身代わり忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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コメディ忠臣蔵!
早々に亡くなってしまった吉良の身代りになってしまった破戒僧の弟が巻き起こすコメディ映画。かなり現代的な言葉遣いを使われているので、そこが気になる人はいるだろうけど、僕はコメディだから大丈夫でした。この辺りはムロさんの真骨頂だ。
忠臣蔵を知らなくても、こんな話と分かるように作られているから大丈夫。しかし、知っているとより楽しめる。物語が進むにつれ、討ち入りが避けられない事を知ってるからこそ、どうなるのか?死ぬのか?死なないで?という感情が巻き起こり、サスペンスの要素としてドキドキする。
また、ムロさんと瑛太さんの、ちょっと変わったバディ映画としても面白い。
かなり良く出来た面白い作品だった。
新しい忠臣蔵を切り開く
もはや、ムロ版忠臣蔵
忠臣蔵ってコンテンツは本当に色々と使い手があるみたいで、赤穂浪士のお墓のある泉岳寺には各映画会社や映画スターの名前が刻まれた石柱があるくらいです。吉良上野介の替え玉と言う一発ネタは面白いけど、このネタ一本で最後までお話を引っ張っていく力技に感心しました。これは監督の腕前と言うより、主演のムロツヨシのアクの強いキャラに負うところ大ですね。ムロツヨシの台詞回しはほとんど現代語なんだけど、それで押し切ってしまう強引さが笑えます。とは言え、忠臣蔵の悲劇的ラストは動かせない以上,どう落とし前をつけるのかがまた楽しいです。役者では、ムロツヨシがやりたい放題。永山瑛太は、大石にしては若いような気がするけど、気のいいあんちゃん的なのがいいですね。また、林遣都が意外やコメディアン振りを発揮しているのが新鮮でした。
ムロツヨシによるムロツヨシのための作品
まさか小学生の子供が見たがるとは思わなかった。たぶんムロツヨシのせい。
内容はムロツヨシでした。
忠臣蔵を子に教えるために役に立ったので個人的には良し。
ところでここのレビューではラグビーへの批判が多々ありますね。
さて、諸兄はラグビーの起源をご存じでしょうか。
イングランド人が敵の将軍の生首を蹴り合ったのが元々です(※諸説あり)
なので、首を奪い合うというこのシーンをラグビーでパロるのは
「元ネタを知っているよね?」という教養の期待だったのでしょう。
が、それを知らなかった人はもちろん知っている人でもちょっとこのシーンでこれは…と眉をしかめたと思います。
あのシーンは、ネタとして成立するかどうかと言えばネタとして成立するのですが、
それがウケるか、受け入れられるかという点から考察する必要があったのではないかと。
もちろん、そのクビは散々に悪役であることを印象付けられていましたし、その流れでは何されようとも自業自得に違いないのでしょう。
が、皮肉にも視聴者はあの首を「ムロツヨシ」と見てしまう可能性がありました。
前半はわがままながらも狂言回しで好感度を稼ぎ、後半に入っては聖人ムーブをかましまくって視聴者の心を掴んだムロツヨシです。
それまでのストーリーでは悪逆非道な兄の「身代わり」となり、
吉良上野介その人としてはそれまでの総スカンムーブを挽回して臣民から好かれるお殿様になっていたムロツヨシです。
当然、視聴者の好意はムロツヨシに向けられていたのですが、
ラグビーが始まったとたん(気づいている人は多々いたにしろ)その好感度あふれるムロツヨシの首をラグビーしはじめたのです。
これは素直に気分が悪い。
で、そうじゃないよってネタ晴らしをした後でもそのクビはムロツヨシなのです。形状的に。
そう簡単に切り替えられる人ばかりではないでしょう。
ものすごく皮肉な話です。
暗君描写されている吉良上野介の身代わりとして登場した好感度の高いムロツヨシは、
暗君に向けられた怨嗟の「おしおき」をも身代わりしてしまい、結果、映画の後味を悪くしてしまったのでしょう。
その一点のみ残念なところでした。
個人的に
「忠臣蔵でものすごい悪役とされている吉良上野介、地元では名君と言われた吉良上野介」の両方の噺を説明できるいい映画ストーリーだなと思いました。
前半は面白かったです
最初に出てきた孝証さん(ムロツヨシさん)はすごく人間臭くて魅力的でした。まさにムロさんの独壇場!
でも、孝証さんが優しくていいひとなのは分かるのですが、浅野家の仇討ちを果たすため、吉良家の家臣の生活を守るためとは言え、「自分の命を差し出す」という選択が聖人すぎると思えて…。最初から兄の遺体が隠されていることを知っていたなら面白いと思えたかもです。
終盤のラグビーも、私はグロく感じてしまって…。鑑賞後に食事をする予定だったので少しツラかったです。
ラスト、私としては、還俗して桔梗さん(川口春奈さん)と結ばれる展開でもよかったかなと思います。
前半が面白かっただけに少し残念でした。
ムロ節全開!!
