サウンド・オブ・フリーダムのレビュー・感想・評価
全150件中、141~150件目を表示
子供を性の対象とする人間がいる限り
この犯罪は残念ながら無くならない、小児性愛者の異常性を見せつけられると、胸糞悪くなってムカムカした、決して見て楽しい映画ではないが、しかしこれが世界の現実である事をまず知ろう、話はそれからだ。
あなたはロリコンですか?本当にあった教師へのアンケート
80年代、小学校教育の現状を探るとして特徴的なアンケートがあった。男性教師に対し、表題の“あなたはロリコンですか?”というもの。日常生活など多岐にわたる内容の一部だが、なんと80%強がYES。個人の特定を恐れてNOとした者を差し引いても8割はヤバい数字。コメントでは、はじめからそのつもりで教師になったとか閉めきった教室内の匂いがたまらんとか部活の顧問で着替えが覗ける…………
映画は、小児性愛者を摘発する過程で、一人の捜査官がある被害者少女に感情移入し周囲の制止を振り切って、反政府軍陣地に単身乗り込み、そこに売られた彼女を救出するというありがちなストーリー。ただ人身売買の実話を描いているため発表まで相当な障害があったことがエンドロールで語られる。膨大な数の誘拐事件が存在することを世界にひろめ、おぞましい小児性愛者を社会から排斥しようと訴えることを単なる一過性の啓発活動に過ぎないと揶揄するつもりは毛頭ないが、麻薬売買のように客がいるから無くならないというロジックを軽視してはいまいか。
厄介なのは社会的地位など有用性を備えたロリコンで、市井に潜在する小者とは違う奴。元祖ナボコフ、ルイス・キャロル。愛されこそすれ嫌われることなどない。
小児性愛が我々人間の遺伝子に起因したもので、その成長環境で醸成されてしまうのなら、このさきも児童ポルノサイトや性犯罪を抑えていくことは出来ない、永久に。
85点ぐらい。観て下さい。
児童誘拐、人身売買、性的虐待、などの犠牲となった子供を救おうとする、アメリカの元政府職員ティム・バラードを描いた事実に基づく話。
最初から最後まで緊張感が続き、基本ずっとハラハラできます。
演技も良かったし、音楽も良かったし、面白かった♪
冒頭でテロップが出ますが、エンドロールの間にスペシャルメッセージがあります。
撮影されてから公開するまで様々な理由で5年かかったそうです。
ただの映画鑑賞で終わらしたくない制作陣、その心意気カッコイイ。
ぜひスペシャルメッセージも観て下さい。
調べたら、トランプ大統領が過去に主演のジム・カヴィーゼルやジム・カヴィーゼルが演じたティム・バラード本人と、この映画の上映会を行ったらしい。
そして、残念ながら、バイデン政権に変わってから、この映画で描かれている、児童誘拐、人身売買、性的虐待、が増加しているとの事です。
みんな観て!
最初から最後までハラハラし通しだった。
みんな観てください!
お願いします!!
エンドロールの最後のメッセージも泣けた。
やり方わからないけどドネーションのチケットで、お小遣い足りない人は無料で観られるらしいです。(調べて!)
映画の話をしよう
アメリカの連邦政府機関で児童を対象にした性犯罪を摘発していた捜査官が、児童誘拐と売買のネットワークの存在を知り子供の救出に乗り出す物語。
良心に従いキャリアと身の安全を捨て規格外の捜査を展開する主人公の奮闘と、いかに深刻な犯罪であっても様々な国を経由するうちに正規の手段では捜査の手が届かなくなってしまう国際犯罪の恐ろしさを描いている。
…のだが、どうも日本公開が決まった時から海外ニュースを扱うサイトでの本作の触れ方に違和感があった。
話題を追っていくと、あちらでは児童買春スキャンダルが政治派閥を攻撃する定番材料の一つになっているらしい。また本作はもともと本国では2019年に公開予定で、2015年から2018年に脚本から撮影まで済んでいたものの映画会社の買収に伴い公開が見送られ、2023年夏に別のスタジオから公開された。そのペンディング期間に主人公のモデルとなった人物の現在の活動や政治的スタンスへの批判があったり、本国でのプロモーションの際に児童の人身売買と都市伝説的な話題が結び付けられたりした結果、映画本編以外へ話題が集まってしまったようだ。
だが本編には都市伝説や政治派閥などの話題は無く、プロットは昔ながらのワンマンアーミー系アクションヒーローのテンプレだ。むしろ「国境と権限の隙間のせいで正攻法が通じない」という逆境の大きさを表現するためにドンパチや荒唐無稽なシチュエーションを採用したようにも見えた。
日本での封切前時点で本作に難を示すコメントの中には、「実話に基づいた…」的な宣伝文句が拡大解釈されていたり、「作り手が信用できないから」というスタンスで語られているものも見受けられる。ペンディング期間中の様々な時事関係を考慮すると、撮影後すぐに公開されていたらここまで盤外の話題に熱が入らなかったのではないだろうか。
対岸を叩く形のプロパガンダやナショナリズム的なニュアンスがあっても映画としての面白さがそれを凌駕し、国境を超えて人口に膾炙する作品がある中、本作のように誤解を含んだ話題が先行して主題を伝える機会を失ってしまう作品があるのは残念だ。
エンドロールで語り手の力を訴えているのだが、語り手が信用されないばかりに作品の本来の主題に目が向けられなくなってしまったのは何とも皮肉である。そもそもいくら語り手の信頼性を否定しようとも、世界で児童の行方不明事件や誘拐が発生し、人身売買や性加害が行われている事実が無くなりはしない。
そういう意味では盤外での取り上げられ方も、本編も、自分の暮らしに警鐘を鳴らしてくれる作品だった。
必見。主演の人の現在も含めて作品以上にリアルで生々しい。
サスペンスドラマとして、警察の奮闘を描いた
見ごたえのある作品。
しかしこれが実話(基にした)とは恐ろしい。
主演の人に色々問題があったが、それはそれで
皮肉が効きまくっている。
それだけ性犯罪がはびこっているという証拠に他ならない。
現在進行形でアメリカの大物たちが続々とスキャンダルを報じられている。
画面外の情報も含めてこれは絶対に見逃せない。
そりゃあ当事者が大物も含めて大勢いれば5年も延期させられたのも納得。
終始、劇場内ですすり泣く声も聞こえてきた。
子を持つ親としては非常につらい話だと思う。
是非、周りの人にも鑑賞してもらいたい。
全150件中、141~150件目を表示