変な家のレビュー・感想・評価
全376件中、1~20件目を表示
これは面白い。
ほんとに良かった!
面白かった
とても面白かった!!
ミステリー、オカルト、スリラーがバランス良く組み込まれている
原作ファンです。小説を映像化するにあたって、いわゆる"ホラー要素"をうまく組み込んでいるなと感じました。
原作はミステリー>オカルト、スリラー僅かという印象ですが、本作はさすが映画というか、視覚・聴覚表現をうまく利用して、全てバランス良く組み込まれていました。個人的には、原作にはないオカルト的な演出に大変感心しました。
スリラー的な演出がやや過剰なようにも感じましたが、若い子も楽しめるという点ではそれも良いのかなとも思いました。
上映後、若い世代はスリラー的な恐怖について盛り上がり、私のようなオカルト好きは日本人の宗教観や風俗的な部分についての話をし、ミステリー好きは伏線についての考察を飛ばし合うなど、それぞれが好きなように楽しんだのだと分かる声が聞こえてきました。
セットも非常によくできています。手が込んでいて、安っぽさは全く感じませんでした。
祝日ということもあってかほぼ満席で、見られた方の多くは満足したのではないかと思います。
零シリーズ&八つ墓村な世界観
変な家
見たよ
てか、ね
今日天気ヤバい。ありえない天気。変な家見終わりアルパーク出たときは晴れてたの青空見えてた(朝は家出たときは雨だった)んだけど車で帰ってると、また天気怪しくなって、駐車場で車降りたときは、雪、吹雪!!!、、、半端ない天気の不安定さ、です。でも、見れました、変な家。祝日の映画館めちゃくちゃ人多いし、珍しく時間ギリギリにシアター室に入った(いつもなら平日ガラガラな中、確実な時間にシアター室一番乗り的な私ですが)、でも他の映画お知らせはスルーで今回はいきなり本編直前からだったから良かった✨✨✨✨👍️今回は原作を以前読んでからの映画だったから、原作に無い部分を探しながらの試聴だった。映像にすると余計、雨穴さんの世界観が不気味で不穏さがリアルになる!!!片渕本家、プレステの零シリーズと八つ墓村の世界観が混ざったまさに和製ホラー好きな不気味な不穏な感じ!!!(本家の家のスタイルが零シリーズで仏壇奥の洞窟化した空間は八つ墓村)てか、原作でも思ったけど、片渕本家、間取りからして、ほんま不気味で不穏。これで、この冬見たかった映画四作全部見れたー全部見応えあって、良かったよ!!!
原作知りませんがサイコーです!
良作
こんなにもゾクッとさせられるとは
原作を知った上で鑑賞した映画の中でもここまで予想を上回ってきた作品は初めてかも知れないです。ホラーが苦手なので正直怖かった。とても。
ただ、怖いけれども展開を見届けずにはいられない、ホラーが苦手でもギリ観れる、それはこの作品がホラーではなくてゾクッとミステリーでありヒューマンドラマでもあるからなのかなと。ホラーの様に観た後もしばらく囚われる恐怖ではなくて、人間を闇を「知る」怖さ、まさにゾクッとなる刺激が満載でした。
原作で話の流れはわかっているはずなのに、映画というスケールで、その世界が自分の脳では浮かび得ない表現でストーリーが進んでいったので、終始予想ができず、また結末も、、、。
映画館でエンドロールが終わり明かりが点いた瞬間に『ワッ』と客席に会話が始まったのが印象的でした。黙っていられない、とにかく自分の体内で受け止めた刺激を共有せずにはいられない感じでした。もちろん私も。
原作では少し複雑で、自分の解釈に不安もありましたが、映画ではわかりやすく描かれていたかつ、ゾクッの仕掛けが見事でした。
映画館で体感する価値はあると思います。
ただ不安な方は誰かと一緒に行くことをオススメします!!
クソ面白い‼️そして怖い。
奥深いホラー
映画が始まる前のナレーションに「この映画は小説の第5章」とあり、不動産ミステリーと言っていたが、実際にはホラーだと思う。
俳優陣たちもホラー故の人選を感じる。
そこに忍ばせた石坂浩二さんの起用は、この作品にどうしても感じさせる金田一耕助の要素、つまり「謎解き」があるからだろう。
この物語は解決されない部分がいくつかあった。
しかし、登場人物たちの描き方に矛盾を感じることで、彼らの本当の人間性を表現していた。
ここが余韻でもありホラー特有の終わらない怖さを感じる。
また、
緊張感のある展開は素晴らしかったし、事件を追う3人の設定が面白い。
いまひとつ理解できなかったのは、父が事故死ではなかったことと父の本当の死因について語られなかったこと。
これについては小説では、父が左手供養の儀式のために人を殺して気が狂ったことになっている。
この物語を少し汲み取って見ると、片淵家の直系の子孫は父ではなく母だったのではないだろうか?
