サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価
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心配な方もいるでしょうから
映画のレビューというよりこれから観ようか迷っている方に向けて
小児性愛者による児童売買春を追った物語ではありますが、性虐待の直接的な描写は極力しないように作られています
もっとも、そんなのがなくてもおぞましさは嫌と言うほど伝わってくるのですが
映画の力を信じたくなる一作。今無料で観れるよ!
認知的不協和に襲われても、目を逸らすな
※何故か入場時間になっても入れないプチトラブル発生。これより後から始まる作品は入場出来たにも関わらず。本国でもトラブルが有ったようだし、ちょっと怖かったです。
鑑賞前に身構えていたほどの衝撃的な描写はほぼ無かったので、推奨はしませんが年齢の低い方でも楽しめると思います。作品自体は意外と勧善懲悪的な洋画アクションで、主人公達が旅に出て救いに行くというストーリーなので、結構映画としても楽しめます。
しかし扱っている内容が内容だけに、そしてエンドロール後の主演俳優の語りかけやQRコードの配布、もう他人事ではありません。まさに今ある現実に遭遇して、それを受け入れる覚悟が無ければ鑑賞は推奨できないかもしれません。
どうで陰謀論でしょ、フィクションでしょ、そういう方は打ちのめされると思います。認知的不協和を起こしても、目を逸らすな
遠い国の話としてはいけない
子供の人身売買は世界中に存在していて、そこに真っ向から立ち向かった人達の話。日本にも誘拐監禁事件は実際に存在する、北朝鮮による拉致事件もある。もし自分の子供が拐われたら?と思うと皆ゾッとするはず。この作品を宗教映画と言ってる人がいるようだが、世界が見えてない人でしょう。
組織犯罪の場合とても複雑で、この主人公の捜査官は末端のビジネスをしている犯罪者を逮捕してきているが、肝心の拉致している組織の逮捕、拉致された子供達の奪還が行われていない事に心を痛め、国境や組織を越えて行動を起こしたというもの。命がけの行動は共に良心から行動を共にした仲間達により実現したもの。
この映画は一人ひとりの良心による行動により、犯罪を無くすことが出来る、と訴えている。骨太のメッセージは十分スクリーンから伝わってくる。
リスペクト
喉元に突きけられるような現実。
いろんな人に見てもらいたい
イカれた世界ですよ
児童人身売買の闇に切り込む実在する捜査官ティム・バラードの実話を基にした作品。
被害者の数や逮捕できた人数、助けられた子供の数を見るとこれが現実かと思い知らされます。
被害に遭った人達は助かった後も傷を抱えて生きていく試練なわけで、やはり目指すは犯罪撲滅なんですよね。
捜査に携わる人の精神力も限界はとっくに超えているだろうとは思うんですが…
闇犯罪については、丸山ゴンザレスからしか情報を得てこなかったけれど…この映画を通して知ることができて良かったです。
重々しい雰囲気が続くと思いきや、陽気なラテンの音楽もあり、展開もスリリングなので終始没入です。そして最後のメッセージがとても力強い。
観る価値がある作品だと思います。
まずは友人にも本作薦めてみました。
何でもマーケットにするアメリカ
たくさんの人に観てほしい作品
誘拐され奴隷となった子供達を救う捜査官の実話ベース作品、とても重い内容でした
子供が誘拐されるシーンの冒頭から心が苦しく、観ているのが度々しんどくなりました
ジム・カヴィーゼル演じる主人公ティムの辛さがとても伝わってきて、今作でのジム・カヴィーゼルはとっても良かったです
犯罪シーンを見ないといけない捜査官
それで壊れる心
その壊れた心を元に戻すのは犯罪者を逮捕した時
心に深く残りました
ストーリーは映画としてもハラハラドキドキで良作と思いましたが、これは実話ベース
映画としてじゃなく、ティムという人物に感動でしかなかったです
何回も涙ポロポロでした
こういう犯罪が世界中で起きている事実を知る事がそれをなくすための一歩、というエンドロール中のジム・カヴィーゼルからのメッセージ
より多くの人に観てもらえるようにチケットを無償提供してくれている製作会社
本当にたくさんの人に観てもらって知ってもらいたいという本気が伝わります
奴隷が合法だった時よりも、今の方が奴隷となっている人が多い世界という事に衝撃でした
ティムが救ったのは氷山の一角でしょうけど、この作品をきっかけに、子供たちが安心して生活できる世界になるよう少しずつでも変わっていってほしいと思います
怒りと悲しみと
5年に渡るお蔵入りをへて‥
2023年全米映画興行収入トップ10にランクインを果たした小児売買の闇を描いた力作!
