はじまりの日のレビュー・感想・評価
全22件中、1~20件目を表示
ごめんなさい、おねがいします
中村耕一のファンじゃなければ楽しめない映画。彼の反省と再起を描きつつも、若き歌姫の誕生と成長がしっかりと掘り下げられていれば、音楽に対して強いメッセージのある映画として評価できたんだけど、どうもそう上手くいっておらず、そもそもミュージカルにしたいのか人間ドラマにしたいのか、全くもって定まっていないから、すっごく中途半端な映画になっている。いちばん残念なパターン。どっちかに絞ったら良かったのに。はなから期待していなかったけど、予告が全ての薄っぺらい作品。うーん。なんのための映画だろう。
見るに耐えないとか、居心地が悪いとかそういうことはなく、フィルム映像にしたことで安っぽくはなっているけど、主人公周りの役者がすごく演技できる人だからか、作りが粗いという印象は自然と受けない。監督自身も中村耕一のファンなのか、真剣に作っているのは伝わるし、彼を敬愛し、応援する映画としては悪くない出来だと思う。
中村耕一がどれほどまでにすごい人なのか。ほんの少し流れる過去の映像と響き渡る歌声で、彼の魅力は十分に伝わった。この歳では考えられない声量。さすがにあのシーンはカッコよくて思わずグッときた。
ただ、人間ドラマとしてはかなり陳腐な作りで、展開が読めるというよりも、意外なことしようとか変わったことしようっていう思いが微塵もないから、ほんとただただよくあるプロットをなぞっただけで、中村耕一を主人公に迎えた映画に過ぎない。それ以上もそれ以下もなく、予告で面白そうと思えなかったら見る必要は無いと思う。逆にファンは絶対楽しめるだろうし、予告通りの映画だから期待は裏切っていないのかも。でも、歌うのは遥海メインだからそこは注意が必要。
ミュージックとしてもさりげなさがなく、はい歌います、はい終わりましたって感じで、MVを無理やり付け足した感が否めない。遥海の歌唱力には度肝を抜かされたし、盛り上げる演出も良かったと思うけど、ストーリーとの繋げ方には違和感しかなく、せっかくの美声を上手く映画に反映しきれていないように感じた。彼女から放たれる声には引き込まれるけど、映画には引き込まれない。この致命的なミスで、良作になり損なっている。上手くできたと思うんだけどな...。
駄作とまでは言えないけど、素材がこんなにもいいからこそ、それを生かした脚本になっていないのが非常に残念。母親の設定もかなり余計だった。日本のミュージカル、結構珍しいけど、ポテンシャルは十分にあると思うから、興行的には振るわないだろうけどもう少しがんばって作って欲しい。本物のミュージカルを見たくなっちゃった💦
医療機関に連れていってあげてね
おもしろかったです。
なんとなくPERFECT DAYSみたいな印象の出だしから、唐突なミュージカルパートが始まって意表を突かれましたね。
ただ・・・・・・なんで英語の歌オンリー??
