劇場公開日 2023年12月8日

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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価

全469件中、21~40件目を表示

4.0なかなか良かったです

2024年10月4日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

なんとなくで観た作品。
個人的にはわりと良かったです。
ただ、戦争の話なのでラブな部分が入るとしらけちゃう人はいるのかなーと思います。
私はそれも含めて良かったとは思いましたけどね。
タイムスリップっていう設定があるので、実らない恋というのが予想に反してなかったのでそれがまた良かったです。
最終的に、現実に戻ってからの話がサラッと終わっているので、モヤッとしちゃう感じも切なさが残る後味で私は好きです。
生まれかわりとかで無理やりハッピーエンドになっちゃうと、スッキリはしそうだけど、戦争とか特攻という史実が、フィクションであっても陳腐に感じてしまうから。
ちょっと残念だと思ったのは、現代でのお父さんの亡くなった設定と、戦時中の空襲シーンのピンポイントで見つかるシーンです。
お父さんの亡くなった設定があまり意味をなさない感じで、あっても無くてもいいような、活かしきれてない設定かなと思いました。
空襲シーンはあまりにもご都合主義な展開なので、発見にいたるまでにアキラ目線で捜索のシーンがあったらまた違ったのかなと思います。

全体的には戦争とか特攻とかあまり考えずに観た方が楽しめるかもしれないです。

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ペコペコ

0.5フィクションだから、泣いては駄目 と思うよ。泣く所ないけど。

2024年10月1日
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鑑賞方法:VOD
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マサシ

0.5映画館で出会わなくて良かった

2024年9月22日
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鑑賞方法:VOD

話題?になっていた記憶がありアマプラで鑑賞

「泣けるんだよね?これ、泣ける映画なんだよ…ね?」観すすめるうちに不安だけが膨らんで行く

なんとなくタイムスリップを受け入れ(夢だとでも思ってる?)誰にも出自を明かす事なく、言いたい放題の主人公

そんな子のどこに惹かれたのか、全く感情移入しかねる純粋な彼

過酷な戦況下、狂った様に同調圧と矯正の目を光らせる警官が「貴様!日本が負けると言ったのか?!」「負けるだと!」などと大声で何回【負ける】言い散らしてんのよww あんたが黙って主人公を粛清しておけば街の誰も気にかけないだろうに

主人公が持ち去った手紙が、何故か歴史資料館にキチッと収蔵されている演出上のご都合(なら戻りのタイムスリップの手荷物に入れておけよ。制服まで着て帰ってるのに)

とか、不安と不満で心がいっぱいになりながらも、ツルさんと千代ちゃんに助けられて最後まで完走(お二人は素敵でした)

これ書く前に原作者の映画版感想ブログも見ましたが、デビュー作であるが故の拙さを認めつつ、「あの表現は素晴らしい、原作に逆輸入したい」を繰り返し大絶賛であった事から、作者の今後になんらかの良い影響を与える映像化ではあったのだろうな…いつか小説も読んでみよう、この作品以外で

そんなことを思った次第です

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いそろっく

1.0「そうじゃない」「どういうこと?」がつまった迷作

2024年9月21日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

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R-DORA

5.0生きること

2024年9月15日
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鑑賞方法:VOD

戦争に関連する作品はいくつか観てきましたが、
やはり、考えてしまうのは「戦争って何の意味があるの?」という事です。

主人公の少女もその問いを劇中で投げかけています。

生きたくても、生きられなかった人たちがいたという現実がある。

大切な人と過ごす、ありふれた日常を生きる事ができなかった人たちがいたという現実がある。

戦争というのは、その悲惨さを伝えています。

そして、私達は生かされている存在なのだと、改めて、作品を通して、
感じました。

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さかもっち

1.0機内で見た。映画館で見なくて良かった。戦争軽過ぎ。特攻隊員も浮かば...

