「鑑賞動機:ランティモス8割、あらすじ2割」哀れなるものたち なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞動機:ランティモス8割、あらすじ2割
「まーた、変な映画撮って」と書いてみたものの、原作あるし、脚本はまかせてるから、隅々までランティモス印というわけではないのだろうけど。
動物が最初に出てくるところで、危うく自然すぎてスルーしそうになった。馬車かと思ったら…
私が知っている過去とは微妙に違う世界だと思うのだけれど、ベラという異分子に接した周囲が変わったり変わらなかったり、あるいはベラ自身の変化が見どころなのかな、と。最初は無知/無垢故にだけど最後は…みたいな対比もあるのかな、とかね。パリのパートは、最近観た『ラ・メゾン』と捉え方の違いを考えるのもした。
本を海に放り込むのに、次々代わりを出してくるとこ好き。逆にラストはあまり好きじゃない。ランティモスは一筋縄にはいかない。
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