「なんかイメージしていたものとだいぶ違う」違国日記 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
なんかイメージしていたものとだいぶ違う
2024年映画館鑑賞52作品目
6月15日(土)イオンシネマ北上
dポイント−300円→1500円
原作未読
監督と脚本は『ジオラマボーイ・パノラマガール』の瀬田なつき
一つ一つとってみれば良い点や良いシーンもあることはあるが全体的に見ると凡作
まずテンポが良くない
まとまりが悪い
それをもう少し意識してほしい
睡魔が襲う人が何人かいても不思議じゃない
いつのまにか終わってしまう
両親が事故死したのに随分と切替が早いなと感じたがそれを表向きで気丈に振る舞っていただけなのだ
子供の頃に見た動物番組で子殺しされたメスライオンは見事な切り替えぶりで驚かされたものだがなかなか人間はそうはいかない
朝は叔母をちゃんづけで呼ぶ
亡くなった母が生前に妹をちゃんづけで呼んでいたから
まきおちゃんは姉を憎んでいた
姉は現実主義者で文章の創作活動をする妹が気に食わなかったようだ
朝の父と母は苗字が違う
事実婚というやつだ
最近の芸能人で言えば宮沢氷魚&黒島結菜
西洋ではよくある話だがそれはキリスト教が離婚を禁じているからだという
僕は反対の立場ではないが日本ではまだまだ馴染んでいないのも事実だ
まきおちゃんは有名小説家だけあって文学インテリならではの理詰めで15歳の少女に立ち向かう
もちろん15歳のレベルに合わせて
Abemaテレビのニュース討論番組にたまにでる女性知識人のマシな方な感じ
まきおちゃんの友人は片方の肩を出していたが大人の女性の場合なぜエッチに感じるのか不思議でならない
遠山の金さんなんか毎回片方の肩を見せていたがセクシーに感じなかった
それは自分が男だからだろうか
両方肩を出していたらさほどでもないのに片方の方が興奮するのはバッファローマンは片方の角が折れてる方がかっこいいのと共通点があるのかもしれない
朝は高校で軽音学部に入部しベースを始めた
家でも練習するんだろう
カバーに入ったベースを背負って登下校する姿は可愛い
のだめでコントラバスを背負っていた紗栄子を可愛いと思ったことは一度もないが
可愛い子は何をやっても可愛いのだ
先っちょにストラップ的なものをつけているのがまたいい
あれがないとシルエット的にカメバズーカとかレオパルドンっぽくなってしまう
女性を褒めるのに仮面ライダーの怪人とかキン肉マンの超人とかモビルスーツに例えるのは最低である
クライマックスは歌だが声量は大したことがなかった
残念ながらわりと普通だが実際のところのだいたいがあんなもんだ
その場ではそれなりに盛り上がるだろうが第三者からみるとその熱量は全く伝わらない
それにしてもトラックの運転手はもう少し運転気をつけろよな
せめて人は轢かないように
交通事故の定番になっている
配役
姪の朝を引き取る売れっ子小説家の高代槙生に新垣結衣
両親を事故で亡くした中学3年生→高校1年生の田汲朝に早瀬憩
槙生の友人の醍醐奈々に夏帆
槙生の元カレの笠町信吾に瀬戸康史
朝の親友の楢えみりに小宮山莉渚
えみりの母に吉本菜穂子
槙生の姉の高代実里に中村優子
実里の夫の田汲はじめに大塚ヒロタ
槙生と実里の実母の高代杏子に銀粉蝶
弁護士で後見監督人の塔野和成に染谷将太
朝のクラスメイトで秀才の森本千世に伊礼姫奈
朝と同じ軽音学部の天才ギタリストの三森に滝澤エリカ
朝の高校時代の友人の中野にエマ・グレイス
軽音楽部部長の小林櫂人
軽音学部の先輩に松崎未夢
軽音学部の同級生の後藤に増井湖々
軽音学部の同級生に溝口元太
朝の高校の担任に川島潤哉
朝の実家の隣人に原扶貴子
朝の中学の担任に竹厚綾
朝の中学の頃から友人に望月春希
えみりがカフェで会っている女性に宮本和奏
バッファローマン? カメバズーカ! 良く解りませんが、共感しました。弓道やなぎなたで長いモノを持ってる女子にも同萌えポイントが有ります。朝ちゃんはベースに背負われてる感じでしたね。