グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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久々に映画観ながらずっと泣いてた
世界に誇る、ソニーと日産
実話ベースのハリウッド映画なので日本は関係ないと思っていたのに、まるで邦画の様な展開にワクワク。主人公のヤンはゲームのグランツーリスモでヨーロッパNO1の実力者だった。そこへ日産の企画、GTアカデミーから声をかけられる。えっ、ゲーマーを実車のレーサーに育成する!?それも日産が!レースにはあまり興味が無いので、そんなの知らなかったわ。
最初、元サッカー選手の父親から反対される。そりゃそうだ、ゲームと実戦は全く違うはずだもんな。どんなにサッカーのゲームができても、実際にプレーできる訳ないわ。
しかし、ヤンはマジ天才だった。レーサーになれるんだもん、すげ〜!レーサーになって世界を巡り、悪戦苦闘。事故ったりして厳しいと思っていたら、ジワジワ成績アップ。最後のルマン24時間レースでは、まさかの展開。ヘェ〜、ゲーマーって凄いんだ。オリンピックにeスポーツが追加になるのも納得できるわ。
ストーリー的には少し軽めだけど、しっかりした起承転結とテンポの良さで、ずっとワクワクしながらあっという間の2時間越え。めっちゃ楽しかったです。
レースは自分との闘い!! プレイヤーがレーシングカーと一体化する作品
映像と音響、共にリアリティーと
臨場感がありました。
グランツーリスモと言う日本のドライビングゲームを初めて知ることができました。
ゲームに熱中していた青年のヤンが
本物のプロレーサーを育成する
GTアカデミーに参加して自分の限界に
チャレンジする姿は、不可能を可能にする!
無謀とも思えるレースは、没入感があり
カメラワークもコックピットの外側と
内側からの撮影、光の反射、微粒子まで
捉えていました。
地面の上から直ぐに見えるレーシングカーは
スピード感がありました。
日産、日本の優れた技術を世界に知らせる
機会になった作品でした。
レース途中の事故に遭遇して、悲しみに
打ちひしがれるヤン、師弟が互いを思い遣る
気持ち、ヤンの父親と母親が息子を思う
人間ドラマも描かれていました。
ゲームのチャンピオンはプロレーサーになれるか!?
生死を分けたカーレースに、興奮と快感を
味わえるストーリーでした。
ドリームカムトゥルー
超ド迫力のカーレースと熱いドラマで鳥肌立ちっぱなしの2時間15分!!
ゲームは一切しない私でも本作、メチャクチャ面白かった、万人に対してオススメできる傑作です
このゲームの存在は知ってましたが、生みの親が本作で平岳大さん演じる、本作エグゼクティブプロデュサーでもある山内一典さんというのを初めて知りましたし、この話自体が実話というのが感動的でした
そして何と言ってもカーレースシーンの映像がものすごい迫力、日産GT-R、ランボルギーニ・ウラカン、コルベットC8、フェラーリ 488等々の名だたる名車が300km超えで疾走するのをローアングルで捉え、時に上空から観客席を舐めるようにコースの爆走車に寄っていくダイナミックな映像がメチャクチャカッコよく、特にクライマックスのル・マンのシーン、近年でいうとジェームズ・マンゴールド監督の名作「フォードvsフェラーリ」でも描かれましたが、本作も負けず劣らずの迫力映像に圧倒されました、素晴らしかったです
さらに本作がいいなと思う所はストーリーラインもしっかり描かれているため、ただのカーレース映画ではない所
レースとドラマの展開が交互にバランスよく切り替わっていくところで、全く飽きさせず最初から最後まで一気に走り抜けるパワフルな仕上がりに大満足でした
そんな名作を生み出したのはニール・ブロムカンプ監督、「第9地区」「チャッピー」といった知る人ぞ知る名作SF映画で人気を誇る監督さんです
その人の最新作がこれ、というのがまた意外で観る前から興味津津でしたが、やはり裏切られることない傑作、お見事です
キャストもよかった
ゲーマーから本格レーサーを目指す熱い主人公ヤンを演じるアーチー・マデクウィさんがすごく良かったし、ヤン達を導く挫折を味わった元レーサーのデヴィッド・ハーバーさん演じるジャックがシブくてメチャクチャカッコよくて素敵でした
劇中、何度か出てくる東京や横浜もよく海外映画で見かける偽物でなく、本当にロケを行ったリアルジャパン、飲み屋街や日産自動車の本社など、こんな世界配給される一級のメジャー作品に魅力的な日本が映し出されるのもちょっと嬉しかったです
と、演出、ストーリー、映像、音楽、キャスト、全てが高水準で上手くまとまっていて、観た後、爽やかな感動に包まれる傑作がまた誕生しました
レースシーンは良かった
はたして、クルマってのはただの移動手段か?
