人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をしたのレビュー・感想・評価
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人と比べて生きなくてもいいんだよ(by ササポン)
ゆっくり、じんわり、心に染みてくる。
時間が経つにつれ、心に染みてくる。そんな作品でした。観てよかったです。私も詰んでる?(笑)
セカンドキャリアで躓き、心を病んでしまった元アイドルの挫折と再生のプチサクセスストーリー。
なんやかんやあって、ギリギリの生活を送っていた元アイドルの安希子。友人の紹介で見ず知らずのおじさん(ササポン)とルームシェア生活を送ることになります。ドキドキする展開!ラブ要素あり?おじさんとの友情?かと思いきや特になにも起こりません(そこがいい!)。ただ、ササポンの押し付けない優しさが素敵。そして、日々「ただいま、おかえり」を言い合える人がいること。何気ない会話を交わせる人がいること。生活の中に人のぬくもりを感じられることって大切なんだな、と思いました。あと、友だちっていいなと思いました。
追伸
まいまいにはこれからも、毎日マイペースで過ごしてほしいな。
アラサー女子にオススメ
アラサー、未婚、人生積んだ!と思っている女子にオススメの作品。
いつもセカセカして何かに焦っている元アイドルが、ひょんな事からおっさんと同居することに。
井浦新のおっさんっぷりが良い。
部屋着。笑
あの中途半端な丈のパンツ、そして服のカラーのチョイス。ザ・おっさんです。笑
でもスーツを着て出掛ける姿はやっぱりカッコいい。
マイペースでおっとり、でも芯を持っていて妙に説得力のある『おっさん』と過ごしていくうち、変わっていく主人公に共感できます。
フライヤーや予告から勝手にコメディタッチなものを想像していただけに、それが残念。(あくまで私見)
大きな波もなく平坦にゆっくり進んで行くストーリーです。
主人公の恋人なんだか男友達なんだかわからないけれど、それがサイテー。
あんな優しさいらないです。あれは優しさではないです。
とにかく何か焦っている、こんなんじゃない!って不安を感じているアラサー女子の方に観ていただきたい作品でした。
だから「過去」と書く。
精神的にも金銭的にも追い込まれた元アイドル安希子が見ず知らずのおっさんササポンの家に間借りする話。
まずササポンが全てを悟ってて、謎の包容力があって、もはや聖人の領域。ただこれは共同生活の話ではなくて、あくまで安希子の復活のストーリー。ササポン側がなんで同居人を募集してるのかってとこがないとタイトルにちなんだ映画なんだとしたら成立してない気がする。だってそもそもあんだけ金あるなら部屋貸す必要ないしね。
終わり方もめっちゃあっさりでほんまササポン何がしたいん?ってなった。敢えて窮地に陥ってる人を紹介してもらってその人を再生させ送り出すことを趣味にしてるとかなんかな。むしろその方が納得できる。ヒカリ社長は何か知ってそうやけどね。あと深川麻衣が元アイドルって初めて知った。
優しくほっこりする映画
都会で擦り切れた心をおっさんに癒してもらう話。
”おっさん”とあるけど中身はほぼおじいちゃん。
「まぁ適当で」「死ぬわけじゃないし」と人生を達観している雰囲気。
主人公は”人生に詰んだ”と言っているが、親との関係も悪くなさそうだし、友達もいい人たちなので詰んだというほどでもない。都会で成功しようと目標高く頑張っていると”詰んだ”と思ってしまうのだろう。そういう自分で自分を追い詰めるキャラクターをうまく表現していた。あんな友達がいるだけで幸せだよ。
おっさんのササポンはしっかり距離を置いて近すぎず遠すぎず、親戚のおじいちゃんの距離感で見守っているのがよかった。
都会では珍しいのかもしれないけど、田舎だとこういうおじいちゃん結構いますけどね(笑)
人生に疲れた人にオススメしたい映画。
おっさんにもちょっと刺さる
前向きになれる映画だが、少し物足りない
人生に苦しんでいる元アイドルが、優しいおっさんと出会うことで調子を取り戻していく話です。
全体的にほのぼのとした雰囲気で進んでいきます。観る前は、コメディ要素が強いのかなと思っていましたが、あまり笑えるところはなかったです。
元アイドルのリアルな生活が描かれていて、これぐらいの歳の差が離れていると余分な気を使わずに済むので、本音のトークができるんですよね。まあ、世間では下心のあるおっさんがほとんどだと思いますが。
予告で深川さんが「少しだけ呪われろ」と言っている場面が面白かったのですが、映画の中で言うタイミングがずれていたかなと思います。
観た後、前向きになれる映画ですが、もう少し笑いの演出があってもよいかなと思います。
なぜか、「わかる~」
”詰める”でも”詰まる”でもなく、”詰む→詰んだ”なんですね。全く知りませんでしたが、今度辞書に載るそうです。
本作は、予告編の「少しだけ呪われろ」に共鳴して、観る選択をしました。
もしも、もしも、口に出したことが本当に叶ってしまったら、私は今までに3人くらい殺しているかも、いや、同じ人を何度も殺しているかも(笑)
でも、「少しだけ」呪われろ、は、良いなと思いました。使わせていただきます。
