人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をしたのレビュー・感想・評価
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深川麻衣さんの演技がメッチャ良かった作品。 本年度ベスト!!
特にお目当てのキャストさんが出演している訳でも無く、何となく鑑賞したけど面白かった!
深川麻衣さんの演技がとても良い!
これから彼女に映画のオファーが沢山来るハズ(多分)
元アイドル。今は仕事や遊びにリア充な感じだけど彼氏無しの彼女が演じる安希子。
ある病で仕事を辞め中年オヤジの井浦新さん演じるササポンの家で共同生活する展開。
安希子とササポンの会話が面白い!
今の状況を打破しようと生き急ぐ安希子。
全てを悟った様な欲もなくマイペースで生きるササポン。
この2人の会話劇に引き込まれる。
そしてササポンとの会話で安希子が少しづつ成長して感じを、彼女が喋るスピードで表現していた感じが印象的。
ササポンが何気に名言を連発するのでメモ帳持参での鑑賞を推奨(笑)
安希子の女友達二人とのシーンも良かった。
安希子の誕生日の待ち伏せのシーンは泣けた。
ラストも安希子が成長した感じを表現していて素晴らしい作品!
個人的には年齢差はあれど、安希子とササポンが付き合って欲しかったです( ´∀`)
とても良い作品でした
映画好きでユナイテッドシネマで鑑賞する人ならここ数ヶ月で散々、井浦新と深川麻衣のつんドル宣伝コメント見すぎて、もう既に見終わった気になってぐらいかもしれません。レビュー見てもしかしてと思い三連休の真ん中の午前中に鑑賞しました。入りとしては残念ながら大きなスクリーンを独り占めでした、、。作品は冒頭から良い感じで進んでいき主演の深川麻衣の奥深い魅力に引き込まれていきます。井浦新は少しだけやり過ぎ感のあるお芝居に感じましたが役柄としてはとても良かったです。また特に松浦りょうは「赦し」で驚愕したインパクトに更に洗練された演技力で圧倒的な存在感を醸し出しており今後とても活躍が楽しみな女優さんです。監督の穐山茉由さん素晴らしいですね。笑えて泣けてホッとして観て良かったと思う素晴らしい作品でした。クチコミでヒットして欲しい作品です。
どうしても井浦新目線になる
深川麻衣扮するヒロインが、最後までただのイタイかまってちゃんにしか見えなかった。
ちゃんと最後は井浦新との生活を通してヒロインが成長してなきゃダメでしょう。
ただ、お金が貯まったから、出ていったようにしか見えなかった。
生きづらさを感じている人にこそ観てほしい
さんざん流れていた予告に半ば洗脳され、深川麻衣さん観たさで鑑賞してきました。思ったほどの軽いノリではなかったですが、心温まる展開にほっこりしました。
ストーリーは、元アイドルで今は会社勤めをする安希子が、メンタルを病んで会社を辞め、風呂なしアパートの家賃さえ払えなくなった時、友人から56歳の男性との一軒家での同居生活を勧められ、恐る恐る始めた同居生活の中で、ササポンと呼ばれるおっさんとの交流を通して、自身の生き方を見つめ直していくというもの。過去の栄光が忘れられず、見栄とプライドで自分を武装し、崖っぷちに追い込まれても一発逆転を夢見る安希子が、自分を見つめ直し、前向きに人生の新たな一歩を踏み出す姿に心が温まります。
安希子の姿を通して、現代社会に生きる人、とりわけ若者たちが強く抱く過度な承認欲求やそこから生まれる息苦しさが、ひしひしと伝わってきます。しかし、それがあまり深刻になりすぎないように、安希子の毒舌と自虐的内言で語られることで絶妙なバランスをとっています。
そんな亜希子の冷えて固くなった心を、ササポンが優しく温めてときほぐしていきます。多くの人生経験を積み、本当に必要なものを見極めたからこそ言えるササポンの言葉が、心にじんわりと沁みてきます。ササポンの醸す雰囲気が、劇場内までも温かく包み込むようです。私もこんな包容力のある大人になりたいものです。
ラストで安希子はローファーに足を入れます。傷つき、それを隠してごまかしてきたハイヒールのような高いプライドは捨て、地に足のついた生き方を選んだ彼女を象徴しているかのようです。マーゴット・ロビーの「バービー」のラストを思い出させ、安希子の晴れやかな表情とあいまってちょっと印象的です。
