劇場公開日 2024年6月7日

「なかなか優秀な作品」違国日記 canghuixingさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なかなか優秀な作品

2024年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

中学三年生の朝は不慮の事故で同時に両親を亡くし、叔母であり人見知りな女性小説家の槙生に引き取られることになった。朝の母親と槙生は元々仲が悪く、槙生と朝も同居を始めた頃はささいな喧嘩もあったが次第に打ち解けていく様子を描いたヒューマンドラマである。

この映画は予告編を見た時から期待していた映画で、想像していたよりもかなりいい映画でした。
同時に両親を亡くして親族に引き取られるというのは実社会でも実際にある話ですし、中学生から高校生という時期は受験や人間関係等、精神的にいろいろ繊細な時期であります。そういう環境の下で共同生活を通じてお互いに打ち解けていく様子、そして朝の成長を良く描けていたと思います。

この作品にもLGBTQの話題がちょこっと出てきます。時代に忖度しているかどうかは私も良く分かりませんが、別にこの話題を無理に出さなくても本筋には全然影響が無いので、星マイナス0.5です。

canghuixing
トミーさんのコメント
2024年6月7日

共感ありがとうございます。
中学生から高校入学くらいの子の心情はあんなものか、いやそうあってほしい! という気持ちになりました。

トミー
トミーさんのコメント
2024年6月7日

ジェンダー味は唐突でしたが、余白たっぷりだったので大分薄味になったと思いました。
親友の娘のスタイルが良過ぎて、ヒロインがちんちくりんに・・。

トミー