劇場公開日 2024年6月7日

「ゆるりさらりするりと過ぎ行く物語…」違国日記 羊さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ゆるりさらりするりと過ぎ行く物語…

2024年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる



どこに感情移入するでもなく
淡々と物語だけが進んでいってしまいました
鑑賞している時間が長く感じました

最近の映画やドラマを見ていて思うのだけど
「多様性を認め合おう」みたいな話が
ねじ込められている気がする…

結婚やどう生きるかの価値観だったり
誰に対して恋愛感情を抱くかとか…

どれを観ても同じように感じてしまう



心の変化や瞬間を捉えてるような描写が
あまりないように思いました

流し見で観ているような感じで引っ掛からない…

まきおと朝の関係性とか
「あれ、いつの間にそんなに仲良くなって…」と
置いてけぼりな感覚がありました

もっと深く心情を知ってみたかった

…いや、描写はあったのか…
でもイマイチ伝わってこなかったです…



そうは言っても好きなシーンはありました

3人で餃子づくり、公園を歩くところ、
自然体で楽しそうな様子が伝わり
見ていて気持ちが和みました…

【周りがなんて言おうとやりたい事をやるべし】

生きたいように生きて、やりたいようにやって、
まきおさんが真っ直ぐでかっこよかったです



ところで、最近の新垣結衣さんは
ぶっきらぼうな役を演じることが多いですね…
彼女特有の雰囲気や個性に
蓋をされてしまっているようでどこか寂しい
笑顔が多めの役のほうが似合ってる気がします
またいつかそんな彼女をみれる日が来たらいい

中学生〜高校生役の早瀬さんは
中性的で爽やかな印象を受けました
シャボン玉みたいにふわふわしてて
彼女が歌いながら楽しそうにしてた廊下は
石鹸の香りが漂っていそうでした
今後の青春映画をぜひ担ってほしいです

羊