変な家のレビュー・感想・評価
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あまり深く考えなければ、楽しめるホラー・サスペンス
よくわからないまま終わりました
ネタバレになるのであまり多くは言いませんが、後半から展開が宗教っぽくて感情移入は出来ませんでした。突き抜けた怖さを求める方にはオススメ出来ますが、子供や、耐性の無い方はショックを受けるので観ない方が良いです。犬神家の一族を彷彿とさせる雰囲気があります。未だ観客が多いので公開終了はまだ先でしょう。全体的な内容としてはモヤモヤして消化不良という感じで終わりました。はっきり言うと面白くありません。映像化作品なので、先に書籍を読んでからの方が良いかもしれないです。
怖いかなあ
全体に暗い画面
原作の動画や小説は未見でした。サスペンスと思ってたら、ホラーちっくだったりちょっとグロかったり。虫も出てきて目を背けてしまいました。ちょっとわかりづらい部分もあってすっきりしないところも。佐藤二郎さんの演技にくすりとさせてもらってホラーが苦手な私は助かりました。斉藤由貴さんには何かあるといつも思わされますね。ほかの方も書かれていますが、金田一耕助思い出しながら(特に後半の本家シーン)見ていたら石坂浩二さん登場でした(高嶋政伸さんは最後まで分かりませんでした。声を聴いても)。家族愛による救いがある反面、家族でも知らない面もあるんだなと。リピートはしないと思いますが、多分続編出来たら見に行っちゃいます。けいたさん、でてくるのかな。
雨穴さんファンとしては複雑だがこれはこれであり
謎の空間が意味深!
予想外にドラマパートが素晴らしかった作品。 本年度ベスト級。
本日3本目の鑑賞作で集中力が欠けるかと思いきや、予想外のストーリーで飽きることは無かった。
鑑賞を悩んでいた作品だったけど、予想外に人気で川栄李奈さんも出演していたので鑑賞。
川栄李奈さんの表情が終始暗めで良く解らない(笑)
加えて青白い顔のメイクで彼女の美しさが伝わらなかったのが残念(笑)
間宮祥太朗さん演じるユーチューバーの雨宮(雨男)がメイン。
バズる動画が減って行く中、ある家の不思議な間取りを動画にアップして再生回数が上がり、その間取りの真相を究明して行く展開。
ぶっちゃけ本作は内容の薄い作品と思っていたけどストーリーはかなり作り込まれていた感じ。
GoProの手持動画のリアルな感じを多様した映像が生々しい。
そして思った以上にホラー要素が強く、薄目で見るシーンが多い(笑)
不思議な間取りの家にした理由が想定外で、その意外性も良い!
佐藤二朗さんはやっぱり素晴らしい役者さん。
斉藤由貴さんの安定した演技には何故か安心しました( ´∀`)
何かが"変"
原作未読、YouTubeの動画もみずに見ました。
予告を観てミステリーと思いましたが、観る前にレビューをみてみるとかなり怖いというレビューが…
普段あまりホラーは観ないので不安になりながら鑑賞。
想像よりかなり怖く、面白かった!
ツッコミ所はあったけど、あまり気にせず最後まで退屈せずに、観ることができました!
ちょっと複雑な所があり、理解するのにちょっと時間かかる所もありました。
期待をこえる面白さでとても良かったです!
大人も楽しめる春休み映画
原作に近い雰囲気のミステリー的な前半、原作とはまったく違うオカルトギャグホラー的な後半と、前後でガラリと雰囲気が変わる。これは原作知ってる人もそうでない人も楽しめる工夫として、とても良く出来ていると思った。
また、ティーン向け春休み映画なのにアイドル(この手の企画はたいてい橋本環奈)を使わず、どちらかというと渋いキャスティングなのがよい。ティーン向けとして大ヒットさせ、大人も楽しめるのが素晴らしい。
後半はホントに何回も笑った。石坂浩二、高嶋政伸、根岸季衣たちベテランがガンガン本気で笑わせてくれる。バカバカしいが、安っぽくはなく、しっかりと楽しい。
映画館ではデカい音でジャンプスケアを友達と一緒に楽しみ、配信ではウォッチパーティーで友達とツッコミ入れながら楽しむ。最高のティーン向け映画だし、大人も楽しめる優れた娯楽映画だと思う。
変な顔。変な喋り方。二郎さんじゃねーか!
