新・大地震のレビュー・感想・評価
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M20なんてありえない
「ボルケーノ2023」の続編、火山学者のモーリーと家族の自然災害調査と救援を自主的に行うチームの活躍の物語、「ボルケーノ2023」は2022年にマウナロア火山が実際に噴火したことに便乗してアサイラムが撮った災害パニック映画、悪徳企業アークスター社が地熱発電に地中を掘削したことでマグマが活性化、モリーたちの活躍で溶岩の流出経路を計算し爆破して誘導路を作ることで市街地への溶岩の流入を食い止めることに成功、アークスター社のCEOグリフィンは改心したらしくモーリーたちを財政支援。今回はカルフォルニアでM20の巨大地震発生の危機、モーリーたちは地震予知、住民避難を政府に呼びかけるがグリフィン関与のモーリーたちを胡散臭く思い、耳を貸さないが危機は一刻一刻と迫る・・。それでもなんとか地中にたくさんの穴を掘り地震波を減衰させる策で、震度を下げることに成功。
大体、M20なんてありえない数字、恐竜絶滅の隕石衝突がM11、M12では地球が割れてしまうと言うのにM20なんて誇張しすぎ、未曽有の危機なのに対処するのは数人のモーリー博士の家族チームとリアリティには程遠いチープさがネックですがまあ、パニック映画としては結構ハラハラしながら鑑賞できました。
気候変動と地殻変動は全く違う。
いくつか出鱈目な事や誇張された事はあるが、地震が来ると言う事だけは正解である。
また『ディアブロ・キャニオン・パワー・プラント』が破壊されれば、ロサンゼルスは放射能で壊滅する。また、同じ理由で日本の原発はマグニチュードが6.0くらいでも津波があれば大変に危険になると予測されている。
せっかく、B級の低予算なら、災害のリアリティを映像でどれだけ表現している事にこだわるのではなく、一つのシチュエーションに絞って、そこからどうやって逃げ出すかと行ったテーマにすべきだと感じた。群像が助かるよりも個人が助かるで良いと思う。結末は兎も角、
アニメの『東京マグニチュード8.0』はおすすめ。
マグニチュード20.0って、仮にマグニチュード10.0のエネルギーの1兆倍のエネルギーになる。マグニチュードは指数。せめて、マグニチュード10.0位にしておけば、気楽に見られたのにと感じる。結論、断層に核兵器を使えと言っている。大変な間違いである。
好きじゃない
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