「ネリと、ジョーと曼荼羅」BAD LANDS バッド・ランズ シャンタルさんの映画レビュー(感想・評価)
ネリと、ジョーと曼荼羅
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曼荼羅の言葉、
「姉さん姉さん姉さん」
「何かあったら僕の命をあげる」
爆発天然パーマ、刺青、賭け事、もういない惚れた女…
原田監督は対になる演出をよくするけれど、曼荼羅はある意味、生きてネリと別れていた場合のジョーの行く末の姿として描かれているのかもしれないと思った。
ジョーの胸に秘めた想いを曼荼羅が最後に伝えられたこと、ネリに向けた微笑みがとんでもなくエモい。
大切な人のために生きて、大切な気持ちを伝えることができた。ジョーと曼荼羅の魂は救われて、ずっと他者に踏みにじられ悪意に閉じ込められていたネリの魂をも救って、ネリは再生の海に向かって走た。
他にも面白かったところ、演出と美術の素晴らしさ、役者さんたちの魅力的な演技、沢山言いたいことがあるけど、
とりあえず
ほんと良い映画見た!!
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