「まきおさんがふんわりとやわらかく、自分を守る国境の壁のようなものが...」違国日記 kikisavaさんの映画レビュー(感想・評価)
まきおさんがふんわりとやわらかく、自分を守る国境の壁のようなものが...
まきおさんがふんわりとやわらかく、自分を守る国境の壁のようなものが原作よりだいぶ低めで、やすやすとこの共同生活を受け入れているようにみえ、違国感がうすれてしまったのはもったいなかったなあとおもう。
原作でとても重要に感じたいくつかのセリフがなく、なんとなく全体的に散漫な印象になってしまったのももったいない。
俳優のみなさんはそれぞれ自然体でとてもよかったです。
(『毒娘』のちーちゃんがちょう優等生だった)
あとすごくどうでもいいけど、このご時世、高校や中学に入るのに保護者証や来校者証をぶらさげていない違和感がすごいなあとか、死後1ミリも娘におもいだしてもらえないお父さんの存在のうすさがちょっと不憫だなあとかおもったりしました。
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