2024年映画館鑑賞21作品目
3月24日(日)イオンシネマ石巻
通常価格1800円→dポイント−500円
原作未読
監督は『エイプリルフールズ』『ミックス。』の石川淳一
脚本は『陽気なギャングが地球を回す』『七つの会議』『大名倒産』の丑尾健太郎
粗筋
中古物件の不自然な間取りに気づいた設計士が止めることも聞かずに動画制作のため謎を突き止めようとするユーチューバーと事件に関わる柚希という謎の女
そのいわくつきの一軒家は密かに殺人を行うための家だった
柚希の本家に訪れた3人は左手に纏わる片淵家の恐ろしい儀式を知る
ミステリーホラー
詳しくないがたぶん原作はミステリーでホラー要素は映画オリジナルかもしれない
ホラーを意識してか全体的に映像が薄暗い
その薄暗さが不自然に思える時もわりとある
お面以上に斉藤由貴や根岸季衣の声にびっくりした
長井短かなと思ったらやっぱり長井短だった
高嶋政伸と石坂浩二が演じていることには気づかなかった
クライマックスで片淵家の人らムラ人たちに襲撃されるシーンはスリリング
最後はモヤっとした終わり方ちょっと残念
配役
オカルト専門のユーチューバーの雨男こと雨宮に間宮祥太朗
設計士の栗原に佐藤二朗
被害者の妻と身分を偽り雨男に会う片淵柚希に川栄李奈
雨男の担当をする動画プロダクションマネージャーの柳岡にDJ松永
柚希の姉の片淵綾乃に瀧本美織
綾乃の夫の片淵慶太に長田成哉
重治の親戚の森垣清次に髙嶋政伸
綾乃と柚希の母の松岡喜江に斉藤由貴
片淵家の当主で綾乃と柚希の祖父の片淵重治に石坂浩二
重治の妻の片淵文乃に根岸季衣
明治の頃に主人の子を身籠り正妻に制裁を受け流産し監禁され気が狂い左手を切断し自殺した呪いの元になった片淵家の「うしお」に長井短
一族の繁栄の為には人殺しが必要なんだ。
佐藤二郎演じる栗原と間宮祥太朗演じる雨宮は不動産屋で事件に巻き込まれると思っていたのに、雨宮は動画クリエイター、栗原は建築家だった。最初の動画が事件かと思ったら、ただのフィクション。あれっ?て思ってたら、マネージャーが買おうとしている家の間取りが変じゃない?と相談される。それ相談する必要あった?相談された雨宮は栗原に相談すると、なんだか怪しげな話しに。そのタイミングで、その家の近所で事件発生。その事を動画でアップ。すると川栄李奈演じる怪しげな女、柚希がやってくる。最初はこいつ、雨宮を殺しに来たのかって思うくらい怪しかったが、それからジワジワ真実が明らかに。
それにしても栗原、建築家なのにまるで探偵。後半までは、想像がほぼ当たっててすげ〜と思ってたのに、最後は変更することに。途中、栗原も事件に関わってるんじゃないかと思うくらい、怪しい奴らばかりだったね。
モヤってしてたのは、そんな怪しい住宅を売ろうとしてた事。あっそうか、この家族は殺しはしてなかったのか。
初めはまるでホラー、途中からはミステリー。
殺し屋達、何でお面必要だったの?視野が狭くなって危なくね?殺したかったらそんなに喋ってないで、すぐ銃撃っちゃいなよ。だからそんな事になっちゃうんだよ。
結構、伏線回収あってスッキリできたんだけど、1番の謎、左手供養を続けられる理由が分からなかった。一族の為なら犯罪も正義って事でしょ。それダメだよ。
最初から最後までドキドキワクワクで結構楽しめました。
110分の限界と原作との”恐怖の種類”の解釈違い
・良かった点
ストーリーの要約。例えば、「左手供養」の起源や片淵家全体の歴史などの複雑な側面についての説明は110分という上映時間を考えると、すべてを原作通りにすることは困難だっただろう。そこを、「潮の自害」という原作でも事の根幹として描かれていた部分をうまく切り取ってコンパクトに説明できていたと思う。
映画の後半、片淵綾乃と母親がホームレスへの炊き出し活動をしている隅で会話しているシーン。形は違えど、「真の黒幕は母親なのではないか」と匂わせて終わるラストは原作と同じで「スッキリしない不穏な終わり方」でとてもよかった。
・いまいちだった点
恐怖演出。衝撃だったのは、雨宮たちが地下牢から逃げ出すシーン。「ブゥーン...ブゥーン...」というエンジン音とともに仮面をかぶった敵がチェーンソーをぶん回しながら主人公たちに向かって突っ込んできたシーンは衝撃だった。それまで感じてきた恐怖感がそのシーンですべて吹き飛んでしまった。正直不要なシーンだったと思う。
さらに映画中盤、雨宮が自宅で謎の幽霊(?)に襲われるシーン。私は、原作「変な家」の魅力の一つは”幽霊”のような非現実的な恐怖ではなく、自分たちと同じ”人間”の残酷な感性から生み出される恐怖であると思う。本シーンは確かに怖いと感じたが、「変な家」という作品の良さを感じにくくしてしまっていると感じた。