主演は深川麻衣さんで、安希子を好演しています。「少しだけ呪われろ」のシーンは最高です。共演の井浦新さんは、本作の立役者で、誰もが一度は話してみたくなるような包容力でササポンを演じています。脇を固める、柳ゆり菜さん、松浦りょうさんも、いい味を出しています。
詰んだら観よう!元気になれるから〜
”スマプレ会員ならいつでも1,100円”という特典がなければわざわざ劇場観賞しないかなー、という作品。
予告で見ていた内容を良くも悪くも裏切らない、というかそれ以上でも以下でもない。まさに予告通り😅
実際に観てみると、ささぽんの言葉には亜希子だけでなくあたし自身癒されてる部分もあったし、29歳で年寄りだの人生詰んだだの言ってる亜希子よりも遥かに歳を取ってるあたしが亜希子に言いたいのは”人生、まだまだ詰んだと感じる瞬間はたくさんくるよー”ってこと。でもみんな自分なりの「詰んだ時の解消法」みたいなものをそれぞれ持ち合わせてるから人生上手く回っていくんだってことも付け加えたい💜だから安心して人生楽しもう😊✨
元気が出る作品📽
みんな同じ
ですよね。その時にはその時の悩みや苦労があるものです。でも、深川麻衣さんはこの役は適役かも。井浦さんも良かったです。おっさんとの暮らしが何かの変化をもたらしてくれた様で良かったですね。安希子のボソっとの一言が面白いですね。
他人は知り合った途端他人ではなくなる
どうしようもない。どうする事も出来ない。
自分の不幸を呪ってみたり、妬みや嫉みを抱えたり。他人の不幸が少しだけ自分の闇に霞をかけたり。
若い時は「あ~死にたい」と何度思ったことか。今では「皆んな死ねばいい」と呟いてみたり。(少し反省)
どんなに抗っても結果が見えない。と思いつつ毎日生きてる。そんな自分と向き合うきっかけになる映画。
「人生に詰んだ」「元アイドル」「赤の他人のおっさん」と言うワードで興味本位に劇場に足を運んだが観て良かった。
そろそろ
ARATAさんのキャストかぶりも終了ですかね~もっさりしたおっさん役もいい、やっぱりガタイと体型ですかねぇ。深川麻衣さんみたいに出ずっぱりじゃない人と組んだのも良かった。朝ドラで主人公の父親役とかでずっと出てほしい、職業作家とかで。
この監督作は初めて、「今晩は左様なら」の脚本と聞いて納得。ほわほわとした日常が沁みるなぁ。柳ゆり菜さんも超久々、役どころが本人とかぶってるようでちょっと悲哀。
タイトル、30文字
原作未読
タイトルが長すぎて、覚えられないので「つんドル」はお見事。
穐山茉由監督作品だと知り初日に観ました。
さほど大きな事件はなく、物語は淡々と進み、観る人を優しい気持ちにして、エンドロールを迎えます。
主人公には親友がいてどん底じゃないとか、ササポンはまさか大金持ち?とかツッコミはやめましょう🙇♂️
深川・安希子さんの作り笑いを含めた豊かな表情と、井浦・ササポンさんの無表情?のコントラストがいい。
他のキャストの演技(演出)も皆個性があっていい。特にダブル柳さん。
夢を持つ人、夢を見てる人
元アイドルの会社員がメンタルを病んで仕事を辞めて、節約の為に56歳のオッサンの住む家に居候をし巻き起こる話。
元アイドルであることを鼻にかけ自己評価が異様に高いけれど、実は家賃5万円のアパートに住んでいた28歳の女性が、メンタルを病んで仕事を続けられなくなる中で、友人の紹介で家賃3万円のルームシェアの世話になって…。
タイトルをみていわゆる同居かと思ったら、ルームシェアというか、シェアハウス的な感じなんですね、ってことでちょっと肩透かし。
そして何なんでしょうかねこの主人公の根拠の無い自信は。
20代前半ぐらいだったりもっともっと売れた過去があるのならまだしも、原作者の方を自分は知りませんでしたが…元SDNですか…。
勘違いしたアッフォな女が現実をちょっとみて落ち込んでメンタル崩して、自分に興味を持たないオッサンのおかげで自分と向き合えましたということですかね…。
たまたま上手く行った感じだけど、なんだかまた調子にノッて落ちそうにみえるし、勝手にマイナスに堕ちてゼロ付近まで戻って来たぐらいにしかみえなくて全然響かず、まあがんばれよという感じだし、友人2人やバイト先の若い娘の方が余程魅力的だった。
でも、これが私なんで。それを受け入れていくしかないなって。
深川麻衣がでると、見てしまう。「日本ボロ宿紀行」で決定的にハマった。だけど、どうも出演作に恵まれないようで、映画はあまりいい印象が残らないものばかりなのが残念。
