劇場公開日 2023年10月20日

「3時間30分だからアッという間ではないが飽きない。オセージ族連続大量殺人とラブストーリー。先住民の苦難の歴史が主題でないけど白人がどんだけ先住民を食い物にしてきたかを学ぶキッカケにはなる。」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)

3時間30分だからアッという間ではないが飽きない。オセージ族連続大量殺人とラブストーリー。先住民の苦難の歴史が主題でないけど白人がどんだけ先住民を食い物にしてきたかを学ぶキッカケにはなる。

2023年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

デカプリオが 「お前は一体どっちの味方なんだァ~」っていうフラフラ男を好演。
アーネスト(デカプリオ)が、パートナーのモリー(リリー・グラッドストーン)と、お金をこよなく愛していたことだけは確実に伝わる
キング(デニーロ)は金の亡者で、原住民を虫ケラとしか思っていない。ブゥブゥ~。

遺産目当ての結婚と殺人、保険金詐欺だから話自体は珍しくもない。けっこう無法地帯。きっとこの頃は自分の身は自分で守るしかないから銃は必携って感じ。

オセージ族の強制移住、巨万の富を得たのに自分の財産管理に後見人が必要とか、先住民侵略の細かいところはルポ、ドキュメンタリーのように懇切丁寧な噛み砕いた説明はないので、そういう話はこの映画をきっかけに自分で調べたり原作を読む必要がある。

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マサヒロ