「特攻隊ものも、時代のワープもよくある話、都合よく話が進んでいくとこ...」あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 もんきちさんの映画レビュー(感想・評価)
特攻隊ものも、時代のワープもよくある話、都合よく話が進んでいくとこ...
特攻隊ものも、時代のワープもよくある話、都合よく話が進んでいくところも多々あり。なので、「現代の女子高生が、特攻隊員と出会い・・・」程度の事前知識の私でも話の筋が十二分に予測でき、その通りに話が進んでいきました。が、決してがっかり感にはならず、むしろ共感しながら観ることができました。学生の頃、「時代だ、国のためだ」と言ったって「本当に死にたい人なんていない」「名誉の死なんておかしい」とまさに百合のようなことを思っていたからです。でも、そういった本音すら憚れた時代が戦時中なんですよね。百合の言葉は、これからの人々が持ち続けなければいけない「反戦」のメッセージだと思います。
最後に、エンディングの福山の歌、あの裏声はいただけない。歌詞が良かっただけに、もっとのびやかにストレートに高音が出る人に歌って欲しい。
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