あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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涙を誘う戦争映画
劇場で見た若者の涙
これまでたくさんの映画で描かれてきた特攻隊。「永遠の0」「俺は君のためにこそ死ににいく」「僕たちの戦争」などを観て、知覧、茨城の施設も訪れました。今作はおよそ10年ぶりに制作された特攻の映画です。
都合のいいタイムリープものは苦手なのですが、よくできた純愛ストーリーや、心に残る台詞に泣きっぱなしでした。70万部まで部数を伸ばした原作も納得。
突然戦争の時代にタイムスリップした女子高生が、間違った戦争の美意識の中で、愛する人を救おうと奮闘する。日本が敗戦し、アメリカの支配下で発展した日本を知っている女子高生と、国に洗脳された、若き特攻隊員とのすれ違いが悲しい。
福原遥さん水上恒司さんら若手俳優の熱演が素晴らしい。見事に復活した伊藤健太郎さんの存在感も良かった。
わずか数十年前に日本で起きていたことだけど、未だ世界では悲惨な戦争が絶えない。多くの人の平穏な毎日や愛した人が無惨にも散り、哀しみにくれている。遠い国の話だと思われがちな戦争の理不尽さを、劇場でたくさんの若者が涙していたのは、とても意義のあることだと思いました😊
この映画の存在意義
キャラ被りはなかった
気になるところが多すぎた。
主人公、百合の親への反抗、助けてもらって食い気逃げ、空襲をうける街に突っ込む、手紙を見つけてから追いかける。ところどころ?な部分があって、それ故にこの女の子を好きになれなかった、自分の価値観押し付けて泣いてるだけの女の子にしか見えなかったのが残念です。少しだけでも時代を理解し、彼らの想いを汲んであげて欲しかった。
彰の何の為に特攻するのか、を見せて貰わないと男の僕にはよくわかんない映画になってしまった。セリフでは語っていたが…
特攻決まって逃げ出した人が現代人からするとリアルだと感じた。良かったです。
出口夏希さんと伊藤健太郎さんの関係は泣けたので星2.5。
特攻隊に対する視点
恋愛要素も爽やかな感じで、なかなか良い映画でした。気になる所は「特攻」を現代的な視点でのみ論じている事です。「飛行機で敵艦に体当たりしてどうなる」とか「どうせ負けるのに無駄だ」と言う台詞はいかがなものかと思いました。特攻は確かに誉められたことではありませんが、欧米人に与えた精神的ダメージは大きく「日本とは二度と戦争はしたくない」と思わせた事が、占領政策や侵攻への無言の抑止力となり、平和な現在があることを忘れてはならないと思います。
演技プランは瞬き禁止??
夏の月9に続いて、男性キャストが『瞬き禁止選手権』をしているのかとばかりに目を見開いたワンパターン演技で、森七菜も福原遥もよく笑わずにいられるなと…。岡田時代はもう少し演技パターンあったのに、自分とは相性が悪いようです。逆に不器用感というか、特攻隊まっしぐら感は出てた…んですかね??
