「月が欠けてる」月 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
月が欠けてる
石井監督、
宮沢りえ、
オダギリジョー、
二階堂ふみ、
磯村勇斗、
製作・竹内力。
コレだけのメンツ揃えて、
この内容は残念だった。
「ロストケア」にも似たテーマだったが、
救いが無い。
宮沢とオダジョー夫妻の再起の話、
にしては少し弱い。
磯村の変化も唐突だし、
磯村の彼女が何故聾唖なのか、
必然性が無い。
二階堂家族の不穏さも不要。
全体的に無駄遣い。
企画ありきで、
話を膨らませられなかった脚本、
事実以上の要旨が分からない。
コレもまさかの石井監督だとわ。
コレだけ有名で最悪な事件を題材にして、
その意図が明確でないのは、
はっきり言ってこの作品は不要である。
救いがない事件だったからこそ、
救いが欲しかった。
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