「声が出た、二度」キリング・オブ・ケネス・チェンバレン sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
声が出た、二度
NY。双極性障害がある68歳のケネス・チェンバレンが、医療用通報装置を作動させてしまう。駆け付けた警官三人は、ドアを開けて安否確認をしようとする。しかし、チェンバレンは誤報だと言い、頑なにドアを開けない。警官は、不審に思い。
実話をもとにした作品。治安の悪いところでは、ドアの向こうから銃を向けてるかも、という警官の心情もわからないでもない。そして連絡が不十分で行き違いもあって、こじれていく様子、さらに元海兵隊で精神疾患があることに、アメリカでは偏見があることも怖い。そして、最後には「ひっでぇ」と声が出ました、二度も。
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