「ツッコミどころが満載で楽しめますね」変な家 サカキさんの映画レビュー(感想・評価)
ツッコミどころが満載で楽しめますね
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原作について、視聴後に確認したところ、ミステリーであることがわかり驚愕。出来の悪いホラー映画を見せられている気分であった。
原作を斜め読みした限りでは、原作に準拠すると、映画化できないと思うが、安易なアレンジに走って失敗した典型かと思う。そもそも、これを映画にしようと思った時点で誰か止めなかったのかと、制作体制についてが1番のツッコミポイントだろう。
ツッコミどころは満載で、新築の家なのに、家電が古い、コンセントが1970〜80年ごろのパナソニックであるあたりから、本当に真面目に映像作る気があるのか気になってくる。
立派な旧家のはずなのに、間取り云々の前に家としてはあまりにもしょぼい。日本映画に出てくる旧家といえば奇しくも石坂浩二主演の「犬神家の一族」のような感じを想像するのだが。
こういったツッコミをいちいちしていくと、ストーリーが破綻していても結構楽しめる。
佐藤二朗の怪演は見ものであるが、エンドクレジットで石坂浩二が出ていたのに気づいたくらいなので、配役を十分に活かしきれていないように感じた。
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