「金の玉 肝っ玉」野球どアホウ未亡人 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
金の玉 肝っ玉
クリックして本文を読む
東京での公開で何やら話題になっていたので、無事に地方上陸後に速攻で観に行きました。舞台挨拶付きです。
もうとにかく狂った世界でくだらなさ全開です。
野球を題材にしながらメインの登場人物は5人。野球をするのは3人。
しかも1vs1というワンマン形式、試合と言いながら基本的にはデッドボールあり、金の玉狙い撃ちとかいう男は股がヒュンってなってしまうシーン多め、最終的には大爆発とかいうとんでも展開で60分駆け抜けた異常な作品だったと思います。
「絞殺魔」を基に差し込まれた不思議なカット割りも、現代の編集技術が進化したからこそ入れれたという政策の裏側もサラッと聞けて良かったです。今作の良いところの一つに「絞殺魔」を観たくなったというのもあります笑
舞台挨拶では監督が「くだらないだけの物を作りたい」とおっしゃっており、本当その通りでくだらなくて超面白いという監督の目論見通り、誰もが見てキャッキャウフフになる楽しい作品でした。突き進むように作られた今作をこの目に焼き付けれて本当良かったです。
バカでくだらなくて、それでいて超絶本気な「野球どアホウ未亡人」間違いなく今年を代表する1本でした。拍手喝采で監督の次回作を待ち侘びます。
鑑賞日 9/30
鑑賞時間 18:00〜19:05
座席 B-1
コメントする