀
浅野内匠頭に尾上右近
徳川綱吉に北村一輝
幕府家老の柳沢吉保に柄本明
ナレーションに森七菜
忠臣蔵
ああ、忠臣蔵の吉良のいじめってそういう話なんだというのが初めて分かった。
身代わり、赤穂側だと思ったら吉良の身代わり。
作品的にはよかったですが、ラグビーシーンはうんざりした気分に。
まぁ、コメディーだから現代的な競技が出てきてもってとこなんでしょうが。
総じてよかったです。
まぁ、大石と友好を築けても。
大石に身代わりがなければああいう結末になるはわかりますが。
ちょっと切なかった。
吉良邸あとは二回ほど行ったことがあります。
江戸城のすぐ近くやん
江戸城、CGで作っていましたが、あんな感じなんだと思いましたね。
ひらべった、と。中の描写はほかの映画で見たことある気がしますが。
外は意外と初めての気がします。
良くも悪くも日本的
制作にテレビ局が絡んでいて、若手女優やイケメン俳優に三枚目(ムロツヨシ・佐藤二朗・阿部サダヲ・加藤諒・竹中直人あたりから選択)、そこに場を引き締める大物ベテラン俳優と芸人やタレントを一振りというテンプレート。おそらく出演者はテレビ番組のゲストとして駆り出されていたのだろう。
今回は美男美女ではなく、三枚目のムロツヨシが主人公だ。
主人公が理不尽な権力構造の中を現代的価値観で行動していく。公的なルールと私的な感情を天秤にかけ、悩みぬいた主人公は最終的に一挙両得のどんでん返しで観客を驚かす。テンプレート。
笑いあり・涙あり・宣伝用のややセクシーシーンありの昔ながらの日本のエンタメ映画といった感じ。
あとは打ち取った首を寺まで運ぶシーン。討ち入りでクライマックスだったのに、そのあとにメタくて長くてつまらないあれが入ったせいで作品の質が下がった。
昨今、原作改変が問題になっており、ムロツヨシもその余波で主演ドラマがお蔵入りになったそうだ。俳優の苦労がしのばれるが、それはそうと日本テレビではラグビーが好きで好きでたまらないおじさんが権力を握っているようだ。
ムロツヨシの魅力が炸裂
最近、気になる役者のムロツヨシさん、そして柄本明さんが出ているので観映。
「忠臣蔵」の史実を織り込んだ、コメディ映画だと思って見に行きましたが、笑いだけでなく、泣けるセリフもあり。
往年の時代劇好きの方や歴史オタクの方は、色々文句をつけるところでしょうが、年代関係なく楽しめる内容だと思います。
この役は、ムロツヨシさんでないと出来ないと思いました。
ムロツヨシさんは、いかりや長介さんの渋さと志村けんさんの面白さを兼ね備えていて、ずるいです。(褒めてる)
個人的には柄本明さんとムロさんの演技による師弟対決が、1番胸熱でした。
(ムロツヨシさんは、柄本明さんが主催する劇団「東京乾電池」の研究生だったそうです。)
あと、本当に個人的歓喜場所。私の推しのホルン奏者の方が、劇伴に参加されていて、クレジットでお名前を見つけて、1人歓喜乱舞いたしました(笑)
軽いコメディ
人情をからめたお気楽コメディ時代劇。
オチは前半で分かっちゃった。
漬け物が得意な家臣の存在は、見せ過ぎだったような。
『総理の夫』『かぐや様は告らせたい』の河合監督らしく、また『超高速!参勤交代』の土橋氏原作・脚本らしく、観終わって特に何も残らない軽さがよい。
観たい映画と他の用事の隙間にピタッと2時間潰すにはいい感じ。
わざわざこれを観に行くのはどうかなぁと思うのが半分、ムロ無双を楽しめる人にはおすすめと思うのが半分。
一週目の興行成績は良さそうだったから、二週目に行ったらガラガラ。
昔はスター映画といえば「忠臣蔵」でしたが、客席の寂しさに、「忠臣蔵」を知らない人が多くなったのかもなとため息。
スターのギャラ、大人数キャスト、セット……
採算に合わなくなったのかなぁ。
時代劇自体も下火だし。
忠義の心や武士道が時代に合わなくなってきて、今や政府意向に逆らう集団テロって見方もできますしねぇ。
それと、本作にはほんのりありましたが、恋愛要素が薄くなりがちなのと、歌舞伎役者系やムロさんのような顔の濃い個性派が配役を占めると、なかなか女性ファンもつかないだろうし。
納得できたところとものたりなかったところ