主人公安希子は、一度キラキラした世界を経験したのち、徐々に堕ちて行き、今や、配送センターのバイトと、それより安いライターの原稿料で何とか食いつないでいるというどん詰まり状態。
私は一度も輝いたこともなく、安希子との共通点はほぼありませんが、なぜか共感してしまいました。
井浦さん演じるササポンは、「アンダーカレント」の堀よりも15歳位くたびれたオッサンでした。
ササポンのさりげない言葉もグッときましたが、安希子もライターやってるだけあって、言葉の使い方が面白かったです。
「穏やか好き」
抑揚の少ない平々凡々と進むストーリー。だがそれがいい
残高十億円‼️❓理解不能‼️❓
実話だそうですが、もりもりなんでしょうかね。
まず、シェアハウスとはいえ、六十前のジジイと二十代の縁もゆかりも無い同居生活と言えば、なんらかの性的な余白がありそうな気がするし、無いのなら、絶対なる理由がありそうだし。
ささぽんは金持ちそうなので、シェアハウスは、なんらかの人間関係の構築を求めているのでしょうが、男としては理解しがたい。
対して、いくら人畜無害とはいえ、なんの関係も無い、男盛りのジジイと暮らす元アイドルなんて、女性の側からも信じがたい。
むしろ、フィクションならファンタジーやメタファーと思えるけど、実話とゆうことで、最後まで、胡散臭くて、騙されているように感じました、感性の問題でしょうけど、嫌でも好きでも無く、共感も反感も感じない不思議な映画🎞🎟🎬🎦トホホ。
人生に詰んだ元アイドルを、赤の他人のおっさんが癒してくれるという映画
上手く行かない事たくさんあるよ
元アイドルで華やかな世界も知ってる安希子だから、余計に今の自分の状況には焦っちゃいますよね。そんな現実に目を背けてメンタル崩壊も良く分かる話しです。そんな時同居することになったササポンとの不思議な時間。ササポンの何気ない言葉が安希子の心に潤いを与えてくれます。そんなササポンだって過去の辛い出来事を経て今がある。そんな経験から悟ったササポンの言葉だからこそ安希子に再びの活力を与えたのだろうと思います。生きていれば上手く行かない事たくさんある。でも大丈夫。人それぞれ力をもらえる物が何かある。あなたにだって私にだって。そう思わせてくれる再生の物語でした。深川麻衣さん素敵な女優さんですね。あと、安希子には良い友達が居てくれて良かったです。
ササポン主演の映画が見たいと思った。
ササポンけっこう謎。ササポン主演の映画を見てみたい。
深川麻衣さんのモノローグがけっこうあ有るんだけど、残念なことにこれがイマイチ。俳優続けていけば勝手に上手くなると思う。
主人公はタコだが、社長や友達に恵まれていてホッとする。
私にとっては遠い親戚ではなく、可愛い姪っ子を見てるようでした
あー、やっぱり❗️
つくづく自分はこの手の映画が好きなのだ。
この手の映画とは?
過剰な自意識と満たされない承認欲求でズタボロになる主人公。それを見守る人もいれば、同じように傷つき、共感したり反目したりする友人や時にはライバル。
これらの作品に共通する同じパターンがあるわけではないけれども、必ずどこか自分自身の青春時代と重なる部分が出てくるし、自分の醜さを写したかのような登場人物がいる。
まさに『青くて痛くて脆い』自分がそこにいて、共感よりはイライラのほうが先に立つ。
高校生であろうが、アラサーであろうが、悩みどころは本質的にはさほど変わらない。いや、アラサーくらいの頃には、同僚や取引先などに存在する、いわゆる〝意識高い〟系も絡んでくることがあって、高校生の頃より更に複雑で面倒くさい葛藤に襲われたりもする。
その葛藤も、今なら本当にバカバカしくてくだらないことだと分かるのだが、無駄ではなかったとは思う。
深川麻衣さんを初めて知ったのは『愛がなんだ』。
岸井ゆきのさん演じるテルに向かって放つ『テルちゃんて時々ゾッとするくらいバカなこと言うね』なんてセリフがよく似合ってたし、立ち居振舞いのすべてが魅力的でした。
爽やかさと清廉の仮面をつけて、思い切り人を傷つける下衆カメラマンの設定が今ひとつ腑に落ちないこと、ササポンがどんな仕事をしていて、あの人格を作り出したのか(現役の人間は、起きてる時間の大半を仕事やそこに派生する人間関係で過ごしているのでとても気になる部分なのです)などが描かれていないことを除けば、個人的満足度の高い作品でした。
題、長!
世界観を説明しきった文章的な作品タイトル。久しぶりだ。まあ、原作のタイトルのままらしいので、いたしかたない。ラノベのデフォである説明長文題名なのだろうから。どうやら『#つんドル』と省略通称しているようだ。ぼくら昭和の爺さんには、相当な長文タイトルの『博士の異常なる愛情』という誤訳邦題作品。こいつは天才ピーター・セラーズが八面六臂の活躍をした傑作ポリティカルコメディだった。さらに『マラー・サド』と略称された、実はかなり長文タイトルの、ATG系アート作品が懐古だ。最近では『ボラット』シリーズの長文タイトルが『博士〜』のパロディ的で秀逸だ。
作品はほぼ全額近くKDDI出資製作。自己啓発っぽい『やる気心理学』かな?その助走のための癒しオッサンという構図。
聖母の闇
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