2024年9月4日
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鑑賞方法:その他

機内で見た。映画館で見なくて良かった。戦争軽過ぎ。特攻隊員も浮かばれんゎ。いきなり、ハイタッチって声揃えよって何やねん。敵国の言語やんけ。いたる所に笑いポイントあり。お笑い戦争映画としたらそれも有りかも。

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four7777

3.0好き

2024年9月4日
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このご時世にジャニタレを起用してくれてありがとう。福原遥ちゃんもかわいい。
内容はキツすぎない戦争映画。
設定上、現実感は無いけど、若年層にウケる→戦争の悲惨さを伝える・繰り返しを防ぐきっかけに繋がるのであって、内容の重さに焦点を当てるのは無粋かも。
わたしはすきだよー、ただ原作のラストを映画にも入れてくれたら良かったなと思った。

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夭

2.0戦争絶対だめ

2024年9月3日
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アマプラにて。
おすすめで出てきたので鑑賞。
一気見するほどのめりこめず、かといって飽きるわけでもなく、3回に分けて鑑賞。

言い方が悪いかもしれないけど、中高生が戦争映画を観るのにちょうどいい内容だった。
深い内容はなく、ほどよい恋愛物語。

タイムトリップしたあとから戻ってきたあとまで、結末が読めてしまう浅はかなストーリー。

いつまでも髪の毛がツヤツヤなのと、満足な食事がないのに肌がきれいなままなのがファンタジーだなと思った。

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みみたろ

5.0時代を超えた初恋と成長の゙物語

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

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Button

3.5清く正しく

2024年8月31日
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鑑賞方法:VOD

父親の死により疎外感から希望を失った少女が1945年にタイムスリップ。そこで人の優しさと本当の恋を知るファンタジー。人生の中のほんの一瞬の経験が、その後の人生を大きく変える。尊い未来をつくるために今を懸命に生きることが大切なんだ。

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大型扇風機

4.0大事な人のために何をするのか。。

2024年8月29日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

大事な人のために何をするのか。。

本作はTikTokで評判がよく、汐見夏衛さんによる日本の小説が原作で、シリーズ累計発行部数100万部を突破しているということを知り見てみることに。

舞台は現代の日本。親や学校に不満を持つ高校生の加納百合は、母親と口論になり家を飛び出す。そして裏山の防空壕跡で一夜を過ごすが、翌朝目覚めると終戦間際の1945年にタイムスリップしていた。知っている場所を探して歩き回るうちに、特攻隊員の彰と出会う。。。

本作は百合と当時の人々たちの価値観の違いが繊細に表現されているように感じました。これは文章では表現できないし感じ方も異なると思うので、是非本作を見て考えてみてください。

私が最も感じたことは、どんな環境・時代にいたとしても人は誰かのため、思い描く未来のために行動しているということです。ただその”本心”は自分自身気づいていないことも。。

皆さんは”誰”のため”何”をして生きていますか?

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中野祐治

4.5前に進むためのきっかけ

2024年8月28日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

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るる 移行

5.0リアリティは必要ないということなんよ

2024年8月27日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

単純

特攻隊員の青年が飛び立つ理由は天皇陛下、国、軍の為ではなく、未来の為 それを感じとった少女
今の私達があるのは、彼らのお陰であり生きた証。
我々も未来の為に無駄に生き、無駄に死にたいものだ。

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ウチダ

3.5わかり会えない若者たち 価値観が違う時代だからだ 「我々は特攻隊だ...

2024年8月27日
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鑑賞方法:VOD

わかり会えない若者たち
価値観が違う時代だからだ

「我々は特攻隊だ」
「国の為に志願して来たんだ」
だから、百合は納得出来ない

「日本は負けるんだよ」
「負けても日本は終わらないよ」
だから、特攻隊員には不思議ちゃん

なハズなのに
百合には「何でそんな事分かるんだ!」とは突っ込まない戦時中ファンタジー。
福原遥の表情と、出だしの突っ張った演技がよい。

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ナイン・わんわん

戦争への怒りは

2024年8月27日
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鑑賞方法:映画館

 漫画やライトノベル原作にありがちで近頃流行のこの長ったらしいタイトル。予告編を観ただけでストーリーが全て読めてしまいます。

 女子高生が敗戦直前の日本にタイムスリップして特攻隊員の青年と恋に落ち、間もなく戦争は終わるのに彼は任務を果たすべく飛び去って行き、その背景に福山雅治さんのバラードが流れる。観客はここで涙。

