「映画「どらえもん ちきゅうシンフォニー (地球交響楽)」を大人が観た感想」映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー) 稲浦悠馬 いなうらゆうまさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「どらえもん ちきゅうシンフォニー (地球交響楽)」を大人が観た感想
# 大人になって初のドラえもん映画
最近自分は毎日のように映画館に通っている。
だがそうすると週の終わりにかけて、ほとんど他の観たい映画は見尽くしてしまう。観たい映画のラインナップが枯渇してくる。
なので消去法ではあるが、アニメを観ざるをえなくなった。ハイキューを観てガンダムSEED FREEDOMを観て、あとの候補はドラえもんとしまじろうぐらい。
なのでドラえもんを観てみることにした。
子供の頃は何度もドラえもん映画を観たが大人になってからは初めてだ。
感想としては、想像よりなかなか楽しめた。観て良かったと思った。
# ミュージカル
音楽がテーマなのが良い。ミュージカルみたいなシーンもある。川辺で最初のセッションが始まるシーンは胸が熱くなった。音楽の原初的な喜びのようなものが伝わってきた。
他にも「踏むと音が鳴る鍵盤」とか色々な音楽アイテムが出てくるのだ。
# 子供版「君たちはどう生きるか」みたいだった
主人公はのび太やドラえもんたちたのだが、この映画の舞台は別世界だ。「ファーレ」という音楽エネルギーがキーとなる不思議の世界なのだ。
そこで耳慣れない言葉や不思議な生き物たちというかロボットたちが登場する。この世界にはこの世界の法則があり独自のルールで動いているのだ。
ジブリの「君たちはどう生きるか」のテイストを思い出した。
# ゲームっぽい
この世界はゲーム的でもある。スマホゲーのRPGみたいだ。
ファーレというエナジーを貯めると世界がアンロックされて、エリアが広がったりするのだ。
そしてロボットたちというNPCたちがいて彼らも歌ったり演奏したりするのだ。
子供心をくすぐるポイントを掴んでると思った。
そういえば昔のドラえもん西遊記的な映画でもゲームの世界に入る秘密道具が使われてたな。
# 吉川晃司
エンドクレジットを見てたら吉川晃司が声優出演してることに気付いた。いいね。
最初から知ってたらもっと声を味わって聞いただろうな。