エンドクレジットで原作が紹介されたので、主な筋書きはそこからできていると推測した。レビューをみると、原作を単純化した部分もあるようだ。ただし、脚本も原作者が作成しているので、自分で取捨選択された結果なのだろう。
敵との共謀に関して言えば、犠牲を少なくという趣旨はわかるけれど、大石内蔵助も信じ過ぎで、騙されることを考えなかったのだろうか。天野屋利兵衛が出てこないし、様々な潜入探索、上杉家とのつながりも描かれない。清水一学が計画通り酔い潰れていて、直ぐに上野介が斬首されて終わりかと思ったら、清水一学が復活し、堀部安兵衛と大立ち回りしたのがみどころだった。さらにまた復活とは驚いた。寛一郎氏は、『せかいのおきく』の役も良かったが、本作ではさらに凄味を増していた。
ロケ地では、木津川流れ橋に行ったことがあり、直ぐにわかった。嵐山通船と渡月橋もわかった。泉岳寺には45年前に行ったが、あんなに標高が高いところではなかった気がする。
安っぽいが俳優が良い。
序盤から、安っぽさが全開。
お笑い映画なのかなという感じ。遊郭にいくあたりのお色気シーンで帯をひっぱるシーンは志村けんのバカ殿様かと思った。
史実をたぶん踏まえているんだと思うけど、本所に城替えして、撃ちやすくするみたいな下り、ちょっと調べてみよっかとはおもった。
なぜ、この映画みたかというと、瑛太のファンだからです。瑛太、ムロツヨシ、林遣都、北村一輝はさすが。紅一点、川口春奈がやたら可愛らしく見えた。
あと、失礼を承知の本音で書いてしまうが、吉原で、橋本マナミがラスボスみたいな流れはどうなんだろ。寧ろその並んで出ていた女性のほうが俺は好みだった。誰なんだろうね。
仇討ちについて幕府は事実上自分たちの処分の過ちを認めて、赤穂を打ち首じゃなくて、切腹で許したっていうんだけど、それならば、実は大石内蔵助は生き返ったくらいの嘘オチでも良かったんじゃないかな。
楽しい映画にもうちょい振り切ったほうがよい。中途半端な気がした。
ムロさんだけに
殿中でござる
コメディ忠臣蔵!
新しい忠臣蔵を切り開く
もはや、ムロ版忠臣蔵
忠臣蔵ってコンテンツは本当に色々と使い手があるみたいで、赤穂浪士のお墓のある泉岳寺には各映画会社や映画スターの名前が刻まれた石柱があるくらいです。吉良上野介の替え玉と言う一発ネタは面白いけど、このネタ一本で最後までお話を引っ張っていく力技に感心しました。これは監督の腕前と言うより、主演のムロツヨシのアクの強いキャラに負うところ大ですね。ムロツヨシの台詞回しはほとんど現代語なんだけど、それで押し切ってしまう強引さが笑えます。とは言え、忠臣蔵の悲劇的ラストは動かせない以上,どう落とし前をつけるのかがまた楽しいです。役者では、ムロツヨシがやりたい放題。永山瑛太は、大石にしては若いような気がするけど、気のいいあんちゃん的なのがいいですね。また、林遣都が意外やコメディアン振りを発揮しているのが新鮮でした。
ムロ節全開!!
新解釈
楽しかった
ムロツヨシさん素晴らしい❗
本当は、ホアキン・フェニックスさんの
ボーは恐れているを観に行く予定でした。
理由は、グランツーリスモのヤン君(アチマデ君)が出演しているから。
でも他のレビュワーさんに聞いたこところ、あまり出演してないみたいなのでやめました。
なので、こちらは皆さんの評価も良いようなので、朝、9:00から行ってきました。
20人ぐらいかな。
ムロツヨシさんの出演されている
作品をあまり今まで観たことがなく
今作で3作目です。
名前程度しか知らなかったですが、
素晴らしい俳優さんですね
お顔も良く観ると2枚目です😁
大好きな、北村一輝さんが
ちょっとしか出演していなくて残念
あの眉毛…
赤穂の藩士の清水役の方、雰囲気あるなぁ
とおもったら、佐藤浩市さんの息子さんなんですね
これ又ビックリ。
全編コメディはなく、
けっこうホロリと来る場面も多く
ちょい泣けます。
ただ、最後の首のラグビーはいただけないかな。
違った形の忠臣蔵
だいぶウソだが
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