ハーフっぽい匂わせ描写は一瞬あったものの、描写説明が無さ過ぎて気になりまくって正直私はその点で躓いてしまった感は否めません。
ミュージカルならイングリッシュソングでしょ みたいな型に対して、自然に受け容れられる人とそうでない人で印象はかなり割れそうですね。私は後者なのですが。
次第に増えていくファンや観衆の顔ぶれやテンションや出で立ち等、予算や時間の問題なのかまとまりであったり説得力に欠けて、リアリティを感じられなかったのは残念です。お二人とも歌唱力は素晴らしいものがあるのは伝わりましたけども、この日本で、英語の歌だけで売り出す、というシチュエーションがどうにも絵空事すぎるように思えてなりませんでした。
3組の親子関係の描写については、ちょっと浅さは感じてしまいましたけども予定調和ということで。
現代はああいう母親からは率直に娘は逃げるべき、という流れが強いですよね。まず精神科かな。『ナミビアの砂漠』で少し触れられていましたけども、双極や乖離等を疑って診療にあたるべきかと。娘さんも母の事を想うのなら歌もいいけど、そういう治療機関に連れ出してもいいのではないでしょうか。そういうそぶりが少しでもあればよかった。
邦画で英語のミュージカルってのはなんか色々とチグハグだなぁという印象でした。
重箱の隅をつついてしまいましたが、
そういう点を差し置いても、おもしろかったですよ。
素晴らしいに代わる言葉が見つからない
初日に映画を見てきました。本当に本当に素晴らしかったです。竹中直人さん、高岡早紀さんの憑依しているような演技、耕一さんの朴訥とした人柄が出ている味のある演技、遥海さんの素朴な演技、どれも素晴らしかったです。歌唱シーンの素晴らしさは、私の語彙力では表現できる気がしないのですが、本当に本当に素晴らしかったです。口を開けて、息を止めて見ていました。素晴らしいの最上級です。ミュージカルなんで、正直ストーリーは期待していなかったのですが、普通に引き込まれてしまいました。素直に感動しました。ぜひぜひ、たくさんの方に観て欲しいです。本当に素晴らしい映画です。
映画としてはちょっとキツイ
遥海さんの歌声は素晴らしかったです。演技もなかなかよかったですし、恥ずかしながら存じ上げない方だったので今後注目していきたい。正直それ以外はあまり評価できない作品です。彼女の歌をもっと前面に出してほしいというのが率直な感想。
中村耕一さんの演技を延々と見続けるのは無理です。脇を締める演者陣が芸達者なだけに、かえって主演の下手さが強調されてしまいます。
ストーリーも取り立てて褒めるべきところはなく、演出も平板。ミュージカルシーンは遥海さんの歌は素晴らしいものの、バックダンサーの方々はそこまで評価はできず(特にラスト近くシーンは……)
お母さん役、なんとも言えない妖艶な方だと高岡早紀さんだったのですね。
突然現れた佳作、圧巻の歌唱が支えます
臭く暑苦しい演技で売れっ子の竹中直人がこんなにも素でいられる作品は初めてみました、もちろん演技の上の素ですよ。対する主役・中村耕一は演技以前の素が際立ち、こちらは本当の空白に近い素。同じ素でも全然方向性が真逆ですが、かつて重大な枷を負った2人の初老の佇まいが実に素晴らしく、本作の見どころの一つでしょう。こんな真逆の素を構築し得た監督・日比遊一も随分と成長したものです。
13年前の「名も無い日」はそれこそ気負いと無知が見栄を張ったような最悪の作品でした。カメラをギターに置き換えたようなレトリックを思わせる本作、主役・中村耕一の痛恨を再現するような命懸けを十二分に監督が受け止めた結果でしょう。目の前の初老が裸一貫で立ち上がる様に呼応する覚悟が本作を目の覚めるような佳作にし得た。
いわゆるサクセス・ストーリーではあるけれど、周囲に縛られ無意識のうちに封印してしまう障害を描き、遥海の圧巻の歌唱がそれを支える構図です。最初から素晴らしい歌声ですが、「もっと観客に伝えるように」のアドバイス通り、そんな進歩まで描かれれば尚良かったでしょう。中村の葬儀での突然の弾き語りの威力はすさまじく、調べたらご本人も東日本大震災の被害者の葬儀で遂に歌ったとか。
名古屋・栄のテレビ塔前の新設ショップエリアとその地下にあるセントラル・パークがメインの舞台。夢見るショーが素晴らしく(ただし群舞のダンサーの安っぽい衣装が残念)、ボロアパートでのショーも斬新かつ洒落っ気満点なのがとてもいい。もう一人の主役・遥海の歌唱はすべて英語なのも、和製ミュージカルに違和感もつ人々のハードルを下げたのもよかったと。フィリピンはタガログ語と英語がフツーに話せる教育のお陰で、完璧な英語発音が優位で、ネットでも英語歌唱の素晴らしい歌声がたっぷり。だから遥海も必然的に英語なのでしょう。
それにしてもいささかタイプ・キャスティング過ぎるけれど高岡早紀の女優としての凄さを思い知りました。そして中京地区ではおなじみ山口智充の良い人ぶりも身に沁みます。背景に中駒産業のネオンなんぞ、名古屋ですねぇ~。
ミュージカル 仕立ての映画。 骨太のロックやソウル、ほぼオリジナル...
