「面倒見いいふりして悪魔。」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
面倒見いいふりして悪魔。
1920年代オクラホマ州オーセージ郡、石油発掘で富を得たオッセージ族、その財産に目を付けた白人の話。
先住民はいるけど町の権力者キング(おじ)の元で世話になる事になったアーネスト、体の不調もあり命じられた仕事はドライバー、そのドライバーの仕事中に出会った客モーリー(女性)、後に結婚する事になるが、その結婚にはキングの陰謀が…
上映時間の長さにビビってたけど面白かった!話し多めの作品って苦手なんだけどストーリーとディカプリオ演じるアーネストに惹き込まれた。
金、資産の為そこまでやります?!
今じゃ保険屋の目も厳しくなったけどこの時代じゃ緩かったんでしょうね。
今ニュースでも賑わせてる某中古車屋の保険金詐欺…まぁあれは氷山の一角にもなってないけど(笑)何てちょっと脱線…
妻のモーリーへ世界で5人しか射てないインスリンと嘘ついて、妻モーリーにまであんな注射射っちゃうアーネストはちょっとねって感じでした。最終的には顔色戻して正常に戻ったのは良かった。
ラストのラスト実は朗読劇という言い方であってるか分からないけど、あの展開だったとは…面白かった!けど座り疲れた(笑)
今晩は。
(いっつも)既に酩酊しているNOBUです。
私は、1920年代のインディアン居住区で行われていた事を全く知らずに「ウインド・リバー」(個人的傑作です。)を鑑賞した際に、少し知識が足りないな、と思い1920年代のインディアン居住区の本を読みました。(今作で言うタルサ人種虐殺などです。)
けれども、今作はその様な知識がなくても引き込まれた映画でしたね。(ここからはレビューには書いてません)
最近気になるのは、大作と言われる映画の尺がドンドン長くなることです。
矢張り、映画の尺は2時間で起承転結を決めて欲しいモノだと思います。今作も、当方の周囲では途中トイレに立つ人や、欠伸をする人も結構いました。監督自身が出演した事は驚きでしたが、尺が長くなる傾向はなあ、と思いました。
今日観た「ザ・クリエイター」等は“もう、終わり?”って感じでしたね。では。