「自分の心に正直に楽しく生きていこう。」違国日記 entranslopeさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の心に正直に楽しく生きていこう。
自分の心に正直に生きよう。他人にどう思われようとも。勿論互いの意思は大切に。
旧来の他者目線・世間体をベースにした生き方を、それを有した人物を退場させるという形で、冒頭からリセットする出来事が起き、新世代の自分主体の人物が、悩みながらぶつかり合いながらも、互いの考え方を尊重し理解し、少しずつ躍動していく、という構成。
叔母と姪のぎこちない関係性がどんどん温かなものに変わっていくさまが、叔母の数少ない友人たち・姪の同学年生たちのサポートを受けながら、丁寧に描かれていた。
小気味よいテンポでの物語進行に、癒やされたことも確か。楽しく生きていこうという気持ちになった。ま、少し男性の存在感が薄かったのは寂しかったが。
コメントする