家族の秘密
近年のJホラーは大概見ているんだけど、どれもこれも目に手を当てたくなるものばかり。2021年の「樹海村」、2022年の「それがいる森」、 2023年の「禁じられた遊び」なんかは特に酷い。見事に全てその年のワースト5入り。この3作品共通するのは、
1.物語が引き込まれない
2.演出が過剰
3.オチに吐き気
の3つ。ホラーに限らずとも映画作りにおいて大切な要素なのに、清水崇と中田秀夫は未だにこれが分かっていない。そもそも導入からつまらないってことがざらにあるから、いくらラストが面白くても時すでに遅し。肝心なのは冒頭。いかに作品に入り込めるかが評価の分かれ目だと勝手に思っています。
では本作。あまりの酷評だったため、2024年を代表するクソホラーがまたもや誕生してしまったのかと、逆に期待していた。でも映画が始まると...あれ?もしかしてめちゃくちゃ面白い?😁 まさか自分がボロくそに叩かれている映画をボロくそに叩かない日が来るとはな笑
「リーガルハイ」「ミックス」などの古沢良太とタッグを組んできた石川淳一監督。その功績は偽りなく、ビックリするほど見入ってしまう。もうこの時点で上記の作品とは比較しようもない。多くのC級ホラーを見てきた自分にとっては、もはや本作は良作認定。確かに、《幻覚作用》《洗脳》《伝統》要素が入ってきた時はガッカリしたし、それらは単に話を繋ぎ合わせるためのゴミ設定。え、血筋じゃなくていいの?と知った時の落胆はヤバかった。バトル漫画な終盤はかなりお粗末で酷評も納得だったんだけど、そこに至るまでの過程が最高すぎやしませんか。
雰囲気作りも上手ければ、役者が余計な驚き方もしない。俯瞰の目線、人物の目線の2つで捉える《人の闇》の見応え、不可解な間取りの恐怖もあって、ちゃんと変な家してる。間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈のキャスティングも完璧で、ありがちだけど締め方も自然で良かった。悪いのは、犬神家の一族パートだけ。かなり疲れている状態なのに全く退屈しないんだから、目も当てられないようなクソ映画と同じ評価なわけが無い。酷評しているみなさん。これを機会に近年のJホラーをご覧になってください。あら不思議。本作が良作に早変わり〜❗️
怖い家((( ;゚Д゚)))
良くも悪くもホラー寄り
原作となる動画、小説が面白かったので、映画も観ようと思ったものです。
映画は、想像以上にホラー寄りでした。
この小説をそのまま映像化はしにくいと思いますので、こういう方向で映像化したのも分かります。
暗いトーンで嫌な不穏な空気感、投稿動画のような不気味さのある荒い映像、驚かせるタイミングなど、恐怖演出は良かったと思います。
主演の間宮祥太朗の普通っぽさや、川栄李奈の薄幸感など、役者陣の演技も作品のトーンに合っていたと思います。
栗原役の佐藤二朗は、語尾を妙に伸ばすのがちょっと気になり、いかにも風変わりキャラを作っているというようにも感じてしまいましたが…
理屈っぽそうな語り口や仕草、気難しそうな佇まいはやはり良かったので、語尾は普通でいいのに、という気が。
原作動画の栗原の印象があるためかもしれませんが。
ストーリー面などは、変な家に忍び込んで動画を撮っていた部分など、不動産屋が売りに出している物件なのに傷や血の跡とかそのままにしとくか?と気になったりしましたが。
山奥の家も不気味な雰囲気は良かったですが、儀式のあたりの描写はちょっとガチャガチャしていたような感じも。
人物の位置関係が分かりにくかったですし、叫んでいるばかりなのが逆に緊迫感がそがれてしまったような。
栗原だけ攻撃されたのも、特別抵抗したようにも見えなかったのに何故?と
生贄にする人間以外は座敷牢に入れたままで良かったのでは?何故みんなを儀式の場に連れて行ったのか?とか。
銃口突き付けてから無駄に喋り過ぎだろ、とか。
誰もかれもがお面を付けていると、恐怖感よりなんだこりゃ感もありましたが、狂った世界観は伝わってきました。
残酷な状況にある子供の描写も、ちょっと説明不足で雑なような。
理不尽な因習の恐ろしさよりも、ビジュアル面の恐ろしさに寄り過ぎな気もします。
気になる部分もありましたが、全体的な不穏な空気感などは好きでした。
ホラー手法で脅かすミステリ
絵(明暗)や音によるホラー手法で驚かせるのはやや安易ながら、内容的にはホラーというよりかは、サスペンス寄りな横溝系ミステリっぽくて好印象。
結局は、「呪いよりも人間の方が怖い」という落ちは少し陳腐かもですが。
最近、邦画界は斉藤由貴の使い方が単調なのが気になった。
闇を持ったキャラばっかり。
そんなに悪くない
全509件中、81~100件目を表示