「正直、期待し過ぎちゃいました。。。」変な家 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
正直、期待し過ぎちゃいました。。。
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公開当時観客動員毎週1位を獲っていた印象で、それを報じていたネット記事にためし読みのリンクがついていて興味半分で途中まで読んだマンガ版や、本編の予告編もおもしろかった記憶がありましたが、アマプラ解禁で観ることができました。
冒頭のナレーションによる前フリに「ん?原作読んでないけどだいじょうぶか?」みたいな気持ちにさせられましたが、全然大丈夫でした。
前半は間取りによる謎解きに新しさも感じてワクワク期待しながら観れたのですが、「左手供養」のワードが出た辺りから、雰囲気やキャストも含めて横溝正史風にガラリと展開。
母方の実家が農家の旧家だったんで子供の頃遊びに行くと夜とかちょっと恐かったことなど思い出したりして決して嫌いじゃないんですけど、前半とのギャップがあまりにデカ過ぎ、ミステリーというよりホラーへ作品的にも別物になった感覚さえ受けました。
「お姉ちゃん、旦那のことはええんかい?」と思ったら遺体が見つかってないなど謎を残すところとか、高嶋政伸さんや根岸季衣さんの不気味な演技や、とにかく怖い仮面などええ味出してたところもあるのですが。。。
また視聴者を大きい音で時折ビビらすためでしょうか、全編通してキャストの声がちっちゃくて聞き取りづらいのも残念でした。
過ぎたるは及ばざるがごとし。やっぱり観る前に期待し過ぎるのは自分でハードルを上げることになるんでダメですね。。。
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