そんな深川麻衣がヤサグレた元アイドルとして演じる安希子。自分の思い描く「幸せのカタチ」に行き詰まり、もがく。断じてしまえば、身の丈に合っていない人生を高望みしているように見える。このままなら、理想ばかり高すぎて自分を分かっていない嫌なやつ。しかし運命は誰と出会うかなのだな。友達と、同居人と。マイナスイオンを発しているかのようなおっさん、ササポン。彼の何気ない言葉が、安希子のひび割れた心のひだにしみじみと沁み込んでいく。そして今いる自分の立ち位置の見極めがしっかりとできていく。彼を紹介した友達もグッジョブだな。見返りを求めない、人の好意こそが、荒んだ心に伝わるのだよ。自分が何者なのか、肯定的に受け入れられて初めて、人生前向きになれるんじゃないかな。新しい靴は、それに気づいた自分へのご褒美だ。
ネタ的なタイトルながら、見る価値は十分ありそう。今週ほぼ無条件で推せる
今年371本目(合計1,021本目/今月(2023年11月度)3本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
そういえば、1年くらい前だったはずのワンピースの復刻版上映か何か、完全にどこもかしこも満席モードになっているの、何かあったんでしょうか…。
さて、こちらの映画です。
タイトルからはネタ的な要素がかなり強く、それを嫌って見に行かないという方もいそうな気もしますが、個人的にはかなり推せる映画で、少なくとも対抗以上には来そうな(契番新聞ではないけれど)状況です。
要は結局のところ「そういう貴重な体験をした主人公が、その貴重な体験によって精神的に成長する」という部分に焦点があたっており、タイトルこそややネタな気がしますが、余計な部分やどうでもいい描写にほぼ飛ばす(だからタイトルだけがネタっぽいのが惜しい)、展開の読み方も易しく今週推せるんじゃないか…といったところです。
迷ったらほぼおすすめできる映画です。
採点に関しては以下を考慮しましたが、いつも指摘しているもの1つ、あとややマニアかな…というところも1つあります。
(減点0.3/事務管理と無権代理) ※ この論点は0.3で統一扱い
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えらているのではなく、対外的に第三者と契約を結んでも本人の追認がないなら(表見代理を満たさないなら)無権代理にしかなりません(この点、特にこの映画にもあたる、緊急事務管理の場合にまで管理者の無権代理を追及するのかという論点はあります。誰も事務管理をしなくなるため)
(減点0.2/この「ご自宅」について)
映画のストーリーの趣旨的に共同生活のシーンが多いですが、ここは法律上は民法上(あるいは、民法の特別法の借地借家法ほかの)の、共有に関するルールが適用されています。
この点、登場人物が2人の場合(この映画)は特に問題になりませんが、3人以上いるといろいろルールが複雑になるので(共有には「持分」(もちぶん)というものがあり、その比率に応じて多数決原理で決まったり、一部は全員の同意を必要とするなど、いくつか特殊な論点があります)。
※ 2人の場合、個々0.5の持分なので(持分を決めていない場合、人数で等しいものと推定されます(250条))、多数決の論点が発生しない「だけ」です。
この点、シェアハウスの類はリアル日本でもトラブルが多いので、ちゃんとした描写が欲しかったです。
深川麻衣さんの表情の豊かさとセリフの妙
あらゆる表情の深川麻衣さんの演技が光る作品だった。
落ち込むシーンが多い中で、落ち込む表情はひとつではなく、シーンに合わせた様々な落ち込む表情を見せてくれるのが印象的だった。
また、セリフまわしも少しクセがあり、そこが伏線になっていたり、徐々に耳馴染みが良くなってくる。
全く派手ではない作品だが、深川麻衣さんの表情と、セリフの妙によってチープな作品ではなく、見応えのある作品になっていると感じた。
元アイドルの再生物語
面白かったです
元アイドルの人生設計の甘いお姉ちゃんがおっさんと住むことにより再生するお話
しかし人生設計甘すぎ!人生舐めすぎと思いましたわ
アイドルやめたら適当にイケてる仕事してイケメンゲットして…と思っていたらリミットのないタイムリミットに追われてメンタルの調子を崩して気づいたら残金10万円
舐めんなっての(怒)まあ怒ってないけど😃
同居のおっさんササポンのスローライフ?にひっぱられるように自分を取り戻していく
ササポンネ申過ぎ!!