ここに斉藤由貴さん起用の理由があったように感じた。
つまりユズキの母は、左手供養を阻止しようとした父を殺した可能性がある。
ユズキが雨宮と栗原を連れて母の前に登場した時、彼女はホームレスのボランティアをしていた。
そして最後に姉が「もうすぐ左手供養の日ね」と呟き、母は「大丈夫、私が何とかしてあげる」と答える。
ここにホラーの真骨頂が垣間見えるが、母はホームレスを殺して左手を切り取っていたのだろう。
それに気づいたのが父だった可能性もある。
片淵家の思考というのか、強いカルト的概念が姉にも残っていることが伺える。
だから本家から逃げだす際にケイタを残す残酷さを持ち合わせていたのだろう。
高校時代にいじめられていたケイタを助けた転校生の姉アヤノ
そもそも彼女はケイタを「選んだ」のかもしれない。
その理由は「左手供養」の継続のため。
正常と異常の両面を持っているのがアヤノかもしれない。
アヤノは父の死によって、片淵家の計画が大きく変わってしまったことを母から知らされたのだろう。
左手供養が滞らないために、早く誰かと結婚してこの儀式を継続していかなければならないと母から言われたのだろうか?
この描かれない余白こそホラーの怖さ。
よくお笑い芸人の顔は怖いと言われる。
佐藤二郎さんの起用はその部分に理由があるのかもしれない。
彼の登場は最初に緊張感を削るが、彼の怖さをゆっくりと引き出していくように物語の恐ろしさが広がってゆく。
不動産 家の間取り 中古でも新築でも間取りを見ながら生活感を想像する。
このプロの視点と変な家の間取りを名探偵のように推理するのが彼の役割
探偵と旧家という構図はまさに金田一
さて、
霊媒師の言葉を忠実に実行する片淵家
「左手供養」という、10歳から13歳の間に人を殺し、その左手を仏壇に供えるという儀式
そのために育てられたトウヤ 生まれつき左手首がない 呪い
片淵家のどこかの家で生まれた。
彼の両親は物語に登場しないのは不気味さの演出だろうか?
アヤノ夫妻は彼を育てる条件として結婚を許されたものの、自分の子供として愛情をこめて育てたことが、ラストに繋がっていく。
同時に本当の息子ヒロトを実家に奪われたことで、彼ら夫婦が本家の命令に従わなければならなくなったという設定。
遺体が発見されていないケイタはどこへ行ったのだろうか?
アヤノは無事に帰ってくるのを待つと言っていた。
しかし、
片淵家本家当主の意思を継ぐものこそ「ケイタ」だったのかもしれない。
二人は薬で洗脳されたようだが、その洗脳はケイタの方がより強かったのではないだろうか?
アヤノは逃げる際にヒロトとトウヤだけを救出し、ケイタを置き去ったように見える。
伯父が猟銃でケイタと格闘後に、雨宮たちを襲う。
当然視聴者はケイタはやられたと思うが、実際に叔父は彼らが逃げた後、当主の命令ですぐに彼らを追いかけ、格闘していたように見せかけたケイタは身を隠したのかもしれない。
当主は叔父の裏切りを知り、頭を殴打して殺し、左手首を切り取った。
当主は最初から候補者を複数人選んでいたのだろう。
片淵家
ウシオの呪い
霊媒師の言葉
変な家は隔離とシェルターを兼ねていたこと。
物語は一件落着を見せるが、母と姉は次の左手供養の話をしている。
その話は聞こえない者の、二人のただならぬ表情を見て震えるユズキ
ユズキにはまだ謎は謎のままで、
父の死因
急に消息を絶ったアヤノ
そして結婚していた事実
母が見せた父の手帳には確かに気が狂ってしまったかのような落書きで満ちていた。
そして知らされた本家のこと
行方知れずの期間にアヤノに起きていた出来事は、考えられないほど異常だ。
そして本当のことを知ったことで異常者の雰囲気を感じることができるようになったのだろう。
母と姉
二人を見たユズキはそれを直感したのだろう。
そして最後の雨宮の部屋にあった隠された場所はオチなのだろう。
なかなか複雑だったが、金田一シリーズのようにすべてが解決するのではなく、表面上の出来事だけが描かれて、その背後に存在するであろう真実が「裏通路」のように隠していあるのがこの作品かもしれない。
音ビックリ❗️キター💧
ちょっと間が空きましたが映画鑑賞〜‼️
幽霊系な感じもしてましたがガッツリ人間だね、それでも間取りの謎も気になり面白かったです✌️。
またまた音でビックリシーン有りですよ、若干気を抜いて見てたのはあるけど久しぶりに心臓飛び出るわ‼️ぐらいビビった(笑)