ミュージカル 仕立ての映画。
骨太のロックやソウル、ほぼオリジナル曲でしょうか
とても丁寧な歌を聞かせていただきました。
すごい歌の数々を聞きに、音の良い劇場にま行きたくなります。
恥ずかしながら、JAYWALKというグループがある事、今回の主演2名様のお名前、事前にはまったく存じていませんでした。
そのぶん、先入観なしで、"すごい歌い手だね"と素直に感じられました。
消化不良かなあ、やっぱり。
名古屋を舞台にした映画。
正直なところちょっと消化不良かな。
ストーリー自体の面白さで引っ張っていく映画ではない。
脚本のユニークさが面白いわけではない。社会派的な映画でもない。
その中にあって表現として中途半端なところはあったようにどうしても感じた。
J-Walkの中村さんが70代にしてこれだけ歌えている姿は確かに感動した。
中途半端と感じる一番はやはり「ミュージカル」の扱い方だ。
表現手法としてミュージカルが使われていたけれど、なんというのか中途半端な感じがどうしてもした。振り切れていない。
主人公たちが歌うのはこの映画のためのオリジナル曲だったと思う。
主人公たちのその時の思いがのった曲だ。いわばセリフの代わりの曲。
ところが、その曲がオーディションの曲になったり、ライブで歌う持ち歌として使われていく。
もちろんミュージカルでも、ある曲がモチーフとして何度も歌われることはないわけではないが、この映画では、その辺りがなんとも消化不良になる。違和感を引きずってしまう。
一方、母親との葛藤のシーンなど、映画のキモとして感情が高まるようなところは、通常のドラマのまま。こういったところこそ、ミュージカルなら歌に、音楽にすべきところなのに、そこはしない。ミュージカルに振り切れていない、そう感じるのは、こういったところ。
また、中村さんが歌を取り戻す友人の葬儀。あの魂を搾り出すような歌声は感動するのだが、あのシーンを作り出すための伏線として、友人の死が扱われている感じは拭えなかった。家族としての絆の切れていた息子が現れて「歌ってくれよ」と突然叫ぶ。それで歌うことを取り戻す。やはり唐突な感じがたし、中村さんが歌うために、グッさんが殺された、というような御都合主義な印象があった。そうとしか思えなかった。
ほぼ同じ時期にみた「JOKER 2」。こちらも音楽、歌が印象的に使われた作品だ。そのことについて賛否はあるようだけれど、JOKER 2はミュージカルであることを表に出した作品だ。ブレがない。そしてそれが美しかった。
違う作品なのだから比べてしまうのはおかしいのだが、この「はじまりの日」はそこがはっきりしない映画だった。振り切ってしまえば良かったのにと思う。
また、中村さんの生活がどうしても「Perfect Days」に重なってしまうところはあった。古いアパート、銭湯、そして掃除の仕事。Perfect Daysの役所さんはあの生活を選び取っているという爽やかさ、木漏れ日のような美しさがあったけれど、中村さんは選び取ったという感じはしなかったかな。言葉を思い出せないがヒロインがこのアパートを含めた自分の境遇を自己卑下する言葉もあった。その違いは画面からも伝わってきたような感じはあった。
もう少し何かできたのではと思う映画だった。
歌う事を封印した男と、人前で歌わない女の歌声に魅了させられたミュージカル映画。 本年度ベスト!!