 そんな所だろうと想像し、それが外れていない自信もあり、「観るリスト」からは直ちに落としました。ところが、昨年末の公開時に驚きました。本作上映後の劇場から若い観客がドッと押し出されて来るのです。そして、今年に入ってからも延々とロングランが続きます。興行収入も45億円に達し、日本映画としては大ヒットとなりました。そんな折、上映がミニシアターにも落ちて来たので、大変遅ればせながらも観てみる事にしました。

 本当に、予想と寸分違わぬ作品でした。タイムスリップ物語としての脇の甘さ、「あの時代の人はそんな日本語は使わない」と言った点には突っ込みも入れたくなります。しかし、一部で批判があったような「戦争賛美」「特攻賛美」は特に感じられませんでした。特攻に対して「無駄死」と言った表現すら見られます。でも、・・・ やはり、「何か違う」の違和感が拭えません。本作に馴染めないこのしこりは一体何なのだろう。

 そう思っていた時に、同じ様に日本の戦争を題材とした『黒い雨』と『この空の花』を観て漸く腑に落ちました。『あの花が~』に決定的に欠けているのは「怒り」なのです。本作は悲しみに満ちていました。戦争に巻き込まれる悲しみ・無駄と分かっていても飛び立たねばならない悲しみ・それを見送らねばならない悲しみ。でも、その悲しみは、例えば地震や洪水・災害に見舞われた人々を描く悲しみと同質ではないでしょうか。いやいや、戦争は天災ではないのです。戦争などと言うバカげた事を今も止められない人間への怒り・それを主導する国や軍への怒り・それを止める事が出来なかった自分達への怒り、それを直接描くかどうかはさて置き、作品の底流にしっかり流れていなくてはなりません。

 そして、更に無理を承知で言うならば、特攻をも悲しみとして描く事への違和感がありました。片道分の燃料だけを積んで飛び立ち、しかも殆どは敢え無く撃墜され、まさしく無駄死、もっと端的に言えば犬死です。しかし、もし本懐を遂げて敵艦に激突する事が出来たとしたら、その時、その場に居た敵兵の何人かは死んでしまうでしょう。しかし、その人にも家族や恋人・友人が居て、その人たちは嘆き悲しむに違いありません。だから、特攻は「自殺」ではなく、「殺人」でもあるのです。本作の制作者はそこまでの想像力を有していたのでしょうか。

 僕自身があの時代にタイムスリップして、特攻隊員・その家族・友人知人にそんな事を面と向かって言う勇気はありません。しかし、戦争を知らない2024年の日本人だからこそそれが漸く言えるのではないでしょうか。

 そんな難しい事を描いていたら、劇場から出て来るあの若者達には通じなかったのかな。小ヒットにすらならなかったのかな。戦争は遣って来るものではなく、引き寄せているものなんだよ。

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La Strada

2.0終わりが謎、そこ以外は良い作品ではある

2024年8月26日
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泣ける

笑える

単純

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あ

4.0戦争を知り…今がしあわせと思える

2024年8月22日
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悲しい

父が人のために命を落とし
母と二人暮らしの高校生の百合
裕福でないことに母を責める
そんな百合が・・
…戦争の時代にタイムスリップ
終戦を間近に
そこで特攻隊の彰と出会う
現代にいきる…百合
戦争の時代にいきる…彰

このふたりを通して
[戦争]という愚かな行為
を今風に描いている
戦争を知ることで
今(現代)をいきる自分が
…しあわせと感じる

命の大切さ
尊い命を生きたい人たちの
希望(夢)を奪ってきた
これから未来も
戦争を繰り返さないことを
…願いつつ。
平和であります様に

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しろくろぱんだ

1.5フラグ過多

2024年8月22日
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特攻隊員らが陽気な感じを出しているのが臭かった。

