“敵”の子どもたちのレビュー・感想・評価
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強い意志と信念
IS に共鳴して国境を越え中東に行ってしまった娘とその母親。パトリシオは、ISが敗走する中娘とその夫が亡くなり残された孫たちを救出しスウェーデンに連れ帰ることを決意。
イラクに孫たちと共に泊まれる大きなホテルの部屋を拠点に、非常な困難を伴いながら、信念と執念、孫たちがより良い人生を生きる、いやますは命を落とさず生き延びることそのことに今自分が力を尽くすことは当然のこと、と。スウェーデン政府もイラクの機関やNGOでさえも、難しいシリア情勢に躊躇しなかなかことは進まない。
突破できたのは現地で知り合ったジャーナリストたちの協力があったからのようで本当にパトリシオは自力で友人となったジャーナリスト、報道という力により、孫の奪還全員を連れ帰ることに成功した。ただただすごい行動力。
謎の元妻のことは娘の母親としか言わない、パトリシオ。イラクで殺されることもなく見る限り栄養も健康も良さそうで、孫たちをISの子どもとして接遇し苦労してホテルまで連れ帰ったパトリシオのところに関与していて、この人な全ての問題の源のようでなぜISに入ったのかさっぱりわからない。
スウェーデンは、パトリシオの熱意訴えだけでは報道などあり人道という観点からも個人の問題とかテロリスト云々という姿勢を変えスウェーデン人の子どもとして
身元もわからないように保護することを決めた。日本ならそんなことにならなそうだと思う。
パトリシオは時々スペイン吾でつぶやく、彼は南米からの移民、いずこも同じ日本同様に、孫たちはISテロリストの卵という非難とともに、南米アルゼンチンに帰れとパトリシオに対しても心無い中傷がある。これは大いに日本でもありそうなこと。
成し遂げること命を守ること希望を持つこと仲間がいること、そしてスウェーデンのように保護のシステムがあること。
子どもの命人の命を守るということ、そのことに力を尽くすパトリシオの、彼の人生の中でも移民として周囲や移住先の国での苦労もありまたそこで受けた恩恵もあり、だから必ず自分の孫たちはしっかり生き延びてより良い人生な導きたいという、人としての愛がに滲み出て、このような複雑な中東情勢も、ニュースだけだは読み取れないりかいできないが、本作のような映画などで一つ一つ、理解して、現実の底にいる人々一人一人のこととしてとらえて行くことの大切さ。人として、どう考えどう行動すべきか、国家として人権をどのように具体的に担保していくけ、日本はお手本じゃない全然そうではないので、諦めたりそんなことありえないと思ってしまいそうだから、パトリシオや本作のような現実事実獲得もあるのだと知っておきたいと思う。ユナイテッドピープルさんの一貫した配給の姿勢にいつも頭が下がる。
娘を敵と捉えなければならないやるせなさ、 スウェーデンだし、それま...
娘を敵と捉えなければならないやるせなさ、
スウェーデンだし、それまで移民としては恐らく他より問題も少なく暮らしていたでに今回味わった移民糾弾、
色々と苦労したであろうパトリシオ
私は全面的に支持したい
ただパトリシオを追って行ったようなロードムービー的なだけっぽい作品なのに、
きちんと映画になって起承転結的な流れもできていたのも良かった
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