劇場公開日 2024年6月7日

「惜しいあと少し足りない生煮え感」違国日記 たこつぼさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5惜しいあと少し足りない生煮え感

2024年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

男前の女小説家と両親を事故でなくした姪っ子が同居する話。
両親を唐突に失い女子中学生が失ったはずの普段の生活に縋ろうとするけど、縋り続けられない描写、失ったものを受けめきれない姪っ子が高校生活を続ける機微の描写は良かった。
そういう機微の問題に苦しむ女子高生と男前の女小説家の対比は良かった。
ただそれで結局何を言いたいのかがまとまりきれてないように感じた。
漫画原作で尺が足りないのか、それとも映画のラストが漫画の途中で終わってるのかは分からなかったが、それでも生煮え感は否めなかった。

たこつぼ