「本音を言わない人たちの話?」ほつれる ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
本音を言わない人たちの話?
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綿子にも文則にも木村にも共感は出来ません。本作の登場人物は声を荒らげて不満をぶつけたり、怒りをあらわにはしません。その本音で話さない人間関係が、ほころびを生じ、徐々にほつれて、ほどけていきます。その様子は面白いんですが、ちょっと、あれ、と感じるところが幾つかありました。
木村君は同級生かと思ったら違った。妻の事を二人で話していた気がするので、綿子と木村妻は知り合いかと思って観てました。
子供のことで頭を悩ませている英梨に、急に山梨まで運転させた位だから、綿子は免許が無いのかと思ったら、自分の車を持ってる。じゃあなんで友達を巻き込んだ?
指輪を必死で探したのは、浮気がバレるからじゃなくて、本当に大事なものだったからなんだ。
木村の父親のキャラクターも、居そうで居ない感じ。
1年ほど前に、英梨に誘われて行ったパーティーで木村と出会ったというのも、主婦が行くパーティーってどんなの?と思いました。
私には想像できない、裕福な人たちの話?
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ゆり。さんのコメント
2023年9月29日
アリバイに使った、ですか、なるほど。以前、知人が自分の友達の事を「使えない~」と笑いながら話していて、少し嫌な気持ちになったのを思い出しました。自分のちょっとした恋の作戦が上手く行かなかった時のことで、決して友達の人格を否定したわけではないですが。
あ、アリバイが必要なほど、夫がねちっこく疑り深い人だから、という事ですね。