元JAYWORKのヴォーカル、中村耕一さん主演と言う事で鑑賞。
73才になった中村耕一さんの歌声に迫力がありメッチャ素晴らしい!
まだまだ現役で行けそうな歌声!
ある人の遺影の前でギターを弾きながら歌うシーンの歌声が、迫力があり最高だった!
人前で歌う事の無い女を演じた遥海さんの歌声も最高だった!
過去の人気ロックスターの中村。
薬物使用によりバンドが解散。
妻、娘とも別れアパートでひっそり清掃員として働く毎日。
同じアパートの住人。
母と2人で暮らす遥海。
毎日、母親からのDVを受けながらも母親が大好きと信じ中村と同じ清掃員として働く感じ。
2人とも生きる希望や目的が無く生活している中、夜中の公園で遥海が独りで歌っている姿を見た中村がその歌声に魅了された感じ。
自分も歌声に魅了させられました(笑)
中村が、かつての仲間だった音楽プロデューサーの竹中直人さん演じる矢吹を訪ね遥海を紹介しようとする展開。
プロデューサーの矢吹がかなりの堅物って感じなんだけど本当は心の優しい人で安心。
プロデューサー矢吹と中村の昔からの関係性も描写されていて感慨深い(笑)
アシスタントの望月のナイスなアシストに拍手を送りたい。
プロデューサーの堅物な殻を破ってあげた感じが印象に残る。
中村と遥海の関係も良かった。
2人が徐々に打ち解けて行く姿が良かった。
遥海の母親役は高岡早紀さん。
後半、アパートの前でのミュージカルのセリフに泣ける。
圧巻はラストのライブハウス。
遥海と中村がお互いの思いを込めて歌うシーンが最高!
字幕で読む歌詞に涙が止まらない(笑)
ライブハウスの店名が秀逸!
遥海が歌の世界に1歩踏み入れた感じに加え、中村も喫茶店で1歩踏み出せたのは良かったです( ´∀`)
この脚本、中村耕一氏がよく引き受けた
地元名古屋出身の日比監督が名古屋で撮影、観に行かねばならない。
中村耕一氏の過去の事件そのままに、役柄はまさにノンフィクション、よく引き受けたと思う。地元のラジオに出演した際にもその話など色々聞いたけど、裁判長の言葉などリアルで中村耕一氏は自分の過去を晒してまで出演したことはかなりの覚悟があったと思う。トレードマークの長髪、髭を短くして臨んだことにも伝わってきました。
何度かあったミュージカルシーン、最初は面食らったが、字幕の歌詞が普通に台詞にすると長くなるので、歌手になりたいが日陰で生きる彼女の想いをミュージカルシーンでまとめたのは正解だったと。
また彼女の歌に心揺さぶられる、中村耕一氏の歌唱シーンが2回有るが流石の一言。
歌唱力がシーンを引き立てています。
設定に職場が同じでアパートが隣というのはご愛嬌として、すべてを失った男の生活、一からやり直す男の感じはリアルなんだと感じたし、病んだ母親のもとで生活してる子供も表に出てないけど日本には沢山いるのだろう。映画「あんのこと」の主人公が堕ちて行ったのと違い、彼女には歌があった、そんな彼女に日の目を見せたいと願う中村耕一氏演じる男は自分が這い上がる、やり直す光に思えたのではないだろうか。
人は自分次第でやり直せるし、追い求めようと思えば変われる。まさに「はじまりの日」と言うタイトルはピッタリの映画でした。
男!?女!?
