「地球の存亡の危機なのに対処するのは余りにチープな救援チーム」デイ・アフター・トゥモロー2023 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
地球の存亡の危機なのに対処するのは余りにチープな救援チーム
クリックして本文を読む
パクリB級、サメ映画で名高いアサイラム製作、邦題もポスターも「デイ・アフター・トゥモロー(2004)」の勝手便乗ですね。
異常気象の救世主REACT緊急気候即応チームが主人公だが、率いているのは気象学者のモーリー博士とディアス博士、助手のヨランダ、デビッドたちだがモーリー博士と離婚寸前の夫のエリックと娘と息子たちも加わって家族中心の奇妙な組織。色々動けるのは億万長者リチャーズの資金提供のお陰らしい。
本作は「新・大地震」、「ボルケーノ2023」の続編らしいが初見ではこの家族の前歴が分からないのでやや当惑、息子が黒人なのは連れ子だったのか、何故かREACTを目の敵とするカールソン議員やモーリーを裏切る助手のデビットには以前、何があったのだろうか・・。
物語は異常気象、理由は明かされないが突如野球ボール大の雹が降り始めます、人工雨でも有名なヨウ化銀をロケットで撒き雹を分散させる作戦が何とか成功、一難去ってまた一難、今度は大量の冷渦が発生氷河期到来の危機、人工衛星からマイクロ波を照射して電子レンジさながらに熱するアイデア、こんな危機に政府は援助どころか妨害ばかり、またしても億万長者の私物のロケット頼り・・。なんで成功したかはよく分からないが危機脱出、喜ぶ家族たちのところに裏切り者登場、REACT乗っ取り宣言でThe ENDなのだが、突然、家の置物が宙に浮きだす、果たして次なる危機は何なのかと続編を臭わせていました。
コメントする