「トゥーシューズを脱いで、裸足になって」裸足になって Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
トゥーシューズを脱いで、裸足になって
7月25日(火)新宿ピカデリーでアルジェリア・フランス合作映画「裸足になって」を。
製作総指揮は「Codaあいのうた」でアカデミー助演男優賞のトロイ・コッツアー。
バレエダンサーを目指していたフーリアは、賭けに勝って賞金を手にしたため男に襲われ脚を骨折し声を失ってしまう。
失意の中、リハビリのために入った施設でアルジェリアの歴史の中で癒えない心の傷を負った施設の女性たちにダンスを教える事になる。
トウシューズを脱ぎ、裸足になって、ダンスを教える事、振り付けに手話を取り入れる事で彼女自身も再起し、再生していく。
バレエからダンスへは逆フラッシュダンスのパターンだな。「グロリア」もかかるし。
リナ・クードリの出演作は初めて見たが眼力が強くて仲々良い。アルジェリアはフランス統治下にあったからフランス語なんだね。今でもアルジェリアからスペインへ密航するのには驚いた。
98分なのでダラダラしてないが、描き方が不足の部分がある。
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