2024年劇場鑑賞255本目。
エンドロールで主演二人の役名を見て愕然。そういや名前なかったわこの二人。
普通の人を描く作品とか、殺し屋みたいなアンダーグラウンドの作品ではたまにありますが、まさか有名歌手という設定で名前無しとは驚きました。
初っ端からめちゃくちゃチョイ役で麿赤児が出てきてほんとこの人断る仕事あるんかなと思いました(笑)
ぼそぼそしゃべるおじいちゃんが元歌手ということで、ある理由から歌をやめているのですが、現役の頃の回想もあまり歌が聴こえず、もうこのまま歌わないままいくのか、と思っていたら当然歌うシーンがありまして、ちゃんと歌えるじゃないか、というか思ったよりいいじゃねぇかと泣いてしまいました。
女役の子の歌がめちゃくちゃいいのはいいとして、なんかすごい純粋な優しい子だったはずなのに豹変するシーンはやはりキチ◯イの子(本編の表現のまま)だからなんでしょうか。あそこのシーンだけ唐突で引っかかりました。
自虐ネタ?
引退し音楽から足を洗った元有名ロックシンガーが、若い女性の歌声に歌声に心を動かされる話。
木造2階建て風呂無しアパートに引っ越して来て、清掃会社で働く様になった男が、同僚で隣人でもある引っ込み思案の女性と出会い巻き起こっていくストーリー。
ミュージカル映画かの様に突然歌い踊る女性は良いけれど、その歌詞の内容ってストーリーに沿っていますか?だとしたら、踊っているのは全部自分じゃ?なんで感じたけれど確かに歌は上手いですね。
ストーリーそのものは単純でありがちな話しだけれど、無理矢理名前を呼ばないからセリフ回しがおかしかったり、展開のさせ方が白々しかったりして、どうも安っぽさを感じるし、やはり演技力がね。
母ちゃんの変化もなんの切っ掛けもなく唐突で、それならそんな設定最初からいらないんじゃね?
つまらなかったとは言わないけれど…という感じかな。
ほのぼのして前向きになれる感じが良いですね 歌聞いてるだけでも良い...
ほのぼのして前向きになれる感じが良いですね
歌聞いてるだけでも良いような作品でした
ミュージックビデオ!?
シンガー二人の共演にミュージックビデオを映画館のシステムで観ているよう。中村耕一は当然として、初めて聴く遥海の歌唱力は絶品。監督の作詞したオリジナル曲もライブハウスでビール飲みながら聴きたいですね。
ミュージカルなら、もっと歌を・・・ ドラマなら、もっと深堀りを・・・
初めに、遥海さんの歌は、素晴らしいです。彼女の歌を聴きに行くだけでも価値があると思います。古いアパートとか極めて日本的な景色と、スケールの大きい英語の歌のミスマッチは、なかなか耐えるのが難しいので、目をつぶって、ひらすら歌を聴いていたいと思うぐらいです。
なので、ミュージカルに徹することで、彼女の歌を、もっといろいろと聴きたかったし、彼女と中村耕一さん以外の出演者も、歌える役者さんで揃えて、歌で魅了する映画にしたほうが、良かったと思います。
ミュージカル的な要素はあっても、あくまでドラマというのであれば、もっとストーリーに深堀りが欲しかったです。主人公が、たまたま職場が同じで、たまたま部屋も隣同士になった怪しいおっさんに心を開く過程も、面倒な母親から自立を決めた過程も、深堀りがないです。省略しすぎかも・・・
その怪しいおっさんが、娘さんに会う最後の場面も、物語に深掘りがないなら、いらないと感じました。
両方の複合的なところを狙って作った映画なんだと思いますが、結果的には、どっちつかずで、ちょっともったいないかも・・・
まるでミュージカル映画
曲もよくアトモスなどPLFで鑑賞するともっとこの作品にのめり込むと思います。映像も決して綺麗では無いところが本人の心情を表現されており良かったです。音楽を通して2人の人生が変わっていく姿に自分にも自信がつきました。ストーリーは所々不自然な点はありましたが、音楽が好きな方に是非見て欲しい作品です。
全22件中、1~20件目を表示