「歌姫への第1歩を踏み出すまでの物語。」はじまりの日 マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
歌姫への第1歩を踏み出すまでの物語。
才能を見いだされた女性が、歌姫への道を歩み始めるまでの物語。
エッ、えええー (゚д゚) そういう映画だったの? 元 J−WALK中村耕一さんの挫折と再生の物語のつもりだった。おどろいた ( ̄▽ ̄;)
解説に、「伝説のロックスターの再生云々」とか、「かつてロックシンガーとして一世を風びした男はある事件をきっかけに音楽を封印し~」とある。
これは、主演の中村耕一さんが2010年薬物所持が報じられ、J−WALKも脱退したことと繋がると思った。
だから僕は、この映画は中村耕一さんの挫折と再生の物語を描いたものだと思い込んでいた。
しかし、どちらかというと、これも解説にある「若き歌姫の誕生を描いたファンタジー」の趣の方が強いと思えた。
なので歌の場面も、遥海さんの歌の場面のほうが、中村耕一さんの歌の場面より多い。遥海さんの歌は素晴らしいのだが、僕は中村耕一さんの歌をもっとたくさん聞きたかった。
歌姫誕生の映画なので、これは仕方がない。だから家に帰ってからJ−WALKの「何も言えなくて···夏」を聞いた。
この曲を初めて聞いたときは、最初の2行ぐらいはロマンチックなラブソングかな? なんて思ってると、どうやらもう別れそうか、別れてしまったような感じで、もう1度やり直せるならみたいになって、「私には~ 」のところでガーンと来て一瞬アタマ真っしろになった。
そして、なんて悲しいセリフ且つなんて悲しい事実なんだとググっと持ってかれた。
曲の中の”私”にしてみれば 「えっ、いまここから2人で歩み始めようと思ってたのに、嘘でしょ、嘘でしょ、なんで?」ってなもんである。ここでのゴールは結婚に限定しなくてもいいと思う。
あとキリがないので終了。