劇場公開日 2023年8月19日

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オオカミの家のレビュー・感想・評価

全114件中、21~40件目を表示

2.0予習ありきの作品

2024年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

これをアニメーションと呼んでいいのか?
アニメの概念を逸脱したアート作品映像を見せられている気分だった。
上映時間が長く感じられた。
歴史的背景を知っていれば理解できたのかといえばそういう訳でもない。
2回は見返さない作品。

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王様のねこ

むず

2024年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

むず

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zzzzz

5.0題材と手法の融合

2024年6月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アニメ史に残る名作。

コロニアに支配され洗脳されてきたマリアは、脱走して自由の身になっても、支配的思考そのものが自身の内面(家)にこびり着いている。マリアはコロニアの権力者と同じ態度で、豚に対して「わたしたちは家族」「お世話してあげますよ」「ここは安全」と言いながら相手を閉じ込め、薬物を使い支配する。

そうした〝得体のしれない〟コロニアという題材と、部屋の細部が絶え間なく変化し観るものの視点や現実感を麻痺させる、〝得体のしれない〟アニメの手法がピタリとハマっていた。

窓枠を形作るシーンで、十字架がナチスのカギ十字に変化していた。コロニアがナチスの残党であることを想像させる。納得。

ラストで豚に食われてしまえ!と思ったところで、私は冒頭シーンを思い出した。本作はコロニア側が制作したプロパガンダを模した作品だ。胸がすくような気持ちにさせてはくれるはずかない。

胸のすくようなことなんてめったにないのが現実。これは決しておとぎ話じゃない。

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Raspberry

0.5ショートムービーならありかな

2024年5月19日
Androidアプリから投稿

コマ撮りの努力は凄まじいモノを感じた。
感想としては面白くもなんともなかった。後半はもちろん2倍速。キモい描写も面白がれるのは10〜15分まで。

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kuma

3.5【”支配する側とされる側。”あるコロニーに住む娘マリアに起きた悪夢のような出来事を描く、ブラック・ダークな極北のストップモーションアニメーション】

2024年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー フライヤーや、今作の最後に収録された今作の制作の背景について語られている、チリに実在した忌まわしきコミューン「コロニア・ディグニダ」と今作の関係性は、作品内で一切触れられていないので、評点3.5は鑑賞した素直な得点である。
 但し、途中で少し前に観たチリ映画「名もなき歌」を思い出したり、ピノチェト政権を暗喩したモノではないかと思った事は、敢えて記す。ー

■チリ南部のドイツ人集落で暮らす美しい娘・マリアは、ある日ブタを逃がしてしまう。
 厳しい罰に耐えられず脱走した彼女は、逃げ込んだ家で2匹の子ブタに出会い、「ペドロ」「アナ」と名付けて世話をすることになる。
 だが、彼女を捜すオオカミの声が聞こえ始める。

◆感想

・独創的で、ブラックダークな世界観が炸裂している作品である。

・ストップモーションアニメは、マアマア観て来たが、今作の独創性は「JUNK HEAD」を思い出すし、気色悪さは比肩するモノが無いと思う。

<実際にチリで有った悍ましき出来事とは、切り離して考えても、この作品は極北のストップモーションアニメーションだと思います。>

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NOBU

3.5三匹目の子豚

2024年4月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

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uz

5.0『Die Blümelein sie schlafen』と言うドイツの子守唄へと締めくくる。

2024年3月31日
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マサシ

4.0終わらない悪夢

2024年3月20日
PCから投稿

最初から最後まで悪夢のような作品でした。(褒め言葉)

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みる

3.5日本人にうける理由とは?

2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
本国チリより、日本人の方が本作を見ているとの解説がなんとも興味深い。
何故、アリ・アスター同様にこの手の作品が日本人にうけるのか?
宗教・政治・民族学などをホラーの枠組みを使い描く作品。
無宗教・政治無関心の日本人にとって、この手のテーマに免疫がなく、否応もなく魅かれている。
平和な国で育った日本人には、異文化として取り入れたい知識が詰まっている。
本国よりも興行として成功しているのは、そんな部分もあるかもしれない。

本作は無防備で見ると、自身の別の扉が開く。
オオカミの誘惑のまま、不安も恐れもないユートピアに身を委ねたい。
まさに見ようによっては、そんな気分に陥ってしまう。
抑圧された資本主義社会からの解放。学生運動時代のインテリな若者が北朝鮮にあこがれた様に。

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映画BARシネマーナ

5.0マスキングテープ

2024年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画の制作方法や、テーマの社会的背景については色々なところにたくさん情報があるので触れない。

とにかくすごい映画。「アニメ」の意義と創造性の本質に触れるようだ。
立体の人形はおそらくマスキングテープで作っていると思われる。マスキングテープを使っているという関連しかないけど淺井裕介さんの制作方法を想起した。思えば彼もマスキングテープを貼っては絵を描き、剥がし、立体にし、泥で壁に絵を描き、消しながら描き、最後には消す。
淺井さんの制作をコマドリ撮影したら、おそらくそれは「アニメ」(ものに魂が宿る)ように見えるのだろう。人間の根本的でシンプルな創造性と時間、それを錯覚によって生命のあるようにみせるアニメという手法の繋がりをおもった。

