「野球狂殺人事件」野球どアホウ未亡人 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
野球狂殺人事件
ネットコラムで見かけて気になっていた作品。
公式で「そのあまりのくだらなさが口コミを呼び〜」とか書いちゃう時点でもうヤバい。笑
事故死かと予想していた旦那の死因はまさかの殺人!
しかしこの時点で完全にバカ映画だと理解できているため嫌悪感はない。
その後もツッコみどころしかない展開が続く。
『愛憎編』『復讐編』ときて『天使編』になる時点でネタだし、見ても天使の意味分からんし。
後半に挿し込まれるMVも、(思わせぶりに何度も映しておいて)番傘がそこで使われるのも謎。
“玉砕カミソリボール”って、読み仮名「ぎょくさい」じゃなくて「たまくだき」だろ。
そして握りが器用過ぎる…
夏子は貞淑な妻から野球狂、声を失った不思議ちゃんにふっ切れた関西弁とキャラ変祭り。
重野がいい声なのがなんか腹立つわ〜。笑
常識人っぽい春代もやっぱりクセがあるし、賢一は遺影の表情に「チーン」が重なるだけで笑える。
「ポルノ映画のエッセンス」なんて、夏子の服が胸元緩いのと重野が夏子に迫るシーンくらい。
ポスターにあるショーパンユニフォームすら出ないのはおかしいだろ。(激怒)
ナンセンスギャグを楽しめる人間にしか薦められないけど、頭からっぽにするには最適の作品。
最後は『すごいよ!!マサルさん』の「とし子宇宙へ」を思い出しましたよ。
【芋虫女の恋】
何故か本サイトにはページがないが、併映のこちらにも森山みつきさん出演されてました。
内容としては、正直よく分からん。笑
恋するJKにあてられて、ストリッパーが過去の気持ちを思い出すまでは理解するが、結局…?
でもロック座はじめ地元(というか観賞したミニシアターの目と鼻の先)がロケ地なのは嬉しい。
クスクス笑える要素があるのも楽しかった。
ストリッパーに官能小説の朗読会が出てくる割に、こっちもエロ要素はナシ。
こんにちは,共感ありがとうございます。
あのMV部分については,アフタートークで監督が「編集し終わってみたら尺が短すぎたので追加した」とおっしゃってました。
それにしてもこの怪作がVODで視聴できるとは,わが国の映画文化も捨てたものではないと思いました。