「人とAIのラブストーリー…」ザ・クリエイター 創造者 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
人とAIのラブストーリー…
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人と機械の核戦争、ターミネーターを想像したが全く違った。AIがここまで人間性を持てば愛が生まれるかもしれない。この映画は単純に人間対AIを対比しているのではなく、AIと暮らす人間もおり、平和的に共存している。映画ではニューアジアの人々がそう。このあたり、ローグ・ワンを描いた監督らしく、人種的多様性、所々にアジア、タイやベトナム、ネパールを感じるし、とりわけ日本を感じる。渡辺謙のみ日本語で話しているのは違和感があったが。逆に中国は全く感じなかった。罪のない人々を殺戮していく様子は人間が機械的であり、泣き叫び逃げ惑う姿は機械が人間的に感じた。人間の恐ろしさだと思う。他の映画と違い、AIより人間が強いということではなく、弱過ぎるのも若干違和感があった。ミイラ取りがミイラになると言うのは適切ではないが、敵に入り込んだら、そこの良さに気付き、敵側に入るジュシュアはラストサムライならぬラストAIのようだ。アジアの味方だし、渡辺謙いるし。所々違和感はあるものの、斬新なストーリーだった。
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