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md

3.5映像は凄かった

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館
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やぎ

3.0何気に頭良い

2024年2月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

TBSラジオ「アフターシックスジャンクション2」で話題になっていたので鑑賞。
そういえばナチスの要塞は「狼の巣」だったけど関係あるかな。
日本人はあんまり狼怖がらない印象。
身近にいないからね。実際人襲うのかな?
家という共同体。家自体がキャンバス。
制作される過程までも表現の一部。
なんだか生成AIを連想した。
小鳥がぴんぽこ飛び回るシーンや手のひらから花が出るシーン好き。
正直思ったより長くて途中でうとうとしてしまった。

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かやは

2.5害虫駆除の専門業者を呼べない家

2024年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

村から逃げた少女が森の家で暮らす話。
奇妙で不気味でよくわからない作品。
コマ撮りの努力は評価できる。

良い点
・芸術的

悪い点
・ひたすら静かな語りで眠くなる

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猪古都

4.5子守唄の魔法がかかる

2023年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

圧倒的な労力にクラクラきてしまう。
ストップモーションアニメなので、視点がちょっと移動していく場面でも、連続した塗り直しを余儀なくされている。おいおい、どんだけ時間かけてるんだよと想像すると、観ているだけで疲労がたまるが、刷毛の筆致や、絵の具が垂れていく跡を生かしたアナログな味わいは、素晴らしいし好み。

今作は、ピノチェト政権下のカルト的なドイツ人コミュニティを題材にしているとのことだが、冒頭の実写部分と、鉤十字から窓枠を描くという象徴的な表現が一回出てくるだけなので、ナチスうんぬんより、「コロニーは蜜の味」と感じてしまう支配層と被支配層の関係を普遍的に描いた作品という感じがした。
コミュニティの中でミスを犯した被支配者のマリアが、罰から逃れるために、他者の家に住み着いて、今度は自分が支配者になって3人だけのコミュニティをつくるという閉じた入れ子構造の連鎖は、案外、ありとあらゆる所で見られるのではないだろうか。
そうした連想を観る者の内側に生じさせるところが、この作品のアートとしての力強さだと思う。
また、この作品の決着が、マリアが自ら望んで被支配に戻るという所も象徴的で、「ソウルの春」に出てくる「人間という動物は、自分より強い誰かに導かれたいと願ってるんだ」というセリフを思い出した。

実は、かつて劇場で鑑賞したのだが、途中から爆睡してしまい、レビューを諦めていた作品。
今回YouTubeで無料公開との話を聞いて、リベンジした(2025.9.15)が、やっぱり眠気を誘われて、何度も見返す羽目になった。決して退屈な訳ではないのに、それこそ劇中の子守唄の歌詞の通り、目に砂をかけられているみたい。

皆さんはどうだったのかとても興味があります。

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sow_miya

3.5盛大に寝てしまった

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館
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吉泉知彦

2.5独特で卓越した世界観

2023年12月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

映像の独特な表現と世界観は昨今の作品の中でズバ抜けていました。
ストーリーはちょっと分かり辛く、眠気が襲ってくる場面もありました。

結論を求めて鑑賞するよりも、
アート作品として感覚的に楽しむ方が良いと思いました。

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Omi

5.0初めての芸術系映画?鑑賞体験でした。

2023年12月2日
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餃子

4.0心削られるが手間のかかった素敵な作品

2023年11月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

この映画を観る前に、コロニア・ディグニダを知っておいた方が良いと聞いたので、少し調べて粗方どんなものかを知ってから観た。すると、主人公の恐怖と孤独で心が疲弊していく過程の理解が深まった。心削られながら、手間暇のかかった作風に感心もしつつ‪、気持ち的に忙しい映画です。エンドクレジットが流れても終わりではなく、の後に、詩が流れるので最後まで観ることをお勧めする。もうメディアが発売されているが、収録を期待したその詩は未収録でがっかりした。併映の「骨」も未収録。

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二階堂

4.0マーリーアー

2023年11月26日
iPhoneアプリから投稿

閉鎖的な空間の中で、音声もひそひそ声だらけで、
ちょっと子守歌のよう…
コロニア・ディグニダが元ネタと聞いていたので、
もっと色のないものかと思ったけど
こんなにもカラフルでファンタジーとは。
ちょっと寝そうになったけど
「マーリーアー」の声で覚醒(笑)

クレイアニメだとゲロもファンタジー
そしてクレイアニメ独特の
自由自在な描写技法が素晴らしかった。

でも最後は?救いがあるのか。
マリアにとっては救いだったのか?

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おんこ

5.0ざわざわとした質感、ドイツ後とスペイン語の狭間

2023年11月23日
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redir
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