すごく面白い
レースゲームのプレイヤーが現実のレーサーになる。苦労して権利を勝ち取ったのに、スタッフみんなに見下されているなどひどくアウェーだ。彼も彼できちんと頭をさげて挨拶している場面がなかったので、もしかしたら偉そうな態度をとっていたり心を閉ざしているか、コミュ障なのかもしれない。
日産やプレステ、グランツーリスモなど日本に対しての敬意がこれほどまでに詰まっている映画を見たことがない。没落国家であるせいかひどく誇らしくて涙が出そう。ただ、グランツーリスモは知ってはいたけど一度も遊んだことがない。この映画を最も楽しめるのはグランツーリスモをやり込んでいる人だろう。こんな素晴らしい映画を作ってもらえてうらやましい。
GTRがめちゃくちゃかっこよく描かれている。MTのないスポーツカーなんて、と思っていたのだけど、レースではMTが完全に時代遅れであることが示される。聞いてはいたけど、映像で見るとパドルシフトにはかなわない。
主人公は苦労してライセンスを勝ち取っていたのだけど、ル・マンで一緒に走る仲間はライセンスいらないのだろうか。どこかで取得したのだろうか。チームに一人いればいいのだろうか。
クライマックス、優勝じゃないのにめちゃくちゃスリリングで手に汗握る。素晴らしいな。
リアリティの先の不自然さ
グランツーリスモ(GT)
ゲームクリエイター・山内一典氏により
1997年から始まった一連のゲームシリーズ
「レースゲーム」でなく
「カーライフシミュレーター」を謳い
徹底した実車モデリングや
実物からデジタルスキャンした採寸
録音した音にチューニングなども施せ
疑似的に自動車を所有する感覚を
重視した造りは累計8000万本以上を
世界で売り上げる一大タイトルとなった
GTは
新型ゲーム機の発売に応じて進化し
オンラインへの対応や
実在のサーキットも収録され
世界中で昼夜を問わず最速タイムが
競われるようになっていきますが
「そんなにリアルならばGTの最速
プレイヤーは実際のコースで速いのか?」
とは誰もが思うところ
この映画は
GTのプレイヤーが自動車の
購買層になっていくのではないか
とにらんだ日産がかつて企画した
GTプレイヤーからプロレーサーを
養成するという「GTアカデミー」
によって自宅の部屋から
本当にプロレーサーとなった
ヤン・マーデンボロー選手の
キャリアをたどっている
でどうだったか
当然この映画の視聴層は
GTファンやモータースポーツファン
であろうことはすぐわかります
自分もそこにあたりますが
非常に中途半端さが目立つ造り
に感じました
「ただのゲーマーという家族や
レース現場の先入観をヤンが覆していく」
「リセットのできない現実で
死の危険を目の当たりにする」
といったテーマはわかりますが
その現実世界のディティールの
いい加減さで全体的に
薄まってしまっている感じで
本末転倒に感じました
まず
ロケーションがめちゃくちゃです
シルバーストーン!ルマン!
ニュルブルクリンク!と名前が
出てきてシーンが始まるのですが
どう考えても別のコース
おそらくハンガリーのサーキット
ルマンの最終コーナーが
ヘアピンになってしまってます
でも映像では実際の最終コーナーが
シケイン(クランク上の区間)
も入ったりするので
違和感しかありません
シミュレーターとリアルの境目が
あやしくなることがテーマなのに
現実空間にリアリティがないのは
矛盾している気がします
人間的なシーンも
ヤンは世界最速のGTプレイヤー
でそれを現実世界でも通用するかと
証明するわけですが
GTプレイヤーの「実在コースを
プロ並かそれ以上に走りこんでいる」
という部分の描写も弱かった
金満チームのお坊ちゃん
なんかよりより速いといった
分かりやすさを持ってこなくても
色んな描写があったように
思います
このコーナーはシミュレーター
通りならこのスピードで
いけるとかね
ちょっとそういうシーンも
やってるんですが
すごいぞ!とか大雑把な
感嘆だけで流しちゃうんで
中身がない感じ
また前述のとおりヤンの
「実話を基にした」ストーリー
と前置きしているから完全に実話
ではないのはわかるのですが
ルマン出場も3人のレーサーのうち
実際は1人はプロレーサーだったのですが
全員シミュレーター出身者と改変
されていました
そういうのいりますかね?
