「逃場無し!船上のドラキュラが忍び寄る!」ドラキュラ デメテル号最期の航海 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
逃場無し!船上のドラキュラが忍び寄る!
クリックして本文を読む
これって原作があるんですね。確かにルーマニア(だったかな?)出身のドラキュラがロンドンで暴れるのは覚えがあったから、その移動の物語があるほうが、面白いもんね。
さて本作品ですが、謎の木箱をロンドンまで運ぶことになった船でのお話。不吉な箱だってんで、乗船をやめる船員がいたり、暗雲立ち込める出航となった。嵐みたいな大波にもまれるなか、密航者の女性が発見されるが、その後、奇怪な事件が連続し、一人一人と消えていく・・・
船上ということもあって、終始、画面が揺れている。「ポセイドン・アドベンチャー」を思い出しました。
【ネタバレ】
ドラキュラって言うと紳士のような雰囲気があるんだけど、本作品は思いっ切りモンスターでしたね。ラストでは、紳士の装いをしてて、これこれって思ったんだけど、顔はモンスターのままでした。ちょっとビックリ。
それにしても、昔のハリウッド映画では、女、子供は必ず助かるってイメージがあったんだけどな〜。今はコンプラとかうるさくて、女性の裸もあまり出ないのに。本作品では、ドラキュラ化した子供が日光で燃え上がるシーンが有りました。かなり生々しかったです。
早々、この映画、結構グロいシーンが満載で、そこでも楽しませてもらいました。
コメントする