「心の怪我からの回復」ダンサー イン Paris さなぎさんの映画レビュー(感想・評価)
心の怪我からの回復
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オペラ座バレエのダンサーというと、特別な人達のイメージですが(実際の才能はそうだと思うけど)、ごく普通の女性が心の怪我から回復してゆくストーリーでした。ダンスものっていうよりも、多くの人が共感出来る日常的な内容だと思う。とは言え、ダンスシーンは本物のダンサー達だけあって見応えがあります。そこがまた違和感なく、この職業の人達の日常に見えるのかな?
印象的だったのが、舞台に立つことを誘われた時「まだ完璧じゃない」と答えた主人公に対して、「怪我する前は完璧だったの?」と言う台詞。この映画ではリアルに誰かを支えて来た人達を感じます。
ダンスと美味しそうな料理の組み合わせ、パリの風景、恋愛模様、見た後幸せな気分になれる映画でした。
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