劇場公開日 2024年1月26日

「アートな映画」哀れなるものたち たかなさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アートな映画

2024年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

感想をどう表現したら良いのか??奇妙でサイコなファンタジーなんだけど、嫌な感情は湧きませんでした。
鑑賞の途中からタイトルの哀れなるものが、登場人物のうち誰のことなのか考えていますが未だに答えが分かりません。私から見ると、狂気だけどハッピーな人達ばかり出てきます。翻弄されたり振り回されたり…でも哀れというより、自分に正直に生きてる人達です。
エマストーン演じるベラが成長する過程は、危なっかしいけど逞しい!ちゃんと子供から大人になっていくのが分かります。あのラ・ラ・ランドのキュートな女優さんと同一人物とは思えません。
あと、時代設定がよく分からないけど、建物や背景や小物まで美術館のような映画です。ストーリー抜きにして、それだけをよく見るためにもう一回見てもいいかなって思うくらいでした。
世界観が独特で好き嫌いは分かれそうだけど、私には良い映画でした。

たかな
Mさんのコメント
2024年4月3日

登場人物の人たちに、とても肯定的な感想を持たれたのですね。
私にとっては、「好き」というよりも「凄い」と思わせる映画でしたが、このレビューを読んで、もう一度見直してみてもいいかな、と思えました。ありがとうございました。

M