劇場公開日 2024年6月7日

「鑑賞動機:原作10割」違国日記 なおさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5鑑賞動機:原作10割

2024年6月9日
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鑑賞方法:映画館

といっても3巻までしか読んでませんが。映画は7巻くらいまで。もう盥の書き方をを忘れることは生涯ないだろう。

新垣結衣をスクリーンで観るの初めてだった。脇役陣も含めキャスティングについては、事前には懐疑的なところもあったが、いざ観てみたら問題なかった。原作まんまでは無いけども、きちんと生きた人物になっていたと思った。
葬儀後の会食場面や幻聴の部分など、音響効果をうまく使ったのは、映画の強みを活かしたところ。逆に家の整理の時、ベッド脇の引き出しの部分はもう少しちゃんと見せないと、槙生が挙動不審になる意味がよくわからないのでは。親としての顔だけじゃない/姉としての顔だけでもないところだから、意外と重要だったのではないかな。
ダメな大人の端くれとしては、むしろ5分で人を上げられる状態に持っていけるんだあ、と感心してみたり。
槙生は思考の大部分が書き言葉でされているから、話す言葉も書き言葉寄りになっているように思った。

自分で選択したのなら、たとえ後悔したとしても後悔しがいがある。正解なんてわからない。死んじゃったらどうしようもない。喧嘩も仲直りもできない。

引き戸の隙間から覗くとこ好き。うなぎ。

それっぽいことを散漫に書いてみたけど、そんな印象。

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なお