映画の日、見たい映画が何本か公開されているが評価が高いのでこれに決める。
製作総指揮にメル・ギブソンも名を連ねている。
主演ジム・カヴィーゼル、監督アレハンドロ・モンテベルデ。
実話をベースにした映画で子供の人身売買を捜査する話なのだが、リアリティがあり緊迫感が漂い、このような悲劇が世界で起きているという事実にショックを受けた。
この映画のおかげで、世界で多くの子供がさらわれ、人身売買を通じて小児性愛者の犠牲になっていることを知ることができた。
国をまたいだ犯罪であり、捜査も一筋縄ではいかず、この映画の主人公ティム捜査官のように仕事を辞する覚悟、命を賭ける覚悟がないと解決できなかっただろう。
この映画はおそらく氷山の一角だと思うが、小児性愛者によって多くの子供たちの未来が奪われている事実をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという映画の熱量、そしてエンドクレジットでのジム・カヴィーゼルの熱いメッセージが心に響きました。映画の途中何度か涙しました。
映画の公開にこぎつけるまでにもいろいろ苦労もあったようですが、小児売買の闇を堂々と真正面から描き切った力作に間違いありません。
傷つきながらも希望を捨てなかった幼い姉弟こそが本当のヒーローだというジム・カヴィーゼルの熱弁にも胸熱になりました。
本当に見てよかったです。
おススメです。
鑑賞者からQRコード貰って下さい
キャンペーンとしてではなく、1本の映画として楽しみたい
児童を性的な欲求を処理するための商品として売買することなど、絶対に許されないし、撲滅しなければならない犯罪であるということは確かである。
それは十分に理解できるのだが、それにしても、主人公ののめり込み方は、とても尋常とは思えない。
もちろん、それが、正義のためであることは間違いないし、主人公が、被害者たちと同じ年頃の娘や息子を持つ父親であるということも大きな理由であるに違いない。
その一方で、自国民でもない子供を救出するために単身で外国に乗り込み、職を辞してまで囮捜査を敢行し、挙句の果てに、反政府組織が支配する無法地帯にまで潜入するなど、「行動力がある」というよりも、「常軌を逸している」とさえ思えてしまう。
ここは、主人公自身が言っているように、「壊れた心を治すため」ということが大きいのだろうし、それだけ、被害者たちを救うことができなかったという罪悪感が、これまで鬱積していたということなのだろう。
ただ、かつてキリストを演じたこともあるジム・カヴィーゼルが涙をためて苦悩する場面が何度も映し出されたり、協力者が自殺しようとして神のお告げを聞いたと告白したり、「神の子供」という表現が頻繁に出てきたりするのを見るにつけ、どこか宗教的な雰囲気が感じられることも否めない。
別に、それは悪いことではないのだが、主人公が、時々、「信念の人」というよりも、カルトの「狂信者」のように見えてしまったのは残念だった。
主人公が、1人の少女を救出することに固執する姿にも、「どうしてそこまで?」と思ってしまうし、反政府組織のキャンプには、誘拐されてきたと思われる子供が他にも大勢いたのに、あの子達は助け出さなくて良かったのかということも気になった。
エンドクレジットで映し出されるメッセージにしても、「この映画を、人身売買反対の社会運動の起爆剤にしよう」という呼びかけには賛同できるものの、せっかく良く出来た映画だったのに、スクリーンの外で余計な解説を聞かされているような感じがして、少し複雑な気分になってしまった。
実在する捜査員に拍手と敬意
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