GTアカデミーのライバルとの
やりとりもそこまで深みはなかったし
むしろ現実と同じにしてプロレーサー
がやるじゃねえかと一目置いていく
といった描写でよかった気がします
結局ね
こないだ観た似たような
テーマの「アライブフーン」でも
思ったのですが作り手がまず
シミュレーターより
リアルレース寄りの思考なのが
作中にアリアリなんですよね
「ホンモノのほうが凄いに
決まってるじゃん」ってのがね
だからグランツーリスモを
プレイしていた若者たちが
どう凄いのかがあんまり
掘り下げられてない印象を
受けてしまうのです
こうしたどこか不十分なシーンが
ハイテンポで進行していくことで
全体的に薄まってる感じが終盤には
極まって呆れてしまう感じでした
父役ジャイモン・フンスーのガチ泣き
抱擁シーンはよかったですが
あそうそう配役に関しては
オジサンになった
オーランド・ブルームにびっくり
したのと作中に山内一典さん役を
平岳大がやってるんですが特に
セリフもないんであれなら本人で
よかったのではと思いました
GTシリーズも自分もかつては
プレイヤーでしたが
ゲーム内で金稼ぎさせて
超高額クラシックカーを買わせる
など何がしたいのかよくわからない
方向性に嫌気がさしてやってません
ただ今回の映画に関しては予告から
映画の題材としては面白くなりそう
なんで楽しみに思ってたんですが
やっぱりこうなるかって感じで
残念でした
実話なんだね
sonypicturesならではの秀作❗️
ハリウッド映画らしい
大満足出来る豪華エンタメ劇場作品。
sonyグループならではの
唯一無二の映画作品。
PlayStation ゲーム グランツーリスモ
その世界的トップゲーマーから
リアルのレーサーを育てる物語。
実在する主人公本人もスタントマンとして
撮影に参加しているそうです。
リアルのレーサーになる為の過酷な
トレイニングに,リアルのレーサーからの
ゲーマーへの嫌がらせ。
その前に、ありがちな父子の将来への
人生観の確執。いろんな挫折や障害を
乗り越えていく物語。
世界規模の欧州,中近東のレース場。
海外から見た日本・東京のロケーション。
最難関コースと呼ばれる
ドイツのニュルブルクリンク
そして,プランスのルマン24
そして,脇を固める共演者が素晴らしい。
特に,指導者役ジャックを演じる
デビッドハーバーの名演は素晴らしい。
思わず,私はファンになりました。
大満足出来るエンタメ劇場作品です。
逆輸入されたスポ根
期待を越えた秀作!熱い人間ドラマです!
予告編を見たときから面白そうだなとチェックしていた映画。初日レイトショーで鑑賞。
はっきり言って思っていた以上に面白かったです。
ゲーマーが育成プログラムGTアカデミーで訓練・選抜され、本物のレーサーになるという驚くべき展開ですが、実話に基づいたストーリーです。最近のゲームは進化してるんですね。
そして、レースの迫力はもちろんのことですが、親子の絆や、かつてレーサーだったメカニックジャックとの絆、共に人生を賭けた最後のルマン24時間耐久レースへと、人間ドラマが秀逸なのが大きく評価できる点です。
事故によって観客を死なせたショック、フラッシュバックによるレースに対する恐怖心などヤンの心理描写もしっかりと描かれ、それを乗り越える過程もきっちり描かれているのがいい。ヤンを導く元レーサーのジャックが過去のレースの事故で負った心の傷を今も引きずっているが、彼にとってもヤンの存在がいつしか希望となっていくのもいい。金の車を操る敵役の存在もいいスパイスになっていて面白い。
ライセンスを取得できる4位以内に入るのに何レースも費やす苦労や、ラストも決して優勝とかではない順位だが、それがいかに大変であるかが伝わってくるし、逆にリアリティを感じました。
熱いドラマに感動できる映画です。迷っている方は騙されたと思って観てみてください。カーレース映画の新たな秀作が誕生しました。
やっちゃえ!
日本とグランツーリスモ、カーレース、ソニーの評価爆上がりでは…
自分だけのラインを追え
ちょっと尺長いけど、加速していく鼓動…(特殊学校モノとしても)カーレース版"トップガン マーヴェリック"なるか!刺激的でスリリングなレースシーンは一見の価値あり!! 原作ゲームのファン・プレイターだけでなく、ヌーブ(初心者)でもアンダードッグ負け犬の物語が好きな人には勧めたい胸が高鳴るエキサイトな賜物!!!
IMAXの紹介映像にレースシーンあるのだからそりゃそうだハマるにキマってる。何千回と走ってきた。ゲームでだろ?ゲームじゃなくてレーシングシュミレーター。逃げるのは恥じゃない、シャンパンは表彰台だけ。音楽を聴いているところを話しかけられるくだり流れ、3回はあった。それだけ集中しているってこと。レース前のケニーGとエンヤ、そしてブラック・サバス。
パワフル!ダイナミック!ここにビギナーズラックは無い!!『第9地区』ニール・ブロムカンプ監督によるゲームらしさもリアルなレースらしさ、そして映画的演出が混在する見せ方は個人的に嫌いじゃなかったし、主人公のGTならぬBGバックグラウンド出自を語るうえで正しい手法。ちょっとコテコテしい感じにクセがあって好き。ということで書き出しの『トップガン マーヴェリック』と比較する自分の問いに答えるなら、"そもそも方向性が違う"!!
好きになっちゃうデヴィッド・ハーバー ✕ 主人公ヤンの夢追い人感に対を成すように所詮会社員役オーランド・ブルーム = 中堅スター2人の安定感ある絡みも楽しめる。キャスト順最後の"&"止めポジションなジャイモン・フンスーの父親役は安定。金持ち野郎もいて分かりやすいキャラ立ち。日産だからか、社内のオーリー後ろの画面とか一部除き"なんちゃって日本"は比較的鳴りを潜めていた印象。
P.S. "アイシールド21"小早川瀬那のように
"pretty damn good"
勝手に関連作品『ラッシュ/プライドと友情』『フォードvsフェラーリ』『トップガン マーヴェリック』『ロッキー』
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