「評価が低くてびっくり。僕はノーラン、マトリックス、シャマランを混ぜたようで好きだった。」ドミノ サラファンZarephath聖処女ヨナさんの映画レビュー(感想・評価)
評価が低くてびっくり。僕はノーラン、マトリックス、シャマランを混ぜたようで好きだった。
催眠術でいろいろ好きなことが出来て、女性を脱がせたりもできます。
これだけ聞いたらそういう同人作品ですね。
ビジュアルはノーラン監督のテネットやメメントみたいでした。
ところどころオマージュが入ってます。
あとマトリックスやシャマランからも上手く盗んでますね。
個人的には最後まで興奮して、次の展開が見たい!とずっと見てました。
ヒプノセラピーや催眠術の描写はかなり雑で、目を合わせただけで催眠術で好き放題出来ると言う、まんま同人の世界です。
ウィリアム・フィクナーさんがめちゃくちゃかっこよくてほれぼれしてました。
怪人デルレーン役のフィクナーは本当にラスボス感がヤバかったです。
彼を見る為だけにリピートする価値があり。
催眠状態になった人間は話が通じず、どんなに説得してもこちらを攻撃してきます。
これはカルト宗教やマルチ商法、政治的過激派にハマった人らと何ら変わらない。
今流行の統一協会問題にも近いものがある。
信者らは本当に統一協会が正しいと信じているのだ。
かくいう私もプロテスタント教のはしくれで、おそらく「洗脳」から解かれることは無いだろう。
認知戦・心理戦が既にいたるところで行われている、第三次世界大戦下を生きる我々はこの作品から、自由意志とは何か?を考えずにはいられない。
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