原作を未読なのであしからずです。
最初は幽霊系と思って見てたので、隠し部屋の考察に疑いの眼差しをしてしまったが途中からはこちらが「あっ幽霊や怪物系じゃないね」っとシフトしてからは素直に受け入れて見てました(笑)。
でも内容的にも面白く鑑賞できました。
俳優さん達も凄く良かったです。
佐藤二郎さんもなんかクセのあるキャラクターで良かったし、川栄李奈さんはTVの「となりのナースエイド」見ててキャラが真逆だからシリアス表情も見れて良かった☺️。
斉藤由貴さんは「マッチング」に続いてですね、こういう系の出演合いますね。
石坂浩二さんは祖父❓高嶋政信さんは何処だ❓全然わからなかった💧
TRICKが好きな人は多分好きだと思う
めちゃくちゃ面白かった。
さすがの佐藤二朗さん。間宮くんはこういう普通の人を演じると上手さが分かる。ちょっと設定盛りすぎな役よりどこにでもいそうな普通の人を普通に演じる方が難しいと思うけど間宮祥太朗くんは逆にこういう役をやらせるほうが正解。
川栄さんも安定した演技力で安心して見ていられる。
原作読んでみたいと思いながらまだ見めてないしyoutubeでバズってたのも知らずに観に行ったから全然内容知らなくて途中からまさかの展開だったけどそれも含めて面白った。
TRICK的な要素もあると思う。
バディ?もの、オカルト要素あり、シリアスすぎないミステリー。
ストーリーとキャストのバランスがすごく良かったし110分という若干短い気もする時間も映画の構成とあっていて物足りなさを感じなかった。
ここ最近の邦画ではかなり良く出来ていて全体のバランスがすごく良かったと思う。
映画の鑑賞料金がこんなに高くなかったらもう1回観に行きたいと思う映画にであったのは久々だった。
怖かった!
とっても怖かった!
これはサスペンスミステリーだと思うが、 ホラーなテイストもあってわくわくする。序盤から中盤までは文句なく楽しめた。 エンディングが弱いと感じる。
動画配信で映画「変な家」を見た。
2024年製作/110分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年3月15日
間宮祥太朗(雨男/雨宮)
佐藤二朗(栗原)
DJ松永(柳岡さん)
川栄李奈(宮江柚希)
斉藤由貴(松岡喜江)
長田成哉(片淵慶太)
瀧本美織(片淵綾乃)
根岸季衣(片淵文乃)
石坂浩二(片淵重治)
髙嶋政伸(森垣清次)
石川淳一監督といえば「ミックス。」(2017)を見たことがある。
脚本の古沢良太は「探偵はBARにいる」
「60歳のラブレター」「ALWAYS 三丁目の夕日」など多くの映画を手掛けている。
原作は「変な家」 2021/7/22 雨穴 (著)
2024年、日本でいちばん売れた本らしい。
予備知識なしで見始める。
オカルトな動画のクリエイター・雨宮はマネージャーから、
購入予定の一軒家の間取りについておかしな点があると相談される。
雨宮は、オカルトネタの提供者である
ミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみた。
間取り図から浮かび上がる奇妙な違和感に、
栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。
そして、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生した。
事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、
その家に心当たりがあるという宮江柚希から連絡が来る。
これはサスペンスミステリーだと思うが、
ホラーなテイストもあってわくわくする。
雨宮と栗原と柚希はだんだんと確信に近づいていく。
髙嶋政伸は最近ではエキセントリックな人物ばかりキャスティングされてしまうと感じる。
謎の核心である、片淵家の現当主を石坂浩二が演じているのは
ちょっと横溝正史的なテイストを醸すためなのかなあ。
序盤から中盤までは文句なく楽しめた。
エンディングが弱いと感じる。
ラストシーンでは松岡喜江(斉藤由貴)の怖いセリフがある。
この事件は未だ未解決なのか・・・
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
全376件中、1~20件目を表示