劇場公開日 2024年1月26日

「しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから」哀れなるものたち ミケさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから

2024年1月26日
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胎児の脳を移植されて未成熟なベラ(エマ.ストーン)壊れ方が凄いです。屋敷内でどんなに傍若無人に振る舞っても父親代わりのゴッド(ウィレム.デフォー)と婚約者のマックス(ラミー.ユセフ)は優しく接しますので虐待されている感はないです。
しかし邪な弁護士ダンカン(マーク.ラファロ)に旅行に連れ出されます。モラルのかけらもないベラに振り回されてダンカンは完全に咬ませ犬状態!この作品はコメディでもあるのでそこが笑いどころでしょうか?
旅をしながらベラはありとあらゆる物を吸収します。旅が終わる頃は知識常識端麗な容姿まで手にいれます。
その後一悶着ありますが最終的にはいい終わり方ですね。
エマ.ストーンの脱ぎっぷりは清々しいくらいで濡れ場は多くてもそんなにいやらしさは感じませんでした。
ただ都合で朝イチ上映にしたので朝の鑑賞にはハードだなあ!娼館でのベラのギリシャ人の客はもしかして監督??
アカデミー賞で話題になる映画って実際観たら何だかな〜が多いのですがなかなかに珍しいR18のディズニー映画、そしてゆりやんが演じる淀川長治に推されて観てきました。今作は観て良かった。

ミケ