ワイは主人公よりもササポンに共感したな
植物のような凪のような人畜無害な男だけれどしっかりした芯を持っている
いろんな経験をしたからだろうけどたどり着いた境地はなんだかとっても良い感じでした
だけどどんな時でも友人とはありがたいものね
ササポンがクローズアップされるけど話のキモは友人な気がした
シャチョーが手配してくれなかったら何も始まらなかったわけだから
そして罪な男浩介
悪いやつじゃないし男同士や興味持たない女性なら最高の友人になるんだろうけどね。こいつの気持ちもちょっとわかるけど異性との距離感に気をつけた方が良い
いろんな人物に共感できたり出来なかったりなかなか面白い映画でした
おっさんからの一言
なんか世間的におっさんとかオジサンって侮蔑的や差別的な意味で使われているような気がするのはワイだけ?
達観したおっさんと30手前の元アイドルの焦り
私の年齢的には2人の間くらいなのもあり、なんか両方にところどころ共感。30手前の焦る気持ちもまぁわかるが、適当に、が一番響きますな。ほどよく諦められるか、何が自分の幸せか見極めるのが大事。
適当に、よろしく
全国一斉試写会にて鑑賞。
ユナイテッド・シネマで映画を見ると、au スマートパスプレミアムの宣伝と共に必ず流れる本作。面白そうだけど、タイトル負けしそうな映画だなぁと思っていましたが、見て驚愕。信じられないほど見ごたえがあって、笑えて、心温まる、最高のヒューマンコメディでした。ああ、この映画めっちゃ好き。
ふたりにしかできない役柄。
元アイドルであることを遺憾無く発揮する可愛くて魅惑的な深川麻衣と、予想以上にちゃんとおっさんしている井浦新。この2人をキャスティングした人、よく分かってるな。思ってること全部口に出しちゃったり、酒で潰れてアイラインと髪がとんでもないことになったり、人生に詰んで死にたいと思っちゃったり。これまでのイメージとは全然違うんだけど、めちゃくちゃハマっている。この強キャラをものに出来ちゃう深川麻衣、ガチすげぇ。井浦新も、これまでの紳士でカッコイイキャラを押し殺し、完璧なおっさんに変貌。でも、心はイケメンなんだよな。そうじゃないと、こんな状況生まれない。
井浦新演じるササポンの放つ、さりげない一言がグサグサ刺さる。主人公の安希子を慰めたり、励まそうとして言っている訳ではなく、ただ独り言を喋っているようだから、よりグッとくる。そんな風だから、偶によく分からないことも言ったり。「この家では時間が止まっている」と安希子は言ったけど、1度立ち止まってゆっくりと考えることが人生には大事。そうすると、いつか動き出せる時が来る。見栄を張っていた彼女が、ササポンとの生活を通して一変。それが分かる細かい描写が、本作はとても秀逸なのです。そんなに背伸びしなくてもいいんだよ、ってね。
演出に若干の古臭さは感じるものの、次から次へとストーリーが展開されていくため、退屈は一切感じない。全くもってタイトル負けしていません。ササポンとスイカを食べるシーンは吹き出しそうになるくらい大笑いしたし、日常に潜むあるあるをたっぷり詰め込んでいて終始ニヤニヤ。バカリズムが脚本書いたのかな?と思うほど、ぽい。まぁ、適当に。その言葉に救われる人がどれだけいることか。思いっきり抱きしめたくなるような、そんな映画でした。
是非とも、友人や家族、恋人とご覧下さい。
語りたくなるような、上質で見ていて気持ちがいい人間ドラマ。背中を押してくれて、自然と笑顔になれる。とっても幸せな気持ちで劇場を後にすることが出来る、素晴らしい作品です。短編ドラマでいいから、この2人の会話劇まだまだ見ていたいなぁ。公開は11月3日です。ぜひ。
女性評価は二分する…
原作未読。試写会にて鑑賞。
同じ女性でも
めちゃくちゃ共感できる!って人と
いい大人なんだならちゃんとしろよ…って人に分かれると思います。
主演の深川麻衣さんは可愛いし、コメディタッチな演技は見ていて楽しい作品になっていると思います。
井浦新さん演じるささぽん(同居人のおっさん)に癒される方も居るはず…!
偶然ですが、井浦さんの出演作を3週連続で鑑賞して、まるで別人でした。演じ分けはさすがの演技力です。
全61件中、41~60件目を表示