特攻隊=悪というのが特攻隊側からも描かれるのは誠実だと思いました。周りの女性がみんな泣いていて、原作の力を感じました。なぜタイムスリップしたんだろうとは思ってしまいました。父母との問題の噛み合わせも頷きにくかったですが、未来につなげる教師という仕事を目指す流れは気持ちよかったです。
どうしても『窓ぎわのトットちゃん』を見てしまった後なので、戦争表現のストレートさが目立ってしまいました。
久々に伊藤健太郎の出てる作品見ましたが、今後も活躍してもらいたいです。
福山雅治の主題歌に字幕をつけたのは良かったと思いますが、完全にこの映画のために作られた曲でしたね。ライブで歌い継がれることはあるのでしょうか。
よかった
原作を熟読していました。約3年ほどほぼ毎日原作を読み暗記もするほど大好きな作品が実写されると聞き観ました。
しかし原作と違うところも多々あり予告編は未視聴のまま劇場に向かいました。
正直、好き嫌いは別れると思います。泣ける泣けないもありますしそこは人それぞれだと割り切っています。
しかし原作と違うところはあれどそれはそれで違和感がなくまとまっていたと思います。
最後の歌は彰目線の歌でそこでも泣きました。
演技に惹かれたのは石丸さん。原作も大いに活用しているなと関心しました。
感想は長くなってしまうので避けますが原作勢も観て損は無いと思います。
後は板倉役。板倉の葛藤を上手く表していて影の立役者なのではと思いました。
総評としては個人的にめちゃくちゃ好みです。
絶対見るべき作品👀
日本人なら泣くな~😢
泣かずにはいられない作品
今日、2回目を見に行きました。
1回目と2回目では感じ方が全く違って、1回目はボロボロ泣きましたが、2回目はあまり感情移入出来なくなっていました。
2回見終えて冷静に考えたとき、何故百合はあの数日間で彰をあそこまで好きになれたのだろうという疑問を持ってしまいました。あの短期間で百合は彰の何を知ったんだと思うし、逆に彰もあの短期間で現代からきた百合の何を知ってるんだと思いました。愛し合っていた、と言える程の大きな関係なのかと思ってしまいました。
私の性格ではなかなか2回も感情移入できませんでした。
他にも空襲後の街の様子や、主人公の言動などに突っかかる部分はありましたが、私のように思わない人であれば、生きることのありがたみを心から感じられる素敵な作品だと思います。
この映画をみて得られることはやはり戦争の恐ろしさでした。いつ、何が起こるかわかりません。戦争経験者の方たちはこれからどんどん人口が減ってしまいます。戦争はよくないという教育やこのような映画を上映しても、人々はあやまった選択をしてしまうかもしれません。この映画をみて、特攻隊の人や、特攻隊の周りの人達に感情移入したならば、特攻隊の人の分生きようとか、生きれることができて幸せだとか、そうゆうことを思うだけではなく、今この現代にも戦争が起こっていること、これから日本にもまた同じ戦争が起こりうるかもしれないことを自覚して、社会の動きに疑いを持ち続けなければと思います。それが、昔の経験をいかし、今現代に生きる私たちができることです。
とても良い作品でした
~ 胸百合の 戻らぬ涙 空に立つ ~ 叶わぬ思い 時超えて舞う!
またしても 長文レビュ-が飛ぶというアクシデント。
中々のしつこさ、嫌になるわw
この作品は 中々良かったよ。
かなり 感動物でしたわ。
加納百合(役:福原遥さん)
佐久間彰(役:水上恒司さん)
この二人が 純粋で良かった。それに尽きる。
このいのちは 愛しいあなたに 出会うため
このいのちは 愛しいあなたを 護るため
素敵な方々と 劇場へどうぞ!
・・・・・・
Admins stupides, ne supprimez pas les avis !
クリスマスイブに長崎の映画館で見ました。席は満員でかろうじて3席程...
実写版最高でした。しかし一つだけ違和感が残ります。
以前から動いている百合と彰を映像で観てみたいと思っていたので、今回映画化が決まった時はすごくすごく嬉しかったです。
原作に添った内容で、特に百合と彰がイメージ通りの演技でしたので、素晴らしかったです。
百合ってこんな真っ直ぐに自分の意見を言える子だったな、って。
ただ、百合は原作だと14歳です。そこが実写版との大きな違いだと思っています。
14歳だとバイトは出来ませんし、社会に出ていくのももう少し先なので、特攻隊の考え方に疑問を覚えるのも自然と納得が出来ました。
しかし実写版の百合は彰との年齢差を考慮されたのか、18歳に変更されていました。
まだ学生ですが、一応成人年齢です。
目の前で起こる戦争に立ち向かっていく特攻隊の生き様を受け入れられない、そんなので命を燃やすなんておかしい、と周りに訴える事ができる百合は強い子だと思います。
しかしその年齢ならもう少し特攻隊の人達の気持ちも汲んであげられたんじゃないかと違和感を感じました。
また、実写版だと彰が百合に惹かれていくまでの詳しい過程や、ツルさんの百合への想いなど、所々カットされていますので、心理描写が足りないと感じた方は映画を観た後、原作を読んでストーリーを補完する事をオススメします。
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