やがて逝ってしまう特攻隊なので、陽気な感じがすべてフラグになってくるから、速い段階でフラグ満腹がおこる。とりわけ伊藤健太郎が元気いっぱいのムードメーカーを演じているのが胃にもたれた。

タイムスリップした女子高生が特攻や戦争の核心に首をつっこむのも不自然。
現代JKであるはずの百合(福原遥)がさっさと1945年の生活に適合し、飢えた子供に「日本は戦争に負ける」と言ったのを津田寛治演じる官憲に聞かれてしまい「この非国民が」とどやされて「戦争に意味あるんですか」というくだりがばかすぎて、そこからながら見になった。

百合父は、人助けをするために命を落としていて、百合母(中嶋朋子)は毎日魚くさくなりながら仕事を頑張っているが、家は貧しい。だから百合は特攻隊員の気持ちに寄り添うことができる──という組み立てを生かそうとはしていたが生きてこず、特攻隊員たちは毎日のようにツルさん(松坂慶子)の鶴屋食堂にやってくるので、尺全体が(死亡)フラグの立て三昧という有様。
その都度陽気にふるまう特攻隊員たちの盛大なフラグ立てに付き合わされる視聴者のことも考えてほしかった。

何も解らないJKが戦時の様子をまのあたりにする、だけでよかったものを特攻という行為の愚かしさを強調しながら、左方向の主張をしてくる。そりゃ特攻は愚かしいことに違いないが、戦時中に「愛する人と生きるべき」と主張するのは無理があった。

役者たちは熱演しているし、最終的に母に感謝する風教へもっていくのもいいが、命をささげる特攻隊員らが陽気にふるまう眺めとその居心地はちっともよくなかった。

戦争について考えるきっかけとして、特攻が涙腺を刺激するために使われてもいいと思う。ただし戦争絡みは事実上consしにくくなるし、シリアスを置いて冷評回避するのは日本映画の常套マーケティングだと思うので率直な感想をのべた。
なお原作者は、中学生の時に社会科見学で訪れた知覧特攻平和会館での衝撃や感情を元に構想した──と述べており、その志に是非はないと思う。

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津次郎

4.0戦争を

2024年8月19日
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泣ける

悲しい

題材にするなら、あまり恋愛に振らないで欲しかった。
空襲のシーンの余りにも都合の良すぎる救出等で、リアル感がかなり失われたと思う。

ラストは良かった。

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REpower

2.5若者向け悲恋映画

2024年8月19日
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鑑賞方法:VOD

戦争や特攻隊、時代背景に少し知識があると遥ちゃんの演じる少女百合の、特攻なんて馬鹿らしいなんで行くの?!、と特攻隊員に投げかける言葉がとても無意味で虚しいKY発言だと感じます。もっと台詞を変えられなかったのかな…と思います。またはもっと反抗的キャラに見える女優であれば…と思います。

特攻隊として招集された人は、日本を守るためだから嫌でも勇気をもって進むと思う人、嫌だけど逃れられない人、いろいろだったと思うけれど、社会で暮らす上で選択肢がない、のが現実だったのでしょう。特攻隊を拒否できなかったという事を伝えるのは脱走を連れ戻すシーンくらい。でも結果彼は生き延びており、逃げれば逃げられた、という誤解につながりそうです。

百合の咲く丘のロケ場面はとても美しく素晴らしい情景ですが、物語は単純化した物語でそこは残念でした。例えば食堂で働く百合にたまには出かけたらと言う女将さんですが、いや、働き始めたばかりでしょ?と思え何日も働き詰めという感じはしなくて、脚本なのか、編集で場面カットしたのか展開がやや残念です。結末も予想通りであっけないものでした。

恋した相手は亡くなってしまった、という若者向けの淡い恋愛ストーリーとして成立って興行成績を上げたのだと思います。同時期公開のゴジラ-1.0の方が戦争映画としては伝えるものがあります。

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きらり