新解釈
まあ、予想通り
ムロツヨシ大暴れの映画でした。
故にムロツヨシの芸風がハマる人は面白いし、そうでない人はそれなりでしょうね。(私は後者)
吉良上野介は最初の刃傷沙汰で死んでしまって○漬けにされていた。(ここは笑える)
身代わりの弟は生臭坊主をやっていて、嫌われものの兄に代わり殿様になることで名君になる。(本当か?)
ところで、吉良の殿様は地元では名君として、様々な優れた知行をしたそうだ。
柄本明の柳沢吉保は、綱吉より少し(5歳くらい)歳上なだけなのに、ジジイ度が過ぎるなあ。
北村一輝の眉毛繋がりに笑う。
首(本人本物)を得て、泉岳寺に向かう時、従来の忠臣蔵では四十七士が雪の道を粛々と進むシーンがクライマックスになっていると思う。
劇的だけど、今までどうして首を取り返しに来ないのか不思議だった。無事ならそうするだろう?
この映画では、取り返しに来た吉良の家来と四十七士との乱闘が繰り広げられる。明らかに首ラグビーだ。
でも、呆れるけど意外と笑えない。例えばキングスマンのドタバタはスタイリッシュだけど大笑いできる。
日本人的なブレーキがかかったのかなあ。
史実の吉良家は、事件後に息子が次ぐが20歳位で亡くなり断絶する。
討ち入りした全員が切腹し、吉良家も断絶した。
「家臣は家族」だったはずなのに、結局誰も幸せにしなかった。
忠臣蔵とは言いながら、話は吉良家の良き人達が中心だ。
討ち入りとはなんだったのか、大河ドラマでも見て検証しようかな。
楽しかった
予想通りのギャグ
ギャグだろうなと思って鑑賞。
思った通り、徹頭徹尾ギャグ満載。周りの観客からの笑い声も聞こえてくるほどに。その割にはストーリーも意外としっかりしていて驚き。
感動という程ではないが、ストーリーも分かりやすく少しシリアスな場面もあり割と綺麗な流れ。(終わりは悪くないけどもうちょい欲しかったが)。ムロツヨシはじめとしてギャグギャグギャグ。気晴らしに見に行ったけど割と楽しめた。もうちょい色々欲しい気もするしこれでよかった感も。テレビでもいいかな感はあったけど、仕事の疲れを癒す頭を空っぽにして楽しめる映画。
ムロツヨシさん素晴らしい❗
本当は、ホアキン・フェニックスさんの
ボーは恐れているを観に行く予定でした。
理由は、グランツーリスモのヤン君(アチマデ君)が出演しているから。
でも他のレビュワーさんに聞いたこところ、あまり出演してないみたいなのでやめました。
なので、こちらは皆さんの評価も良いようなので、朝、9:00から行ってきました。
20人ぐらいかな。
ムロツヨシさんの出演されている
作品をあまり今まで観たことがなく
今作で3作目です。
名前程度しか知らなかったですが、
素晴らしい俳優さんですね
お顔も良く観ると2枚目です😁
大好きな、北村一輝さんが
ちょっとしか出演していなくて残念
あの眉毛…
赤穂の藩士の清水役の方、雰囲気あるなぁ
とおもったら、佐藤浩市さんの息子さんなんですね
これ又ビックリ。
全編コメディはなく、
けっこうホロリと来る場面も多く
ちょい泣けます。
ただ、最後の首のラグビーはいただけないかな。
違った形の忠臣蔵
だいぶウソだが
途中ものすごく詰まらない😑
途中 観るのやめようかと思うぐらい詰まらない!
赤穂も吉良も塩どころで塩に関する争いじゃ無かったかな?
まあ お犬様なんで何でもありか?🤪
最近の映画 詰まらない!期待してなかったけれど!観なきゃ良かったかな?
俺物語!は好きなんだけど😊
なるほど
期待したところは面白かったのだけど…
予告を見て面白そうなシチュエーションだなと思って楽しみにしていた作品
「吉良上野介の身代わり」というところからさらにひねって
「身代わりとなった主人公が大石倉之助と結託し一芝居打つ」
というところがかなり興味を惹かれた
そういう「面白そう!」と感じた部分は確かに面白く、楽しめたのだけど
前半はいろんな要素が空回りしている
「笑って泣いてほろりとさせる」ようなものを期待ていたら
「ただ悪ふざけしているだけの映像」を延々見せられたような感じ
吉良と浅野内匠頭の確執も、孝証と内蔵助との出会いも
なんかあまりうまく描かれていない
特に上野介が面白味のない薄っぺらな描かれかたなのもよろしくない
中盤から終盤にかけては楽しく
「そうきたか」という仕掛けもあって良かったと思える箇所があっただけに
前半が退屈になってしまっていたのは残念だった
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